ジブチで最大の観光地でもあるアッサル湖へ行ってきました。
前日に市内の運転手にUS$100で予約していましたが当日来ませんでした。
ホテルのガードマンに3~4度電話して貰いましたが、今すぐ来ると言いつつ、蕎麦屋の出前となって約30分待っても来ませんでした。
結局、ホテル前に屯している運転手は胴元が居てヤクザのような感じなので少し市内の方に歩いて行って別のタクシ運転手と交渉し、結局、ここからアッサル湖往復、時間を置いて、ホテルから空港まで送ってもらう契約をしました。
時間的に交渉ぎりぎりとなったので已む無くUS$150でした。
市外に出ると砂漠に近い荒涼とした景色が続き、噴火による溶岩の小高い山が続きます。木々は高温、乾燥に強いもので殆ど同種類でした。
道路は比較的良く、エチオピアへ続く道路は引っ切り無しに特大車が列を作っていました。
アッサル湖は-155mのレベル(アフリカで最も低く、世界で3番目に低い位置)にありますが、死海に比べるとレベルも高いのですが、その低さは全く感じませんでした。
また、この湖は塩分濃度が34.8%で世界で最も塩分濃度の濃い湖として知られていて、湖底では約39%にもなるそうです。
車は、湾とアッサル湖が見える位置まで来てもその差を感じることがありませんでした。
ここで荒涼とした景色から突然の濃青とその向こうに白い塩の海岸が見えてきます。
アッサル湖に着くと、小川が湖に流れ落ちてきていて、その源流に行くと、約80℃の塩を含んだ熱湯に近い湯が流れていました。
アッサル湖には塩の結晶が一面に覆いつくされていて種々の形を形成しています。
近くで見る湖は、濃青~エメラルド色~薄いエメラルド色~白色と変化する景色はかってみたことの無い湖でした。
塩の結晶は地元の人が売っていましたので形の良い水晶の結晶のようなものや、球状のものを買いました。おまけとして、ビーズ程度の小さな結晶を数十個貰いました。
この結晶を空気中に放置して置くと、数日で水分が流出してきましたが、結晶はどのように変化するのでしょうか?(ビーズ程度の結晶は密閉した透明の容器に入れていますが全く変化がありません。)
私達には、人気のあるウユニ湖とは比べることが出来ませんが、ウユニ湖へ行かれた方、是非、アッサル湖へも行ってみて下さい。
ジブチ市は、ソマリア国境から僅か10km程度の近距離にあって、日本の自衛隊の海賊護衛用の艦船が入港していてここでは日本人も多く見かけました。