レポート

ブラジル旅行・備忘録: 国内線&国際線の手配編

公開日 : 2009年08月03日
最終更新 :

時期:2009年7月半ば〜
期間:現地13泊
ルート:リオ→ベロ・オリゾンチ→サン・ルイス→ブジオス→リオ

今回の旅行は「のんびりバカンス」だったので、あまり皆さんのお役に立たないかもしれないですが、
この掲示板の情報には大変お世話になったので、一応シェアさせていただきますね。

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【1】国内線&国際線チケット手配
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ブラジルの国際線、国内線共にOrbitzやExpediaといった格安航空券サイトが大活躍でした。
・早めに検索すると、かなりお手頃のものがある
・エージェントを介さずその場で空席状況の確認・予約が可能
・購入後は座席表を見ながら席を指定できる(一応「確定」ではないのですが、今回は全てリクエスト通りでした)
といった点が、魅力でした。

【成田・リオデジャネイロ間】
手配先:Orbitz.com
ルート:アトランタ経由、ノースウェスト&デルタ利用
コスト:US$66.00 (税込みUS$325くらい)

冗談のような値段でしたが、れっきとした(?)格安航空券です。
7月半ばの出発で、予約したのはゴールデンウィークが明けてすぐです。
予約した1週間後にはもう$1000台に跳ね上がっていたので、
余裕を持って前々から日程を決める事ができる場合は、
2ヶ月半ほど前からチケットを探しておくといい事があるかもしれません。

航空券によっては、ペナルティを払って日程変更できる場合もあります。

【国内線】
手配先:Expedia.com
ルート:3つの片道路線 リオ→ベロオリゾンチ ベロ→サンルイス サンルイス→リオ(全てTAM)
コスト:US$720 (出発の1ヶ月前に手配)

エアパス利用、TAMやGOL航空から直接予約、格安サイトからの予約と3通りで検討しました。
このルートだとエアパスでは元が取れず、一番安かったのがExpediaやOrbitz(検索時にmultiple cityで設定しないと高くなります)でした。

ブラジルの国内線は日にちが近くなればなるほど値上がりしていくそうなので、
早めに探せば航空会社から直接予約の方が安くなると思います。
出発の1ヶ月前に、片道路線ばかりで手配していた私の場合では、直接予約の方が割高でした。

*TAMやGOLについて*
両社とも、ブラジル在住者でなければチケットを取れないという話を聞きますが、私の友人はAMEXを使って普通に日本からTAMの国内線チケットを航空会社から直接取っていました。ただ、南米専門の旅行会社さんからは、カードの決済がうまくいかない場合もあると聞きました。(真偽のほどは定かではないですが。)私が試した時は、GOLでは買えたものの(実際には購入しませんでしたが)、TAMでは決済画面ロード時に毎回エラーが出てしまい、つながりませんでした。

*旅行代理店について*
今回、エアパスの勝手が全くわからなかったので、旅行代理店にも見積もりを頼みました。
ウニベルツールとメルカードツアーの方々はとても迅速・丁寧に対応していただき、好印象でした。
南米パックブラジル旅行者(www.brasil.co.jp)は在日ブラジル人もよく利用すると聞いていたのですが、返信ナシでした。エアパスは、仕組みや予約方法が複雑なので、是非代理店に相談してみるとよいと思います。

ブラジル国内線の場合、航空会社から代理店へのキックバックがないそうで、代理店は航空会社が提示する価格にエージェントフィーを上乗せするしかないそうです(代理店談)。エアパスを利用しない移動であれば、言葉の問題がない限り、自力手配が一番安く済むようです。

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6件のコメント

  • ブラジル旅行・備忘録【5】リオ・デ・ジャネイロ

    リオについては既に大勢の方が言及され、特に目新しい事をしたわけではないので、簡単なメモ書きで。

    *Pao de Azucarのロープウェイ料金が往復R$44に値上がりしていました。
    (既出でしょうか?「歩き方」にはR$30とあったのですが・・)
    晴れていたからよかったけど、霞がかっているようであれば、価値ないかも?

    *ユースではなくホテル滞在でOKという方、イパネマにあるPromenade Viscontiはオススメです。
    今回はホテルからの直接予約が一番安く、1晩税込みでダブルがR$147でした。
    REALバスは目の前に停まるし、バス通りにもイパネマ海岸にも徒歩2、3分、
    比較的治安がよく、バス通り方面からホテルに向かって1、2ブロック歩く分には
    深夜2、3時でも(複数人であれば)歩いて帰ってこられます。
    (深夜遅くまで賑わっているバーやレストランが多いため)
    部屋は広くて綺麗で、ベッドの寝心地もよかったです。
    バスタブはないけれど、熱くて勢いのいいシャワー完備。

    *レブロン・イパネマ地区にある人気クラブはボッタクリもいいところです。
    Meltでは男性の入場料がR$50、Baronettiに至ってはR$75も取られていました。
    ドリンクは別料金です。ありえない!!女性はその半額くらい。
    景気よくシャンパンをポンポン空けるグループも幾つかあり、
    (ちなみにお寿司が振る舞われてました・・笑)
    ブラジルの貧富の差をまざまざと見せつけられた気分でした。

    長文レポート、お付き合いいただきありがとうございました!

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    おかえりなさい

    サムソナイ子さん おかえりなさい!

    レンソイスは本当に残念でしたね、見知らぬ土地でさぞ心細かったかと思います
    でも旅行の後半は楽しく過ごせたようですので、レポートを読んでいて ほっとしました

    白い砂丘と、青い湖を訪問できる機会が再度訪れることを祈ります!

    ブラジルのお寿司召し上がりましたか?
    サイズ ネタとも豪快で おおらか?で(笑)
    日本のこじんまりした寿司を見るたびに、思い出します



  • ブラジル旅行・備忘録【4】ブジオス Buzios

    ブジオスはリオから北東へ車で2時間ほどいったところにある、こじんまりとしたビーチリゾートです。
    複雑な地形の半島(?)で、23の海岸があります。
    ブラジルやアルゼンチンの観光客に大人気で、リオのジモティもよく遊びにくるそうです。
    国内の富裕層の集まるところなので物価は高め。(リオの観光地と同じかちょっと安めくらい)

    ブジオスの最大の魅力は美しいビーチ(イパネマよりずっと綺麗!)と治安。
    イパネマやコパカバーナが湘南海岸だとしたら、ブジオスは沖縄といったところでしょうか。
    (人混み、リゾート感、リラックス度など。)
    夜は朝の3時・4時でも安心して歩けます(といっても一人では歩きませんけどね〜)。

    メインストリートでは毎晩、様々なバーで音楽の生ライブが繰り広げられ、とてもよい雰囲気です。

    ブラジルのビーチでのんびりしたいという方には、リオからもアクセスしやすいので是非オススメです!
    宿泊費はリオよりずっと安いです。

    リオからのアクセスは、ホテルを通じてアレンジするバス(往復R$140)の他に、
    Cabo Frioまで長距離バスを使い、Cabo FrioからBuziosまでローカルバス/タクシーという方法も。

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  • ブラジル旅行・備忘録【3】サンルイス/レンソイス

    とーーーーっても楽しみにしていたレンソイスだったのですが・・。
    余裕をもって3泊にしたのですが・・・。

    同行人共々、酷い風邪にかかり、遠路はるばるサンルイスまで行って、
    ひたすらホテルで寝込んでおりました。。。。トホホ
    いろいろと下調べして意気込んでいたにも関わらず、空しかったです。。

    今回の旅ではレンソイスとは本当にご縁がなかったようで。
    サンルイス→フォルタレーザ便で上空からレンソイスが見えるように窓側のA席を予約していたのですが、
    当日の航路ではA席からは砂丘の端と大西洋しか見えず、
    ラゴーアが見えたのはF席(&操縦席)だったのでした・・・。

    サンルイスでの唯一のハイライトは、ブラジルの人気バンド(らしい)の
    NX Zeroというグループと雨宿り先のホテルで遭遇した事くらい。。
    とても気さくで飾らない人たちでした。

    ++レンソイスへのツアー手配++

    渡航前は、初ブラジルという事もあり、またレンソイスでは
    「絶対にLagoa Bonitaから夕日を見たい」という希望があった事もあり、
    こちらの掲示板でアドバイスをもらいながら事前に手配しようと躍起になっていました。

    Ecodunas Turismo ( ecodunas_turismo@hotmail.com )
    Santos Turismo ( santosturismo_barr@hotmail.com )
    の2社に見積もりを頼んだところ、Santosの方は音沙汰ナシでしたがEcodunasは親切に対応してくれました。
    英語も結構できてコミュニケーションは取りやすく、細かい要望にも応じてくれたのですが、
    肝心なところで返信が遅かったり適当だったりしたので、
    現地手配でもいいかな〜と考え直し、結局事前手配はしませんでした。

    レンソイスへは結局行けずじまいでしたが、現地手配でも十二分事足りたと思います。

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    09/08/03 21:51

    お帰りなさい。

    サムソナイ子さん、もう旅の疲れは取れましたか。

    南米から帰ってくると3日間ぐらい爆睡したいほど疲れきってしまっています。

    レンソイス、どうなったかな~と気になってました。

    楽しみは後に延す方が喜びが倍増します。

    レンソイスは次のブラジル訪問の時に是非どうぞ。

    もう風邪は大丈夫ですか。

    お大事になさって下さいね。



  • ブラジル旅行・備忘録【2】オーロ・プレット

    以前のミナス・ジェライス州の州都(今はベロ)。
    街の名の通りかつてはブラジルのゴールドラッシュの中心地、
    今も現役鉱山(金だけでなく様々な鉱石)を多数抱える、山々の中腹にある街です。

    小さな石畳の道沿いに教会や店舗・住居が昔のまま建ち並び、中世のヨーロッパにタイムスリップしたよう。
    街のどこをとっても絵になる街で、散策のしがいがあります。(他の都市に比べると)治安もとても良さそう。
    私たちは日帰りでしたが、一泊できればよかったなと思います。
    街の中心部から20分ほど車でいくと、昔の金鉱山跡に入る事ができる施設もあります。
    (南アフリカ・キンバリーにあるデビアス鉱山のような感じ。)
    「安全装置のついていないインディアナ・ジョーンズ」のような乗り物で地下深くに下りていくのはスリル満点!

    オーロ・プレットは大学の街でもあり、街中にはRepublicoと呼ばれる寄宿ハウスが多数あり、
    ホステルのように旅行者が格安で滞在する事も可能です。
    たっくさんあるので、当日「泊めてくれない?」と掛け合えばきっと大丈夫。
    男女別で、アメリカのfraternity club / sorority clubのようなノリです。
    Republicoに入るための"試験”もおちゃらけたものばかりなんだとか。
    (旅行者向けにはco-edもあり。)

    私たちが訪れたの男性用Republicoのお兄ちゃんたちは気のいい人ばかりで、
    カシャーサの回し飲みが始まったり、ムーンウォーク大会が始まったり、
    かなりローカルで楽しい一時を味わえます。

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    Ouro Preto/とても懐かしく思い出しました。

    わたしも好きです、オウロ・プレット(OURO PRETO)

    何年も前の事ですが、レポートを読んでいて、とても懐かしく思い出しました。
    探していたら、自分が撮った写真も出てきました。
    よかったら、見てください。こんな感じの町並みでしょ。
    http://redloop.blog.ocn.ne.jp/photos/uncategorized/9b11.jpg

  • ブラジル旅行・備忘録【1】ベロ・オリゾンチ

    アトランタからリオのガレオン空港入りした後、REALバスでサントス・デュモン空港に移動してベロ・オリゾンチへ。
    「万人の鉱山」を意味するミナス・ジェライス州の名の通り、様々な鉱石・宝石の発掘後は上空からも拝めます。

    ++ サッカー観戦 ++
    到着したその日の夜は、南米サッカー・Copa Libertadoresの最終戦!
    ベロ・オリゾンチのホームチームの一つであるCruzeiro対アルゼンチンのEstudiantes戦。
    リオからベロに向かう飛行機にはEstudiantesファンが大勢乗り合わせ、搭乗前に歌を歌ったりと大賑わいでした。

    何とかチケットを入手し、アドバイス通りかなり早く会場に向かうと、スタジアムの周りは人・人・人。
    スタジアム内は禁酒なので、皆早くから駆けつけ、駐車場でお花見よろしくビールを持ち込み酒盛り中。
    中にはバーベキューしている人達や、超大型サウンドシステムをトランクに積んでノリノリのグループも。
    キックオフも22時からと、とてもブラジル的。
    スタジアムの中も外も、そこら中に警察が警戒していたのは言うまでもありません。

    今回のような最終戦の観戦は危険だと注意を受けていたのですが(残念ながらCruzeiroは負け・・)、
    人混みに沿って行動している分には至って平和的でした。
    暴動やケンカもなく、羽目を外した男の子が一人逮捕されるくらいしか目撃せず。
    といっても、ブラジル人でも女子トイレには必ず男子が付き添うところは他国と違いますが。。

    ++ベロオリゾンチ++
    サンパウロ、リオに続く大都市なのだそうです。リオのように起伏の激しい街でした。
    今回はベロ在住の友人がいたためベロまで足を伸ばした次第で、
    そうでもなければまず来ようとは思いませんでしたが、なかなかどうして、よかったです。
    とにかく人が親切で優しいし、すぐに打ち解けて仲間に入れようとしてくれる。

    ベロから車・バスで1時間強のオーロ・プレットも素晴らしいし、その他、身近な自然が豊富です。
    天然の滝壺で泳いだり、小高い丘の上から雄大な自然を眺めたり、赤土の鉱石丘が続いたり。

    ナイトライフも曜日に関わらず盛んで、いい雰囲気のライブバーも豊富。
    料金はリオよりずっと安い。(リオの人気クラブはボッタクリ!)

    日程に余裕がある方は、是非訪れてみてください!

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  • ブラジル旅行:備忘録 両替情報編

    1ドル94〜95円の円高時の旅行です。

    【US$】
    ・US$が一番確実、両替しているところではどこでもOKでした。
    ・ベストレートは街中の旅行代理店(ただしリオ、ブジオスといった大手観光地にしかない)でした。
    銀行レートが1ドル当たり1.85レアルくらいだった中、代理店では1.91出すところが幾つかあり。

    【日本円】
    ・使い勝手悪し!!
    ・リオでさえも、コパカバーナ&セントロの一部両替商でしか両替できず、レートも悪かったです。
    (1円当たり0.015レアル、中には0.010のところも。金融相場が0.019の時に、です。)
    ・リオのシティバンクでさえもダメでした。
    ・意外にベロオリゾンチの銀行のレートが一番マトモでした。

    【クレジットカード】
    ・US$を現金で持っていない私たちには(日本で円からドルに両替)、クレジットカードが一番お得でした。
    ・カードで購入する場合は、当日の為替レートに則って計算されるので、現金両替のようにドルより円の方が損という状況が発生しない。
    ・カードでキャッシングする場合も同様。
    ・ただし、キャッシングする場合は手数料としてR$8.00かかる。
    ・シティバンクのATMはレートが悪く、街中にある、特定の銀行に属さない一般的なATMが一番よかった

    【その他】
    ・空港等にあるTravelexは一番レートが悪いので、その後両替可能な都市に滞在するのであれば、
    必要最低限だけ両替して後は街中でレートを比較検討して両替する事をお勧めします。

    ・両替する際には手数料(金額の4%だったかな?)がかかる。ただし、旅行代理店では手数料を取らないところもあり。

    円/レアルのレートの悪さ、円→ドルに両替するコストを考えると、カードからのキャッシングが一番お得でした。
    行程の前半に大都市や大きな観光地(イグアス、ブジオス、サルバドール等)に行く予定のある方で、
    手持ちのUS$現金のない方にはオススメです!

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