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面白本「ローマの平日」

公開日 : 2008年08月22日
最終更新 :

「ローマの平日」岩田 砂和子(著) 自由国民社
という本を読みました。
抱腹絶倒のエッセー集です。素顔のイタリアを垣間見ることができます。
イタリアに行った方にも、これから行く方にも
おすすめです(特に30代の女性)。
(思わず読んでいて噴き出してしまうほど、テンポのよい文章で、どちらかというと内容は軽めのコミカルな本です)


10月3日から、今回はローマ、フィレンツエ、シエナ等々を
回る予定なのですが、
旅行に行く前に少しでも現地の情報や歴史・文化を頭に入れておきたくて、今、色々イタリア関連の本を探して読んでいます。

エッセーや歴史もの等ジャンルは問いません
(塩野七生さんの本は大抵読み終えました。)ので、
おすすめの本があったら是非教えていただければ幸いです。


岩田さんのブログ:http://heijitsu.exblog.jp/

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5件のコメント

  • メディチ家について

    読みやすく、メディチ家などについて書いてあるのなら、
    河出書房新社のふくろうの本というシリーズに「図説 メディチ家~
    古都フィレンツェの栄光と王朝」という、絵や写真で解説された本が
    あります。絵とか写真がきれいではあります。ネットでも買えるはずです。

    もう少し詳しいのなら、中田耕治著、講談社学術文庫で「メディチ家の人びと~ルネサンスの栄光と退廃」という本もおもしろいです。

    もう一冊、森田義之著 講談社現代新書「メディチ家」というのも読みやすいし、詳しいですよ。

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    Re: メディチ家について

    こんばんは。返事遅くなってごめんなさい。
    (あっという間に月末ですね。最近、読書漬けなので、楽しく寝不足?しています。)

    そうですね、メディチ家も譲れない一大テーマですよね!
    簡単に調べてみても、コジモ・デ・メディチ、ロレンツオ・デ・メディチ、フェルディナンド1世等は特に要チェックですね。

    読後、重要部分は縮小コピーして
    旅先に持参しようと思います。

    ご親切にありがとうございます。
    また別テーマで質問した際には、いろいろ教えてください。




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  • 興味津津。

    みなさん、こんばんは。
    丁寧&親切なコメント、本当にありがとうございます。

    人ぞれぞれ、好みの違いはあるのでしょうが、
    私はイタリア2回目の初心者なので、
    どんな情報でも宝物です。
    こころより感謝します。

    「宮下孝晴の徹底イタリア美術案内」
    値段高そうなので、図書館のオンライン検索したらヒットしました。
    5冊もあるんですね。ほお~~。すごい!
    これは内容が濃くて重そうだし、思ったより時間かかりそう・・。
    早目に聞いておいて良かった。早速借りてこようと思います。

    グラツィアさんの指南通り、
    コピーして持参するのもいいですね。

    イタリアの教会や美術館て、似たようなテーマを色んなアーティストが各々のタッチで競演している作品が多かったりするので、
    エピソードを知らないと、
    「なんだ、また聖母子じゃーん」などと、歩き疲れもあってか
    通り過ぎることがままあります(去年のわたしです・・・)

    作者の生い立ち、背景や作品のエピソードを知っていると
    とても親近感が湧くし、その作品を通して作者と対話ができるようになれるような気がします。

    あー、それより、おなかすいた。

    amoromaさんは、明日からローマですね!
    いいな、いいな!
    帰国したら、美味しいレストラン教えてくださいね!

    お体に気をつけて
    めいっぱい楽しんで来てくださいね!!!

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  • それです、それ!

    こんにちは。
    お二人とも有益な情報ありがとうございます。
    まさに、それです、それ!
    漠然と探していた、まさに「出会いを待っていた本」ですね!
    アマゾンでチェックして、早速取り寄せました。

    それにしても、イタリアを題材にした作品て、
    尽きないものですねー。
    日本訳版が出ていない傑作も勿論沢山あるんですね。

    それだけ文化が多岐にわたっていて、それぞれのジャンルの奥が深いという証でもあるのでしょうね。

    「トスカーナの休日」も観てみます。
    (以前、オーストリアに行く前に「サウンド・オブ・ミュージック」を観て、とてもヒントになりました。実際に映画の舞台になった場所を訪れましたよ。映像だと、理解が早いし、イメージが掴みやすいですものね)

    まさにどんぴしゃ、ストライク!な情報をありがとうございます。

    ああー、早く行きた~い・・。

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    退会ユーザ @*******
    08/08/23 20:58

    美術がお好きなら

    『宮下孝晴の徹底イタリア美術案内』のシリーズがあります。
    高いのでわたしは買ってませんが、
    確かグラツィアさんが勧めてらしたので記憶にあります。
    美術出版社の本のようです。

    あと特にお勧めするわけではないのですが
    ダン・ブラウンの『天使と悪魔』はローマが舞台です。
    いかにもアメリカ人の小説、という感じがあって
    今ひとつ好きではないのですが
    これを使ってローマ巡りする人たちもいるみたいです。


  • 退会ユーザ @*******
    08/08/23 09:12

    サン・ピエトロが立つかぎり

    ちょっと古い本なので手に入りづらいかもしれませんが
    石鍋真澄『サン・ピエトロが立つかぎり』というのを
    数年前にローマに行く直前に求めました。
    発行元は吉川弘文館。

    題名からはキリスト教ローマについての本だと思われるかもしれませんが
    必ずしもそればかりではなく、古代ローマについても
    かなりの記述が割かれています。

    面白いと思ったのは、建築的というか、
    構造的、美術的観点から見ていることです。
    著者が美術史家だからかもしれません。

    須賀敦子の著作もイタリアを舞台にしていることが多いのですが
    小説ともエッセイともつかない、独特の作品ですね。
    実際には小説なのだろうと思いますが。

    あとチェーザレ・マルキの『大いなる罪人、大いなる聖堂』というのが
    イタリアだけでなく、ヨーロッパの15の大聖堂とそれにまつわる逸話で
    かなり面白いと思うんですが、残念ながら日本語訳がないみたいです。
    誰か訳さないかな。

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  • 08/08/22 22:43

    Re: 面白本「ローマの平日」

    「ローマの平日」面白そうですね。是非読んでみたいと思います。
    私のお勧め本は小説家の坂東眞砂子さんがイタリアに遊学していた頃に書かれたエッセイ「ラ・ヴィタ・イタリアーナ」という本です。
    歴史というよりは現代イタリアのお話ですが、文章表現がとても上手で引き込まれました。
    特にドロミテ渓谷付近の話は良かったです。
    maison-rouge は映画は見られませんか?
    先日BSでも放映していたイタリアが舞台の「トスカーナの休日」も私はとても好きなんですが、よかったらご覧になってみてください。

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