何度か新白雲空港の便利の悪さというのがトピに上がっていましたが、私も数年前に行ったときは、両替所はない、ATMは農業銀行の銀聯ATMのみで、「お前らは「国際」の意味をわかっとんのか!」という感じでいい印象を持っていませんでした。
ところが今回は・・・・14時前に着いたのですが、まずイミグレの直後に工商銀行が両替窓口を開いている上、到着ロビーにはATMのオンパレード・・・シティバンク、HSBC、ハンセン、スタンダードチャータードの外資四行のATMが並んでいます。これらの銀行に中国人が口座を持っている割合は極めて少ないので、明らかに「外国人用」のATMです。これなら問題はありません。
今回、空港の税関でひっかかり、ひょっとすると別室・・・になりかかりました。ご存知のとおり中国の税関はものものしいX線装置があるものの、それを使っている形跡がなく、横を素通りするのが「普通」なのですが、今日は全ての荷物を(申告、無申告にかかわらず)通せと指示されました。
パンフやガイドを数冊持っていたのが、引っかかったのでしょう。荷物を全部開けろといわれ、女性の係官がガイドブックを一冊ずつ見だしました。たまたま彼女が興味を持ったのがマカオのツーリストインフォメーション発行の「マカオの観光地図」と「歩く香港」のガイドブック。ところが実は一冊だけ、中国政府の方針に根本から挑戦するような(?)やばい本を持っていたのですが(日本語の本ですが、漢字を見れば分かるかな。という程度)、紀伊国屋のブックカバーをかけていたせいもあって、ぱらぱらめくって終了。ああいうどきどきは本当に久しぶり(?)ですね。もちろん、本当にいけないものかどうかは、分かりません。念のため。・・・私の前の日本人客は週刊誌を二冊没収されていました。
市内行きのバスの4元というのは、空港バスは世界的にもぼったくる中、小一時間乗るのにこの値段を維持しているのは良心的。しかも中国なのに・・・。広州東駅直行バスを探したのですが、見当たらず。ただ、国内線ターミナルには広州東という看板があったので、どこか、あるはずですね。
高速を降りたら大渋滞。広州站行きに乗ったのですが、途中の最寄地下鉄駅で降りたほうがいいですね。もうすぐ地下鉄自体が空港に乗り入れる。となっていますが・・・・。