夏にナポリに行こうと思ったのですが、気になったのがゴミ事情です。 現在の状態をご存じの方いらっしゃいましたら、お教えください。 また、観光客がよく行くところの状況はいかがでしょうか。 解決の見通しは立っているのでしょうか。 よろしくお願いします。
Re: ナポリのゴミの状況について 六月末現在、スパッカ(下町)、ヴォメロ(山手)、ヴィラ・コムナーレ(西の海岸)などの主要観光地域では、分別収集が徹底され、ほぼゴミ問題は解消しています。観光にはまったく支障ありません。この南の街が臭うのは、二千年来のことです。驚く話ではありません。 それ以外の地区(中央駅の北、ウンベルト大通りの南、山下のスペイン地区、等)では、まだ残っているところもありますが、やはりもう大騒ぎするほどではありません。そもそも、これらの地区には治安に問題があり、近づかない方がよいでしょう。 五月末に、郊外のゴミ建設場予定地区で千人規模の住民暴動が起こっていますが、不満の元凶はむしろ貧富格差で、いま、駅周辺がつねに警察の厳戒態勢にあります。というのも、四月末に暴動があったミラノと同様、繊維関連の中国系移民が、この地区に大量流入して勢力を拡大しており、従来の住民と大きな軋轢を生じているからです。 はっきり日本人とわかれば、街の人は、みなとても好意的です。しかし、アリバス(空港バス)以外のバス(1番線など)では、日本人だけがしつこくスリにつきまとわれます。ナポリは、何事も、そういう両極端な街です。人も車も家も乱雑にごったがえす、その無秩序な活気を楽しみに行かれてはいかがですか。 それより、今年は猛暑ですから、水をつねに持ち歩きましょう。長い昼休みには買うところも無くなります。
オススメしません。 ナポリに住んでるものですが、解決どころか最近は海岸沿いの高級ホテルが立ち並ぶ通りにもゴミの山が見られ(以前は観光にカンケイない郊外の町とかがゴミ問題の中心でしたけど)、見通しは暗い感じです。 視覚的にはもちろんですが、この暑さで病気が蔓延しないか心配するほどの悲しい状況です。 時々、一気に全部持ってったりするので、運が良ければゴミを見ずにナポリ観光ができるかもしれませんけど、確率はとても低そうです・・。
ありがとうございます 早速のレスありがとうございます。 やはり、そうですか。 今回は最小限の滞在にするしかないようです。
1カ月前は、こんな感じ。 先月、3年ぶりにイタリア小旅行に出かけました。 私たち、日本人の感覚からすると日本での報道は概ね正しいと思い ますが(清潔感)。 現在イタリアの中で、一番汚い都市はナポリであり、州はカンパー ニャでしょう。 新政権が発足し、外圧に押されて手をつけ始めようとしている感じ だったと思います。 それ以前は、ゴミの山、満杯の埋立地、焼却場の停止、焼却場の受け 入れ反対、イタリア国外運送、EU圏外運送、揚句に燃やしたり、な どなど。 自分らが出したゴミなのに、空気が汚れるなど理由で焼却場近くの 住民がごみ焼却に反対していたようです。 さて、私が行った時は、 スゴイ、ゴミの山。しかも駅の近くに何で...?笑ってしまいま す。(Aversa) 元上司に聞くと、以前よりもこれでも?かなり改善された、とか。 Napoliでは、お店や広場から少し離れた路地裏にも、ゴミの山。 (Pompei ここは特になし、きれいかな。だたFS鉄道に乗っている時、車窓 から海岸沿いにゴミの山がちらほら見えます。) 翌日Costiera Amlfiへ行ってみると、 Sorrento、とてもきれいです。 SorrentoからバスでVesuvio鉄道沿いに少し進むと、ゴミの小山がち らほら見えます。 その後、Positano, Amlfi, Salernoの方へ行くと、とてもきれいです。 ごくごく普通のイタリアの様子です。 ナポリの近くはそんなに時間を割く必要はない、とおっしゃってい る方も中にはおりますが、私自身、イタリアの街(小都市)にとて も魅力を感じています。(Napoliを敬遠する人もいるし...) JORGEさまが述べているように、観光局がいくら頑張っても、観 光客は訪れてみよう、という気持ちにならないかもしれません。あの 状況はとても良くなったと言えませんから。 Buon viaggio!
このままだと「ゴミを見て死ね」 このままだと「ナポリを見て死ね」じゃなくって 「ゴミを見て死ね」になってしまいそうですね。
完全解決には至っていないようです 昨日のCorriere della Sera にも、 Napoli: proteste rifiutiという内容の記事が出ていました。 そもそも、ゴミ処分場(埋め立て地?)が満杯になったことで、 それは北部からの不法投棄が大きく貢献?している。このビジネス に関与したのがマフィア(これはシチリアの組織なので正確では ないのですが)だと理解しています。 ゴミ処分場もないし、犯罪組織は一朝一夕ににはなくならないので、 根本的解決は難しいでしょうね。綺麗になったとしても、居間のゴミを 別の部屋か物置に移し替えたようなものでしょう。 ナポリを含む、南はゴミ対策でも遅れていて、真夏にゴミ収集が来ない など、これまでも問題を抱えていたようです。 イタリア南部では、犯罪組織が社会に深く根を張っていて、ゴミ関連 の事業も彼らに握られているようです。ベルルスコーニがこの春任命 した美女閣僚の一人がその担当のはずですから、何らかの対策がなさ れる(ている)はずですが、やはり日本同様に問題の多い国です。 ゴミ問題では明日は我が身の我が国です。 観光客は激減していると思います。
