中国の地震のニュースを見て(読んで)いて思いました。
普通の民家ではありません。大都市の近代的なビジネスビルでのこと。
映像も報道も、ビルから逃げ出すものばかり。
北京でも上海でも、バンコクでも逃げ出したそうです。
確かに日本人からみれば、「地震がきたら崩れそうだな」というような
建設途中のビルばかりが海外では見られます。香港なんか竹ですし。
地震を想定していないので、倒壊が頭に浮かぶのか。
日本人としては、ビルの中のほうが安全と思います。外はガラスが
降ってくるかも知れないし。小学校では机の下にということをまず
最初に教わったし。ちなみに、小学生か中学生の時に、かなり大きな
地震があり、その時授業していた先生が自分だけ逃げて、生徒は机の
下に残ったとか。同級生から聞きました。それ以来権威失墜でしょう
ね。
海外での大地震は台北で建築中の101からクレーンが落ちたとき。
たまたま、できたばかりの巨大ショッピングセンターに居ました。
例のエスカレーターのある階から降りて、地下でかき氷を食べて
いました。その時。一斉に悲鳴が上がり、客は出口に殺到。我々は、
「かなり大きいね、そろそろテーブルの下に潜ろうか」ということで、
潜りました。気がつけば誰も居ません。どうせ、外には出られないだ
ろうからと、残りのかき氷を食べ、「営業再開したらあれも食べよう」
と暢気に構えていました。大地震という感じでもないし。しかし、
ガスが使えないということで、フードコートは休業。仕方なく外に
出ました。地下鉄は運休。繁華街のビルはよく見れば結構古く、壁が
剥がれ、道に散乱していてとても危険。あれの直撃を受ければ命はな
い。大地震でした。
震度4程程度ならば、ああ揺れているね、くらいにしか思わない人間
と、その揺れは人生最大のものであろう人との違いかな?
実際、海外で地震にあったらどうすれば良いのか。真面目に考えねば
ならない課題だと思いました。
地震がほとんどない地域では家の造りが簡単なのでビルも倒壊すると
考え、ガラスや壁が降ってきて当たる確率よりも生き埋めになる確率
の方が高いと見て行動すべきなのか。
やはり、海外にはイソジン持参かな。とか。イソジンは最後の手段
で雨水程度なら殺菌して飲めるらしいのですが。