先進国ではあり得ない 個人のラップトップに関税が掛けられたという話は聞いたことがない。 確かに10台くらいの新品のラップトップを持ち込めば、当然売買目的 で引っ掛かりますが、今どき誰でも持っていて、日本人以外には仕事の 必需品(海外ラウンジで宴会している日本人の横で、欧米人は必死に キーボードを叩いているし、持っていても日本人の多くは機内でゲー ムしているとか)です。 恐らく、マックのノートが一台50万円以上しても半年以上待たされた とか、IBM互換機ですら最低でも20万円で、メモリー増設もその半分 くらい掛かる時代を想定していたのでしょう。実際、日本未発売で、 しかも本体およびメモリーも海外価格差で「割安」だったラップトッ プを担いで米国から帰国したことがあります。 ですから一応該当品として載せられている場合もあるでしょうが、 そのような時でも適応はありません。 ただし、欧州はラップトップに対する検査は厳しい。特にドイツと英国 です。間違いなく、出して動作確認をさせられます。とは言うものの、 私自身は一度も引っ掛かったことがないのです。ロンドンでも搭乗締め 切りぎりぎりで、皆いらいらしていても、前の英国人にーちゃんは、 HP(日本人にしか通じないホームページではありません)のでかい の動作確認後、別室に連れて行かれました。後ろの私は何もなし。 実はHPのPCの1/4態度の大きさで、それでも二台です。PCと見てくれ ないのでしょうね。国内線でも同じで、むしろケーブルが引っ掛かり ます。 昔の、DOSの上に衣を着ていた時代とか、無理して動かしていたWin2000 の機種では起動に時間が掛かり、検査員に、「済みませんねえ、遅くて」 (日本語および現地語)ととぼ~と画面を眺めながら時間を潰したもの です。 ドイツの大都市は検査が厳しいのは確かです。しかも、日本のように 「ごねる」という手段が全く使えないので。