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私のお墓のお金を恵まれない国の子供たちに使いたいのです。

公開日 : 2008年02月07日
最終更新 :

前々から外国に行くたびに考えていました。
私の墓標は外国のどこかの国の学校や児童施設でいいと。
最近流行の歌の歌詞ではありませんが、前々からそう考えていました。
ただ現実においてまだ世界の国の中でどこに決めるべきかまだ決めていません。
日本の国の中ではたいした金額ではないかも分りませんが、約100万程度の私の墓標を恵まれない国の子供たちのために、学校等に使いたいのです。
ご紹介いただいたNPO等が信じられないわけではないですが、私もその村なり場所を確認して直接渡したいという思いはあります。
2人の子供と妻はほぼ理解してくれています。
どなたか適切な村や町またはNPO等ご存知ないでしょうか?
前回番犬の件で痛い目にあっていますので、是非真摯なご意見をお持ちの方だけにお願いします。

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10件のコメント

  • 08/02/10 08:56

    Re: 私のお墓のお金を恵まれない国の子供たちに使いたいのです。

    私が事情を知っているベトナムのことを敷衍しての話ですが、
    1つの問題は、日本においてもそうですが、学校を建てるには許認可が必要で、これには役人への付け届けが必要ということです。「悲惨な境遇にある子どもたちのために」といった善意など、まるで通用しない人たちが多くいて、NGOがどんなに立派でも、拘らざるを得ない相手方がおかしければおかしなことが必要になることもあるでしょう。資金の一部が目的を果たせればいいというぐらいの気持ちが必要かもしれません。

    もう1つの問題は、ほんとうに足りないのは学校の「箱」ではなく、その中身(教育或いは先生)であるということです。例えば、貧しい国として取り上げられることが多いカンボジアでは、小学校の中退が多いと聞いています。理由は、家が貧しいから。貧しいから子どもも働かなくてはならない、というばかりではなく、先生への付け届けができないからだそうです。ベトナムではもっと巧妙な手口で同種のことをしています。最低限のモラルが保てないとなれば、教育の質もどの程度のものであるか想像するのは容易です(尤も、識字人口の向上を目的にする程度の教育なら、モラルはあまり関係ないかもしれません)。
    ただ、これはそもそもが腐敗民族であるとかいうのではなく、極端な給与の安さが主たる原因です。

    墓石の代わりに学校というお考えは立派だと思います。様ざまな問題があっても、それでも墓石よりはよほどいいとお考えかとも存じます。第一、特に2つめの問題など、墓石どころの資金では到底無理、時間も人の生涯ほどもかかることで、まともに考えたら課題が大き過ぎます。ですが、ものだけ造って終了とすることには、自ずと限界があることは確かなように思えます。
    投稿の中に井戸を掘るという提案もありましたが、貧しい村に井戸を掘ったら、権力者が占有して使用料を取っていたという話も聞いたことがあります。新しい学校ができたから授業料値上げなんていうことも、ベトナムあたりでは冗談ではありません。
    有意な使い道を検討される際、若干の参考としていただきたいと思い、投稿いたしました。

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    非常に参考になりました。と、同時に悩みます!

    現地でお住まいになっているからこそ知り得る、これが生の実態なのでしょうね。

    真剣に悩みます。
    私が生きてる限り、何回か足を運んで見届けようとは思っていましたが、私が死んだらどうなってしまうのでしょうか?

    そのあたりのノウハウをどなたか、切に教えていただきたいのですが・・・。

    成功例をご存知ないでしょうか?
    「青年海外協力隊」等に問い合わせをしたら、教えてくれるものでしょうか?

    去年ベトナムのハノイから中国との国境近くのサパ村やバックハー村に行きました。
    ベトナムは2回目です。
    旅は無事終えて帰ってきましたが、旅の間中だましの手口を頻繁に見せられました。
    それでもイヤな国だとかイヤな国民だと思っていません。
    サパやバックハーはすばらしいところでした。
    今でもベトナムが好きです。
    現時点、ベトナム山岳民族の村にしたいとの思いです。
    貴重な情報ありがとうございました。

  • 井戸を贈る運動

    大阪に「アジア協会・アジア友の会」というNGOがあり、以前会員でした。
    15年ほど前になりますが、そこからのワークキャンプで、タイとカンボジアに
    それぞれ行ったことがあります。
    今でも、学生の休みの時期を中心に、年何回かのワークキャンプやスタディーツアーが
    実施されています。

    現在は会費を払っていませんが、年に数回機関紙が送られてきますので、
    年末募金には、ささやかながら協力しています。

    このNGOは、たしか阪急電鉄の社長?だったかが会長をしている、
    身元がはっきりとした団体で、私の元上司が転職して事務局次長をしていました。

    「井戸を贈る運動」というのをやっていて、女性や子ども達が水汲みに
    たいへんな時間と労力をかけていたり、その水もたまり水など衛生上問題のある村に
    井戸を掘るというプロジェクトです。
    学校の生徒会などが呼びかけて募金し、そのお金で井戸を掘り、水場のコンクリートに
    その学校の名前が刻まれたりしているようです。

    井戸1基にいくらぐらいかかるのか知りませんが、100万円もあれば、
    いくつかは掘れるのではないかと思います。
    半永久的に、その村の生活改善に貢献できる良いプロジェクトだと思いますので、
    ご参考になれば・・・

    あと、別の団体ですが、ネパールの山間部の小川で小規模な水力発電を推進していると
    聞いたこともあります。

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    ありがとうございました。

    私の希望は学校や福祉施設だけに限っていたわけではないので、予算的に井戸はもっとも適切なのかもしれません。
    日本人の発案で安い経費で掘れるという何とか掘りという方式(名前を忘れました)なら、私又は誰か技術者を雇い現地の人にスキルを伝えることで雇用を創出することが出来ます。
    そんな切抜きを集めていたつもりが、今必要なときになって見つかりません。(よく捜してみます。)
    非常にいい案をいただきましたので具体的に動いてみたいと思います。
    その中で適当な村や集落に出会うかもと期待しています。
    ありがとうございました。

  • 投稿されたことに頭下がります

    いえいえいえ、このような大切なことを投稿してくださってありがたいです。勇気が要ったと思いますが、おかげでレスにあがっているたくさんの団体と、そこで頑張ってる方の存在に思いをはせ、温かい気持ちになりました。私も家族や仕事を離れると、日々ほけーっと旅行に行くことばかりかんがえておりますので(恥) デルスさんの投稿を拝見してコツンと頭をたたいてもらった気持ちになりました。

    デルスさんの夢が叶うよう、お祈り申し上げます。

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  • ネパールで学校を

    群馬県で写真店を経営されているオギノ芳信さんという方が
    かなり以前からこつこつとネパールで小学校を建てておられます。

    山奥の村のゲストハウスで働いている12,3才位の少女(親が二年分位の給料を先取りしてその子を置いていった)に
    「学校へ行きたいか」と聞いたら
    「一日一時間でもいいから行きたい」とすがりつくような目で言われ
    (ああ、こういう子のためにも学校を作ってあげないといけない)
    オギノさんはそう思ったそうです。(酒井大学「山河清風」より)

    私の父が祖母の香典開きか何かでちょっと纏まったお金を送りました。
    そのフォローがとても誠実で、頭が下がる思いがしました。

    この人の活動を支援する会があります。 ↓

    日本ネパール友好協会
    http://www.h5.dion.ne.jp/~nepal/page/prof.html

    見てみると、昨今まれに見る素朴なホームページです。

    一度ネパールへ行かれて現場をご覧になってみては如何でしょうか?




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    情報ありがとうございました。

    私はもともと山が好きでかつてエベレスト近辺の山へ海外遠征の計画を考えていたことがあります。
    もう30年以上昔のことですが、ネパール、チベット等の名前を聞くと往事のことが思い出されます。
    一番最初に海外へ行こうとして未だ行けていないネパール、この機会に早期に訪問してみたいと思います。
    そして自分の目で納得してその後の行動を考えてみたいと思います。
    もう何年も前からせめてポカラに行ってみたいとずっと考えていたのですが、目先の安い航空券や格安ツアーに目を奪われて未だに行けていません。
    貴重な情報ありがとうございました。

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  • 素晴らしいのかもしれませんが・・・

    貧しいと一般的に言われる国で2年間仕事をしていましたが、寄付などはちゃんとした所に払わないと政府の役人が取って山分けされる可能性もありますよ。1日1ドル以下で生活している人が沢山いると言っても、通貨の弱い国に行けば、1日1ドルって結構なお金です。日本でホームレスしている人の方がよっぽど悲惨な生活していると思います。恵まれない子供達は日本にもいると私は個人的に思います。お世話になった国があって、そこに寄付したいとか考えているならまた別だと思いますが。

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    ご心配ありがとうございした。

    私もそう思います。まったく同感です。
    それだけに現地の人任せにせず、自分の目で見て、納得いくような形にしたいので難しいです。
    私にとっても人生で1回きりの大金なので(私にとってはですが)慎重に時間をかけて考えていくつもりです。

  • 退職したらNPOを作ろうと言われるくらいに

    NPOは、ボランティア活動などの社会貢献活動を行う営利を
    目的としない団体ですが運営の経費は自腹である必要はありません。
    設立も確認手段も実態審査ではなく「書面審査」によって行います。

    これを逆手にとって退職後これで善意の金を経費という名目で
    搾取している輩が多いのは実に嘆かわしいことです。

    大切なお金の使い道に選択を誤らないでください。
    デルスさんの折角のお気持ちが無駄になることもあります。

    あの善意の塊であるような日本赤十字社、港区芝大門に本社に
    行かれたことがありますか?
    まず目に入るのが特注で作った立派過ぎるフェンス、まずこれを
    見ただけで後は何を言わんかご理解頂けると思います。





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    ありがとうございました。

    私もまったく同感です。
    心配していただきありがとうございます。
    私も長年社会の荒波にもまれて生きてきた人間の類なので、今のところ大丈夫です。
    (すぐそばにアルツハイマー氏が忍び寄ってきているのかも分りませんが・・・)

    先日横浜までは行きましたが、ここ十何年、東京へ行ったことがありません。
    おかげさまで、上京した折に是非立ち寄って見たいところがひとつ増えました。
    ありがとうございました。

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  • 08/02/08 13:29

    Re: 私のお墓のお金を恵まれない国の子供たちに使いたいのです。

     たいへん真摯なお考えですね、感銘いたします。
    寄付や喜捨については内容も行き先も賛否両論ですが、貴殿の直接手渡したいお気持ちを察すると、やはり使われ方の過程に一抹の不安をお持ちですね。
     前述の書き込みにもありましたが、赤十字やユニセフなどは営利団体です。 特に赤十字で言えば、職員幹部クラスはビジネスクラスで国々を移動、さらに日本国内では無償で献血を受け取りながら、交通事故などの負傷者には健康保険も適用外にさせ、しかも2倍の医療費を徴収しています。 決して特定の機関を揶揄している、対して勧めるつもりもありませんが、事実ですので添えます。
     そこで、子供が対象なのでしたら、衣食住以外の運営全てをボランティアで補っている、「ドイツ国際平和村」が最良ではないでしょうか? 入村者は子供ですが、数年前にTBSのウルルンでも放映されてます。
     思いますが、実際にご自身の目で、現地に行かれてみるのも一考でしょう? 経費のお話になってしまい恐縮ですが、冬でしたら10万円程度でドイツに行けますし、短期でもボランティアを受け付けてくれると思います。 平和村は孤児や先天的身障者の施設ではなく、自身に関係のない紛争や戦争の被害で負傷した子供達が、一般に生活できるまでフォローする施設です。 ご参考になれば。

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    ありがとうございました。

    みなさん、返事が遅れて申し訳ございません。
    会社退職後もっと気楽に日々を過ごそうと思っていたのに、現実はほとんど変わらないどころか、肉体的にもっと過酷な日々もあります。
    つくづく人生って思うようにならないものだと感じています。
    ・・と、つい、返事が遅い言い訳になってしまいます。

    駿さんの書き込み援軍で、より自信を得ました。
    赤十字、ユニセフの類にもうこれ以上だまされたくないと思っています。
    10年以上も前のことですが、ある団体へ寄付したところユニセフをはじめいろいろな団体から寄付を募るパンフレットが振り込み用紙とともに送られてきて迷惑しました。
    私のようなものにそんなに再々寄付できるはずがありません。
    また、いい年の爺さんがバッハパックで海外へ、それも季節外れの安い時期を選んで工面したお金を、1円たりとおろそかに扱って欲しくありません。
    ドイツ国際平和村については、他の方のところで書きましたが、私の思いと少し違いますので遠慮させていただきます。
    間接的な援助だということを100歩譲っても、日本人として日本のNPOにしたいという感情的なものがあります。
    今までそんなに日本人を意識したことはなかったのですが、外国へ行くたびに日本の国の良さを感じています。

    意に沿う返事ができなくて心苦しいですが、勇気をいただきました。
    ありがとうございました。

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  • プランジャパン

    こんにちは。
    私も同じです。海外旅行に行くと、その先にある恵まれない子どもたちのことがよぎるんですよね。
    私はフォスタープランのペアレントになっていますので、そちらでお願いするつもりです。

    http://www.plan-japan.org/home/join/1213.html

    と、自分の場合は...ですが。

    夏にドバイでのトランジットでケニアでの小学校建設ボランティア帰りのおばさん(失礼!)にお話を伺ったことがあります。新興宗教系の団体のかたでしたが、強盗団に襲われたり、めがねをひったくられそうになったり危険な目にあいながら活動している...とのお話でした。
    いろいろな方が、いろいろな形で熱心な活動してらっしゃいますね。どちらの方にも頭が下がります。
    ご自身の納得できる団体で、というお気持ち当然だと思います。
    情報がたくさん集まるといいですね♪

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    Re: プランジャパン

    momopekoさんフォスタープランのペアレントになっているのですか?

    わたしも以前していましたが止めました。
    その理由は、海外に行って気付いたのですが、後進国の子供たちを
    ケアーするのに一人当たりのお金がかかり過ぎるからです。

    国によって家族で暮らせる収入からすると多すぎます。
    結局、ボランティアという名の下に関わっている人達の人件費などで
    かなりのお金が使われているからです。

    しょっちゅう新聞の広告も見受けます。
    それだけの金を使うから金が集まり助けられるという屁理屈のようですが・・


     

  • Re: 私のお墓のお金を恵まれない国の子供たちに使いたいのです。

    デルスさん、初めまして。

    素晴らしいお考えですね。

    私は今大学2回生で、チャリティー団体に所属しています。
    まだ発足して間もない学生による団体ですが、ラオスの子どもたちのために小学校を建てることを目標に活動を行っています。
    主にバンドやダンスなどのイベントを行い資金を集めています。

    デルスさんのお考えを聞いてもっともっとやる気が出てきました。
    ありがとうございました。

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    こちらこそ、ありがとうございました。

    家族以外誰にも言わず秘密にしていたことをチョット晩酌の勢いで書いてしまい、公にしたことを半分ほど後悔しています。

    ともあれ、考えているだけではここ数年何の進歩もなかったので、何かヒント以上のものをいただけそうで期待もしています。

    ただ、このところ忙しく皆さんに返事が追いつかないのが心苦しいです。(この場をお借りしてちゃすさんはじめ、皆さんにお詫びします)

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  • 赤十字やユニセフは

    人件費などの経費の比率が高く、本来の目的に使われる割合が
    あまりにも低すぎます。

    私は少しづつですがこちらに寄付しています。
    http://www.friedensdorf.de/about-us-2.html

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    ありがとうございました。

    赤十字やユニセフ等について同じ考えです。
    ドイツ国際平和村については以前TVで何回かやっていたのを見たことがあります。
    活動そのものは素晴らしいのですがなぜかその気になれません。
    日本の国で、日本人がやっているところがあればもっとその気になるのかもしれません。
    素晴らしいことをやってはいても、ドイツという国が光るだけ。
    凡人の私にはせめて日本の国が光るようなところに貢献したいと思います。
    私の希望が入れられず見つからなかった場合は、多分そういうところへ寄付することになるでしょう。

    時々ここでお名前を拝見しますが、ドイツ国際平和村へ寄付されているとのこと、私にも暖かい気持ちが湧いてきました。
    ありがとうございました。