以前から念願だったカンチャナブリ郊外にあるタイガーテンプルに行ってきました。
インターネットでツアーもあったのですが、料金が高かったのと何度かタイには来たことがあるので、レンタカーを借り・インターネットでお寺の場所を確認し・本屋で地図を買って、迷いながらもなんとか3時間ほどで無事に着く事ができました。
テレビで見た感じだと山の麓にある秘境のお寺ってイメージがあったのですが、きれいに舗装された道路がお寺まで続いていました。
(それで少し嫌な予感がふっと湧き上がりました)
それからお寺の入り口に着いて中に入ろうとするとおじさんに声を掛けられチケットを買うように言われました。
チケット売り場で入場料300Bでチケットを購入。
そこでチケットを売っているのはなぜか欧米人。(ここでさらに嫌な予感)中に入って案内板に従って進むとオーストラリアからの観光客が30名ほどいました。
ここも結構有名なんだなぁ~と思っていると、4・5名のトラのTシャツを着た欧米人がいきなりお寺とトラの説明を始めました。
「あれ?ここはタイのお寺。何故外人が仕切っているの??しかも仏像らしきものも見当たらない!お坊さんもいない!」
(その後仏像は境内にありました)
その時入り口からずっと感じていた悪い予感が確信に変わりました。「ここは既にお寺ではなく、ただのレジャー観光スポットになっている・・・」この時点で私にとってタイガーテンプルへの魅力は無くなっていましたが、せっかく来たので最後まで見学する事にしました。
外人の説明が終わると全員でトラがいる場所まで移動。
外人のガイドは移動中観光客にトラに触れる際の注意を脅し半分冗談半分で説明しているのですが、明らかに人に慣れていて、普段感じているような恐怖感は全く感じませんでした。
それでも他の観光客はオーバーアクションで反応していました。
写真スポットに到着後写真を撮る際の注意点の説明があり、トラと一緒に写真撮影になるのですが、一緒に写るには別途1000B掛かります。
(正直かなり高いと思いました)
その後満腹+薬で虚ろになっているトラを膝にのせて写真撮影。
それから別のトラでもう一度撮影。
確かにトラを膝にのせたりして写真を撮る事はここでしかできない貴重な経験だとは思いますが、すべてシステム化され、写真撮影も順番にハイ次~って感じで淡々としており、バンコクから3時間掛けて来た割には残念な気持ちになりました。
これはあくまでも私個人の意見ですので、トラと一緒にぜひ写真を撮りたいと思われる方には良いと思います。
ただ天候が悪いと撮影が中止になる場合があります。
また、撮影が可能なのは12:30~16:00との事です。