まだ始まったばかりでほとんど知られていませんが、
グルミマ(カスバ街道沿い。エルラシディアから1時間、ワルザザートからなら4~5時間、エルフードからなら2時間くらい)付近の村で、現地のベルベル人家庭にホームステイが可能です。お時間ある方は利用してみたらいかがでしょう。
これは、JICA協力の村落開発プログラムの一環で、村の各家庭が旅人のホームステイを受け入れる形です。
一泊80DH.(家にいれば三食ついてます)。うち70が各家庭に
はいります。10がアソシエーションの取り分です。連泊大歓迎。
カスバ以外本当に何もない村ですが、普通の村のの普通の家庭の生活を
直に肌で実感できます。家畜の世話他、家事等手伝い可能。
タイミングが合えば結婚式等も参列可能です。オプションでヤギツアーもあります。(この場合1h20DHと、別途ガイド料+20DH必要)
勿論、村をぶらぶら散策したり、高台に上ってあたりを見回したり、
町(グルミマ…小さいですが)に遊びに行くこともできます。
家庭は、英語の通用度も低く、まだプログラムが始まったばかりで
ぎこちない感も否めませんが、みっちり村の生活に密着できます。
さらに星はすごく!綺麗。砂漠に劣りません。(なんといっても明かりがない…)
食事は家族とまったくおなじもの、トイレはかなりワイルド(家庭により異なる)なので、潔癖症の方には向かないかも、ですが、他所でなかなか味わえない経験ができます。連泊するとどんどん居心地がよくなること請け合いです。私は3泊しましたが、最後は本当に離れがたくなりました。マラケシュなどの喧騒や観光客目当ての現地の人びとから離れて、思いっきりのんびりできます。
ちなみに、家庭によってはモロにカスバ内宿泊です。
お時間ある方、是非グルミマ散策も頭にいれておいてください^^。
参考:
グルミマはモロッコの中でも貧困率の高い地域です(貧困率2位?)。
村の収入向上の一環として、このホームステイプログラムが2007年に始まったばかりです。(旅人の受け入れ開始は2007年12月~)
希望者はモロッコ国内に入ってから、現地JICA職員、平岡〈015-811-042)まで。ステイ希望日の前日までに連絡の上グルミマまで行けば、多分グルミマまでは迎えに来てもらえます。村まではそこから徒歩40分くらいです。ちなみにバスは民間、CTMともにあります。エルラシディアからグランタクシーでてます。是非楽しんできてください。