レポート

忘れられない悲しい思い出があります

公開日 : 2007年12月28日
最終更新 :

5年以上前になりますが、3度目のモンゴルに行った時の事です。

当時、私にはモンゴル人の友人がいて(もちろん日本語可)彼女のおかげで南ゴビをジープで一週間かけて周るという体験が出来ました。

その帰りにゴビからウランバートルへの飛行機に乗るため、草原に囲いがあるだけの空港に着くと4時間遅れとのこと..
結果6時間遅れとなり、待ちくたびれた人々がゲイト(柵?)に押し寄せます。

そんな中、お年寄り3人が先にゲイトの中に呼ばれ、飛行機に向かってゆっくりと杖をついて歩いていくのを皆が見ていた時に信じられない日本語を耳にしました。辺りをはばからない大声で..

「すごいねー!三途の川でも渡りそうだねえー」

若い女性二人と男性一人でした。
その後、タラップで乗り込もうとする人々にもまれた時にも彼らは大声で
「モンゴルに秩序は無いのかぁ?!」
と叫んでいました。

彼らも長い時間を待たされて、いらだっていたのかもしれません。
情けない事に彼らを注意する勇気が私にはなく、隣にいた友人に
「ごめんね..」と言うことしか出来ませんでした。

古い話で申し訳ありません。
最近ヨーロッパに久々に訪れたところ、明らかにアジアとは違う日本人旅行者の態度を見かけ、改めて思い出してしまった出来事です。

旅先では様々な状況がありますが、人としての礼儀は忘れないようにしたいものです。そうでないと自分自身が嫌な気分になります。
努力が必要ですが...

個人的な愚痴を長々とすみませんでした。





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1件のコメント

  • 似たような経験

    バンコク滞在中です。
    先日エアーアジアでペナンに行った時、前の席に3人連れの日本人が座りました。席に着いてから、ペナンに到着するまでずっと買春の話、それも大声で。さすがに気になったのか中の一人が「声が大きくない」と言うと「日本人居ないから大丈夫」とそのままの調子で続けました。席を立つ時に後ろの妻に気が付いて、さすがに下を向いていましたが、同じ日本人として情けない思いでした。

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    07/12/30 17:20

    Re: 似たような経験

    もうずいぶん前ですが、クアラルンプールのホテルに滞在した時に毎晩のように売春斡旋の電話がありました。
    私たちはカップルで宿泊していたのですが、男性一人と勘違いされていたようです。
    いかにそうゆう需要が有るかを考えさせられました。
    まだまだ多いんですね。
    日本人に限った事ではないのでしょうが...

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