誰も知らないし、恐らく報道もされていないでしょう。
先月のことですが、インドネシアから戻った男性が、帰国後
激しい咳と高熱を出し、トリインフルエンザの疑いが掛かった
らしいのです。しかも現地で野放しの鶏を直接さわったことも
判明していて、恐らく現場では大騒ぎだったはず。結局、
トリではなかった(ヒトのものか否かは不明)とのこと。
ウィルスの素性は簡単にわかるので、恐らくこれは(トリで
はないこと)本当でしょう。しかし、もし本物だったならば、
同じ便に乗った人はすぐにでも特定され、家族などは真っ先に
隔離すべきだったはず。何よりも、日本人第一号として、大騒ぎ
と言うかパニックになっていたでしょう。
問題なのは、これだけ危険が指摘されているにも拘わらず、
世界で一番危険地帯で無防備に鶏に触れる、インドネシアは
庭での飼育は禁止になったはずなのに、やはり守られていない、
さらに、何時発症したかはわかりませんが、もし帰国前に症状
が出ていたのなら、飛行機に乗ること自体あってはならぬこと。
少し前に米国の若い弁護士(米国の弁護士なので、一般市民
程度のモラルでしょう)が、抗生物質が効かない感染症になった
ため、民間飛行機で帰国することを禁じられたにも拘わらず、
こっそりと戻ってきて大問題になりました。
例の中国でのヒトーヒト感染疑惑で、国も水際での食い止めを
強化しようとしましたが、この状態では無意味。なお、中国政府
は、あくまでトリ型で変異はないと言っていますが。
何故、報道しないのか。それとも報道はされていたのでしょうか?