レポート

初心者のネパール旅行

公開日 : 2007年09月21日
最終更新 :

9月中旬、7日間のフリーツアーでカトマンドゥとポカラへ行って来ました。ネパール観光を検討されている方の参考にしていただければと思い、旅行内容の報告をさせていただきます。

〔私の印象〕
人はのんびりしており、治安は大変いいようです。夜の街が見当たらず、暴力的な雰囲気は全くありませんでした。ただ、お店はタメル地区でさえ、多くが9時には閉まってしまう。
タクシーは値段交渉はしますが、7人中7人が正直に目的地に連れて行ってくれました。
両替は4店中2店が嘘つきでした。特にポカラのレイクサイド中ほどにある「LAKESIDE TOWERS & TRAVELS」は悪質に思えましたので、避けて欲しいと思います。 
押し付けガイドは名所に多数いますが、グループで狙っている様子はなく、むしろ上手く付き合うと面白いと思いました。相手を選び、その場だけではもったいないので、ついでに周辺も案内してもらうと3~4時間で5ドル程度を要求してきます。とはいえ、3名のガイドと付き合いましたが、1~3ドルでまとまりました。こんなところにもネパールの人のよさが感じられました。
なお、物価はすごく安いです。
テロについては私はわかりません。ただ、時間にルーズで、しかもストや事故が多いため、長距離の移動は飛行機にしたほうが無難です。

〔ヒマラヤ〕今年は雨季がずれ込んでおり、街から見えたのは出国時の飛行機の中から離陸直前の5分間のみ・・・ネパールの神様の慈悲か?
また、国内線からもほんの少し見えただけ。景色を楽しみたいのなら、11月以降にしたほうがいいかも・・・

〔カトマンドゥ〕かなりほこりっぽく、ごみごみした感じの街。
タメル地区は観光旅行者には居やすい場所です。9時くらいまで灯りはあり、お店が多い。ただ、他に比べると物価は高いようです。
パタンの街は落ちついていてよかった。「歩き方」にあるようにバクタプルがもっと落ちついているなら、そちらにも行くべきだったと感じたくらい。

〔ポカラ〕ヒマラヤが見えないと、観光の価値が半減すると思いました。穏やかな町です。ショッピングに切り替えれば、店や商品は少ないものの物価はかなり安いです。ちなみに郊外の散髪屋さんで45円(Rs25)。丁寧なマッサージつきで申し訳なかったくらい。

〔ホテル〕ツアーのため個々の宿泊料はわかりません
バイシャリ・・・高級?地元の評価は高いのですが、良いのは立地のみ。水周りは不潔感あふれ、雑巾のようなタオルで、半乾きの臭いつきのものも。周辺のゲストハウスには500円程度でも、とても清潔なところもあるらしいですよ。
マムズ・ガーデン・リゾート・・・日本人経営で、くつろげる雰囲気。水周りの古さは否めないものの、ある程度清潔でした。クーラーと冷蔵庫はないものの、快適に過ごせました。

〔土産〕上手く買えば、ものすごく安くなる
ショール・・・最高級のものを「パシュミナ」とすれば、ネパール国内では流通していません。ただ、日本で1~3万円程度で「パシュミナ」と称しているものであれば、とても安く買えると思います。
もちろん、素人が購入するにはいくらか注意が必要です。
「ビスコースをパシュミナと称する店がいくつかありました」
「低品質のカシミアにも、パシュミナ100%のタグをつけてあり・・・」
「B級品が多く、検品が必要です」
ちなみに、ビスコース製で160円、低品質のカシミアで500円、パシュミナのタグつきで800円程度で買えました。渋い顔で交渉しながら、心中満面の笑み・・・結局50枚ほど買ってしまった。

タンカ・・・ものすごく手が込んでいるのはわかりますが、値段設定が理解できませんでした。ポカラのほうが流れ者が多く(つまり技術が低い?)、値段設定はかなり安かったように思います。3千円と一万円のものを買いましたが、要は交渉次第で値段は決まると思いました。

仏像・・・パタンなどで、職人と話をし、その上で購入すると楽しい。もちろん、言葉が通じない場合が多いのですが。私は結局買いませんでしたが、きっと安いのだと思います。

Tシャツ・・・刺繍入りで、500円程度。ある程度オーダーにも応じてくれる。ただ、シャツ自体の縫製は悪く、私は買いませんでした。

チベット難民の商売はしつこい。物々交換に応じると見せたものをなかなか返してくれない。ただ、キャンプ内ではトランプやマージャンに興じる男が多く、仕事がないのも大変だと思いました。
独立して店を構えているチベット人には立派な人が多いように思いました。

〔今の感想〕もう少しいろんな国を回ったら、乾季を選んでまたネパールに行きたいです。

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