目立つ腕時計はやめておきましょう。
ネパール人は、そうと見えませんが、外国人の腕時計に大変関心を持っています。
少し親しくなるとすぐ「その時計、いくらした?」と聞いてきます。 高くてもいいから、小さい時計にしましょう。バンドは金属じゃなく、地味な色の革にします。そして、長袖のシャツで袖口までおおいます。
同様に、イヤリング、指輪、ネックレス、ブレスレットはやめておいたほうが無難です。
わざわざ「カモがここにいる」と知らせなくてもいいのです。
ヨーロッパばかり旅行してきた私が、初めて訪れた発展途上国がネパールでした。その貧しさは衝撃的でした。
日本風のオシャレは、ネパールでは浮きます。
はっきり言って、場違いです。
動きやすい服で、目立たない色のものにしましょう。
女性はズボンにしましょう。
* ジーンズは、ネパールでは、オシャレな服装だとされています。でも、ジーンズは、夏暑く、冬は寒いです。洗濯代も高くつくのですすめられません。
もうひとつ大切なのは、洗濯が簡単なものであること。
ランドリーサービスを頼むと、綺麗に洗い上げてくれます。
ただ、その洗い方は「ごしごし」です。
ヨーロッパだと、いい身なりでないと、レストランのサービスが悪かったりしますが、ネパールでは、外国人であるというだけで、「お金持ち」とみなされます。安物のシャツにズボンでもいっこうにさしつかえありません。
他の外国人も、ネパールでは、ずいぶん安物の服を着ています。(失礼な言い方かもしれませんが)そうしないと、風景とマッチしないのです。