レポート

個人旅行者はまだまだ注意が必要です!

公開日 : 2007年06月21日
最終更新 :

5月30日から,ペテルブルグ7泊,モスクワ7泊で6月14日帰国しました。
しまたさんはじめ多くの方から有益な情報を頂き厚くお礼申し上げます。
エルミタージュでは早速 Voucher を提示し自分の希望日のテイケットに換えてもらいました。残念だったのは,私は一番に並んでいたのですが,開門するとカッサまでみんな一目散で,カッサでは一列に整列どころか押し合いへしあいで,割り込んできた若者に後ろへ行くように身振りすると「ロシア,ロシア」と叫び強引に窓口に手を伸ばしていました。「エルミタージュはロシア人のものだ」と言いたかったのでしょうか?整列もさせない,フラッシュをばんばん焚いても見張りが注意もしない,グループの客ではガイドが大きな声を張り上げて解説する。とても落ち着いて鑑賞という雰囲気ではありませんでした。待望のエルミタージュでしたが,些か失望が残りました。
ところで,6月2日(土曜日)朝,地下鉄プローシャチ・アレクサンドラ・ネフスコヴォ駅で4~5人の男たちに取り囲まれ,わっしょわっしょと乗車させられ,これは危ないと思い身を捩って中へ入ると,男たちはリーダーの掛け声でさっと降りていきました。幸い,取られたものは何もありません。しかし,囲まれたままだったら必ず何かやられたことでしょう。こういう男たちのことは,在ペテルブルグ日本総領事館のサイトで読んでいながら,こんな目に遭いとても恥ずかしく思います。それからは,特に注意して,一番後から,女性たちとか,まじめな勤め人風の男とかのそばに乗るようにしました。個人旅行の方はまだまだ注意されたほうがいいと思います。
それから,6月6日にペテルブルグからモスクワに移動したのですが,モスクワでスーツケースを受け取るとキーの表示が緑(オープン)になっていた上,巻きつけたベルトが緩んでいたので「これはやられたな」と分かりました。ホテルで調べると,ゴルフボール二個のうち一個が無くなっていました。(モスクワのホテルは洗面台に栓が無く,ゴルフボールの栓で使用しました)こういう話は聞いていましたが,いまだに後を絶たないというのは,アエロフロートの内部チェック体制に大いに問題ありということでしょう。ロシアの評判を悪くするだけなのに。スーツケースをビニールでぐるぐる巻いているのがかなりありましたが,アエロフロートの連中は何とも思わないのでしょうか。ひょっとすると,ロシアの社会そのものが内部から腐りかけているのかも。
とにかく,個人旅行をされる方はこの欄,在外公館の情報をよく読まれて行動した方がいいと思います。(ちなみにモスクワでは,地下鉄,街中とも何の危険も感じませんでした)

  • いいね! 0
  • コメント 0件

0件のコメント