4/16より三井住友銀行が中国の銀連(銀聯)に対してATMを公開した話は聞いていましたが、先日、銀連ステッカーの貼っている支店(私がいつも使うATMにはなかった。・・・)を発見、説明書きを眺めていると・・・・。「使用手数料として75日元をいただきます。」とのこと。75円しか取らないの?・・・・・。
75円というとだいたい5元ということなんでしょうか。国内の他の銀行のカードでさえ、105円取るのに中国の銀行からは75円?大体、私が三井住友のキャッシュカードで中国でおろすと(PLUS網を使わざるを得ないのは仕方ないとしても)200円もとるくせに・・・・。
これだと中国の銀行にかなり大量に中国元を預けても、今の動向だと対円だときり上がる(円安)になる一方だし、金利は円よりいいし、日本のATM(秋からはセブン銀行も公開するそうですが)からおろすのも、75円くらいだと許容範囲でしょうから、いいかもしれないですね。日本人に人気のある香港の銀行の口座だと、PLUS網を使って日本でおろすと数百円くらいの手数料がかかって、邦銀よりも相当高く、とても「日本でおろそう」と言う気になれませんしね。
先日は、ヨドバシカメラで「期間限定、銀連カードを使うと10%引き!」という中国語のでっかい看板がたっていました。なんでも免税5%+値引き5%で10%引きとのこと。ポイントカードは使えない。等、細かいルールはありましたが、「JCBカードで○パーセント引き」という外国の免税店みたいな感じで、今後は金持ちの中国人頼りになっていくのか・・・とちょっぴりさびしい気になりました。私は買わないんですけど、最近、外国における日本人買物力は見た目では衰えていますものね。円安が響いているか・・・。
円安というと、最近は東京に限っていうなら、間違いなくヨーロッパ人の観光客が増えています。きのうも山手線の渋谷駅で、ビルケンシュトックのサンダルにザックに旗を立てている、「いかにも」というドイツ人団体客に遭遇し、しばらくヨーロッパにも行ってないなあ。ということを思い出しました。新宿の紀伊国屋ではザックをかついだ汚い(?)ヨーロッパ人が山のようにガイドブックを買ってるのを複数みました。紀伊国屋の洋書も最近はアマゾン並みの値段になってきているので、ユーロを持っていたら強いだろうなあ。とちよっぴりうらやましく思いました。