ルソン島北部ビガン・バナウェイについて

Re: ルソン島北部ビガン・バナウェイについて

この2月に行ってきました。

アジアには詳しくないわたしですが、タイのように観光地としては洗練されてはいないですが、興味深いところでした。

日本人はあまりいきませんが、バナウエあたりの山岳地帯はヨーロッパ人やアジア人のバックパッカーやハイカーが沢山いました。日本からもツアーがあるみたいで、わたしが行った日のバナウエのホテルでもビガンのホテルでも1つグループみました。(それぞれ、ツアー客の泊まれるレベルのホテルはひとつしかない)

わたしたちは、熟年一歩手前で、バスに10時間も乗ってたら腰が痛くなりそうなので、マニラでSUVをドライバーつきでチャーターしました。マニラ→バナウエ(とバンガアン)→サガダ→バギオ→ビガン→マニラとフィリピン国内4泊5日の旅でした。

もし行かれるのならば、バナウエからジプニーとハイキングで訪れるローカルな農村(2時間から8時間くらいの色々なハイキングルートあり)に行ってみてください。わたしたちは一番アクセスのいいバンガアンという小さな村にいってみました。それと、バナウエからさらに山岳地帯に入ったサガダの町で興味深い埋葬方法などもみてきてください。行くまでの道路は未舗装のガタガタ道、でも車の中からの景観は素晴らしかったです。町も静かな高原の町といった感じでよかったです。

色々とツアーを調べて、ビガンとの組み合わせのものが無かったので、個人チャーターとなったわけです。それぞれの町の間のバスはけっこう走っていたので(少なくとも1日に2往復くらいはありそうな感じでした)バスでの移動は可能ですが、時間はかかるでしょう。

どういう旅をされたいのかがわかりませんが、バックパッカーで格安旅行にはぴったりです。食事なんてビールをつけて500円くらいでお腹いっぱいになりました!ゲストハウスは一晩1500円くらいからあるらしいです。この頃はフィリピン人の若者が国内旅行を盛んにしているみたいで、こんな所に泊まって友達になるのも面白いでしょう。わたしが大学生だったらこんな旅行してます。

ただしフィリピン人はお湯のシャワーの習慣がないので、水のシャワーだけです。お湯の出る宿泊所をさがさなくちゃいけませんが、一泊1500円くらいのゲストハウスではないでしょう。風呂好きの日本人にはそれがつらい。山岳地帯は意外と涼しいです。2月のバナウエやサガダでは夜軽いセーター着てました。

豪華旅行はしたくても設備がないです。わたしたちのように車とドライバーをチャーターして、お湯のシャワーの出るホテルに泊まるというのが、一番贅沢なくらいかな。しかし、チャーターしても、カナダ人感覚からすると(わたしはカナダ在)安かったです。カナダではそもそも運転手つきの車での旅行なんて大金持ちじゃないとできません。

8月のフィリピンは雨季で、あまり旅行には適していません。台風も多いし。　特に山岳地帯は道路状態が悪くて地すべりが多いので、バスがでなくなったりして、行きたい所へいけなくなる可能性が多いです。ビガンへの道路は普通の道路なので、ここはシーズンには関係ないかもしれません。

とりとめなく書いてしまいました。何か質問があったらご遠慮なくどうぞ。