レポート

アラスカ カトマイ国立公園観光に関わる宿泊

公開日 : 2005年08月29日
最終更新 :

2005年8月末現在の情報をいくつか。
天気に恵まれ、一生分のブラウンベアとサーモンを堪能してまいりました。

キャンプサイト:
4年ほど前からキャンプ場全体の周囲に熊除けのelectrical fenceが設置されています。
以前よりはかなり安心してキャンプできそうです。18サイトあります。
「このフェンスが嫌だって言う人もいるんだけど、以前はわたしでもちょっと怖いな~と思っていたのが、今は安全にキャンプが出来るようになって嬉しい」とは、お話したパークレンジャーさんの談。

ブルックスロッジ:
ロッジ棟とキャビンがあります。
キャビンの部屋番号25/26/27の3つがお薦めです。
川に面していて見晴らしがよいので朝から部屋の前の椅子に座って熊が見放題です。
ただ熊の通り道に面していますので、室内で飲食は出来ますが、食品や持ち物の保管については面倒くさいですがパークレンジャーさんの指示に必ず従うべきだと判断します。

キングサーモン:
ブルックスキャンプから水上飛行機で20分の場所にあります。(園外)
朝、公園に連れて行ってくれる時間を知らないので、まったくの主観ですが、ここに泊まる1泊2日のツアーならば、アンカレッジからの日帰りツアーでいいと思います。朝と夜の公園を見れないからです。町自体には何もありません。

ブルックスロッジの主催する「一万本の煙の谷のツアー」:
1950年代には煙は終息してしまったそうです。今は不毛地帯というほどでもなく、植生が復活してきていて視覚的なパンチはさほどでもありません。
天気がよければ十分楽しめますが、雨なら行っても今ひとつかしら、と思います。

不便な場所ですし天気に至ってはコントロール不能ですが、機会がありましたら、アラスカのカトマイ国立公園、絶対お薦めです。







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1件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    05/08/30 14:17

    おかえりなさい

     以前、掲示板でアラスカの情報収集されていましたよね?無事、楽しんでこられたんですね。一生分のブラウンベアですか・・・。

     アラスカにはちょっと興味があって、少し調べた事もあるのですが、もし実現するようでしたら、そのときは是非いろいろ教えて下さい。

     ひとつだけ、質問。

     キャンプサイトというのは、テントを張るわけですよね。その場合、日本から持参するのでしょうか。レンタルなど、あるのでしょうか。

     ロッジとキャビンの差は、建物が独立しているかどうかですか。それとも、食事付きかどうかの差でしょうか。

     キャンプ、ロッジ、キャビン、しろくま5号さんは、何を利用されましたか。どれがお勧めと思いましたか。

     あれっ、ひとつじゃないですね・・・。

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    ただいま~です。

    ららさらまさん こんにちは

    いつか是非アラスカへ !!
    オーロラだけじゃないアラスカの感動を分かち合いませう !!

    チケットを買ったその瞬間から精進潔斎してきた(本当か?)好天祈願が功を奏し、要所要所で天気に恵まれ本当にありがたかったです。
    ブラウンベアがしまいには着ぐるみを着た人間に見えてきました。立ち上がるとすごいなで肩。

    8月末はまだ鮭も熊も少ないと聞かされ、あまり期待しないで訪れたのですがどうしてなかなか。熊も15頭目くらいまでは数えていましたがあとはどうでもよくなりました。

    キャンプがしたかったのですが、熊が真剣に怖くて(フェンスのことは公園のHPにも書かれていなかった。勿論『歩き方 03-04』にも。事前にわかっていたら絶対キャンプしてました。最初にデナリ国立公園でキャンプしたので道具はすべて揃っていたのです。)宿泊施設を予約しました。

    キャンプ用具のレンタルはありませんでした。
    余談ですが、キャンプ用具も含めて二人分の荷物を大中小の合計3つのスーツケースにまとめました。大量ですがレンタカーさえ借りてしまえばこっちのもんてことで。

    カトマイを旅程の最後に持ってきたので不要なものはすべてアンカレッジ空港南ウィングにあるストレージ(朝の5時から深夜の2時まで開いている)に預けて身軽に行けたのはよかったです。このストレージは使えます。

    「川に面したキャビンがいいよ」とここで教えてもらったので予約時にその旨伝えておいたところ、キャビンの部屋番号27のお部屋になりました。ここがベストだと思います。

    中は2段ベッドが2つとトイレとシャワーが質素ながらついています。外にもbathroomとしてトイレとシャワーはあります。清潔でした。

    ロッジ(5部屋の続き長屋みたいなものが一棟だけ)とキャビンの差は独立しているかどうかだけの違いです。値段も同じ。

    お薦めは川に面したキャビンの25・26・27番です。草むらの向こうに川が見渡せてまったりと熊が観察できます。若干離れているので双眼鏡を忘れずに。

    ロッジもキャビンも食事無しが基本です。

    朝食12ドル、昼食18ドル、夕食28ドルでバッフェ方式の食事が食堂で食べられます。まずく無かったですよ。夕食のテリヤキサーモンなんて幽庵焼きみたいにまともな味で(アメリカのテリヤキはすごく甘くて日本のテリヤキとは別物と信じている。)白いご飯が欲しかったくらいです。

    持参した食べ物は所定の場所でしか食べてはいけない、フードキャッシュ(鍵付きの食糧倉庫)でしか保管してはいけない、などのルールがあります。
    調理はピクニックエリアでできます。しかしテーブルやフードキャッシュの入り口には熊の爪痕がくっきりはっきりと...。

    キャンプ場は生い茂った林の中に点在してサイトがありますので見晴らしには欠けますが、各サイトに屋根つきの(多分雨が多いんだと思います。)テーブルセットがあり使い勝手はよさそうでした。

    キャンプならデナリも絶対お薦めです。天気だけが問題ですが「備えあれば憂い無し」ってことで雨対策をしておけばキャンプでも十分楽しめます。

    それではこのへんで。