どこに旅行に行くにせよガイドブックなどを読むと、 「枕銭として100円相当(1ドルとか)置いてください」 と書いてあります。しかし、先日読んだ「海外パックツアーをVIP旅行に変える78の秘訣」という本には、 「枕銭をおくのは日本人だけで他の国の人はおかない」 と書いてありました。 今までずっと枕銭は欠かしたことがありませんが、実際のところ置くのは日本人だけなんでしょうかね?渡航する国とか宿泊するホテルのランクによっても事情は違うんでしょか?詳しい方よろしくお願いします。
真偽を確かめたくなり・・・ 日本人以外の意見を検索するとなると・・・ 英国や米国はチップを渡すのが習慣化しているから、 調べてもしょうがないし、 ということで、 フランス人はどのように考えているか、ネットで調べてみました。 (私は英語以外では、仏語しか分からないということもある) 偏りがあると思いますが、 日本人の中だけよりは少しは情報量が多いと思います。 参考にしたものは、主として、旅行するフランス人のためものものが多いです。 チップは仏語では pourboir といいます。 (直訳は、「飲むために」の意です。) ルームメイドは femme de chambre です。 枕銭に関する事項のみ選択しました。 1)旅行初心者のフランス人向け、ヨーロッパ内の一般論として http://www.visiteurope.com/ccm/travel_information/tipping/;jsessionid=2533DA95F7383BFF92B45D19AE0C0986.as1?nav_cat=237994&lang=fr_CA いくらかの人は、ホテルを出る日に一泊につき1~2ユーロをルームメイドに渡す。 スイスでは、チップを渡すのが一般的でないので、 ルームメイドは期待していない。しかし、渡す行為は感謝される。 2)米国の習慣をフランス人に紹介するページ http://www.cnewyork.net/wikinyc/index.php?title=Tout_sur_les_taxes_et_les_pourboires ホテルでは、一泊につき1~2ドルを浴室に置くのが習慣である。 高級なホテルでは、一泊だけなら5ドルが期待されている。 連泊なら、一泊につき、5ドルを下回っても許容される。 3)ベトナムへ行く人向け http://www.hoteltravel.com/fr/vietnam/guides/tips.htm ベトナムのホテルでは、法律により10%のサービス料が含まれる。 従って、ルームメイドにチップを渡さないほうが好ましい。 4)キューバの習慣を紹介したページ http://www.cayolargo.net/trucs-a-savoir.htm ルームメイド用に、枕の上に必ずチップを置くことがお勧めされます。(直訳) 1日につき1CUC程度がよい。もちろん、サービスの質により、増減可能。 お金以外のものでも可。(石けんなど例示あり) 5)ベネズエラ http://destinia.com/guide/le-monde/amerique-du-sud/venezuela/1-30008-30235/13/fr ルームメイドにチップを渡すのは、習慣化している。 6)エジプト(フランスの旅行掲示板から) http://www.routard.com/forum_message/910712/visa_et_pourboires.htm 「エジプトでは、ルームメイドにチップを渡すけど、フランスの半分ぐらいです。」 7)カナダの若い人向けのチップの置き方を説明したサイト (カナダの仏語圏ケベック州のもの) http://femmeplus.canoe.com/societe/article1/2005/07/19/1138467-fp.html ルームメイドにはチップは渡さない。 整理ダンスの上に、ルームメイドに渡すチップ用の封筒が置かれているが、 これは、通常の仕事以外のことを頼んだときにチップとして渡すためのもである。 8)ジャマイカ(フランスの旅行掲示板から引用、質問者と回答者はカナダ人) http://voyageforum.com/voyage/cadeaux_aux_femmes_chambres_en_jamaique_D864920/ 質問者 : ジャマイカに行くけど、 ルームメイドには、何をあげたらいいのでしょうか。 回答者1 : この1月にジャマイカに行ったとき、 ツアコンに何をルームメイドにチップとして 何をあげたらいいか聞いたら、 もちろんお金だって言われました。 回答者2 : お金のに添えてトイレタリー製品とか、お菓子とかあげたけど、 大変喜ばれましたよ。 (以下略) うーん、この結果からは、 「枕銭は日本のツアコンが広めた」とする みどさんの説は怪しいと言わざるを得ないですね。 また、件の本は読んでないですが、 枕銭は日本人以外はしないのが世界の常識というのも、 無理がありそうです。
枕銭の事について・・・雑文w 大変面白く読みました。 私の狭い経験(外国の人に聞いたり)からは、枕銭(メイドに渡すチップ)自身は存在します。ただ、他のチップほど一般的でないのかそう言うものの必要性を知らない(イタリア人、イギリス人)方もいました。 又、仕事柄世界のホテルの事を調べた時に、イギリスとかでは過去の習慣として枕銭はあるが、これを受け取らない(他のチップは受け取るが)ようホテルで取り決める方向にある、と聞いた事もあります。 概ね、他のチップ(レストランでサービス料が入ってない場合やポーターへのチップ)と違い部屋のメイドに無条件で渡すと言うので無く、特別な事を追加で頼んだり部屋を通常よりも散らかした(汚した)場合にのみ払う。払わないとは言わないが、普通はあまり要らない。というニュアンスが多かった。(≒十数名程度の総括・・・かたよってるかもw) 日本人はとかくチップを ”感謝の気持なんだから” という意味のほうを強調して捉えがち(ツアコンや雑誌の影響?)ですが、彼らと話す限りもっとサバケて感じます。習慣なら払う。一般的じゃないなら別に払わなくて良いでしょ?みたいなニュアンスが多かった。感謝の気持としてというニュアンスはほとんど無かったので・・・ことさらこれを強調するのは 美しき国、日本人のメンタリティ かなとおもったり。(笑・・・悪い事じゃないけどね) おもうに・・・1対1で渡すチップは慣れない日本人とかのチップ無しの国の人にとってはタイミングが難しく渡し損ねる事もしばしば→置いとくタイプの枕銭は渡しやすい→チップへのトラウマで日本人はここぞと枕銭を渡す と考えるのは考えすぎ?(かんがえすぎダッチューノ) 駄文w
Re: 真偽を確かめたくなり・・・ >英国や米国はチップを渡すのが習慣化しているから、 >調べてもしょうがないし、 これ,本当ですか? 米国ではチップは給料の一部なのでわかりますが, 英国でチップ渡したことありません。
チプー話もろもろ。 難しく考えないほうがいいと思うんですけどね。 少し部屋を汚した時なんか、ベッドメイクの人にも感謝を伝えたくなります。そんな時、単純に感謝としてチップでいいんじゃないですかね。 私はいつも、その国の言葉で「ありがとう」とメモを書いて、一緒に枕銭を置いて去ります。 そうしたら、以前、そのメモに「こちらこそありがとう」が現地語で書き添えられ、部屋に置いてあるフルーツが倍増してました(笑) その時のメモは今でも大切な旅の記念品です。
Re: 枕銭 (akapon)さま。ぐーてんたーく! 私は、いつもホテルを去るときは枕にチップを置いてきます。 大体1泊につき1ユーロくらいです。 ただ、サービスが悪いと感じたら勿論、なしです。(幸い、今まで一度も悪いサービスに当たことはありませんが。) (学生や節約旅行者は勿論、チップ払わなくていいんですよ!) 去年トルコのツアーで1週間リゾートホテルに滞在したときは、ツアーガイドの人が、枕の上に10ユーロ置いてくださいと言ったので、「少し多いかな…。」と思いつつも、毎日新しいバスタオルを置いてくれたので、10ユーロ置いてきました。 また、先月カナリア諸島のホテルに6日間泊まったときも、毎日シャンプーやボディーシャンプー等を補給してくれたので、やはりベットの枕の上にチップを置いてきました。 なぜ、私が、チップを置くかというと、ドイツには自給1ユーロしかもらえない仕事がありまして、そういう仕事をしている人々はチップでどうにかやってゆけるんですね。また、カフェーやバーなども、チップがあるから店が何とかやってゆけるというところが多いと聞くからです。 ドイツのホテルのルームメイキングの人たちはおそらく1ユーロジョブではないと思いますが、いつも気持ちよくベットメイキングしてもらったり、バスルームも掃除してあることを考えたら、チップは当たり前だと思います。 ところで、私などは毎日家で同じようなことをやっていても、誰も「ありがとう!」もいってくれませ~ん。さびしい~! これを読んだ、世のご主人やお子様方、たまには奥様やお母様に「ありがとう!」って言ってくださいね。
10ユーロ 仰天です。相当高級なホテルですか。 でも高級ホテルほどメイドさんのもらう給料は多いと思いますので変ですよね。レストランとかは格があるので若干多くてもわかるのですが。 それに、枕の上に置いてくれというのも変ですよね。日本人ずれしたホテルなら通じますが、ヨーロッパには余り枕銭の習慣自体無いので置いておいても取らない場合が多いですが、渡したい場合には明確にわかるようベッドサイドのテーブルや無ければデスクの上に感謝のメモ共に残すのが常識ですよ。 そうでないと戸惑うので。 ルームメイドさんと合うことはほとんど無いので直接渡す事は難しいですが、長期滞在のホテルとかの場合、他のチップも渡すならまとめて手渡しがBESTです。そうしないと伝わらない事が多すぎます。異文化コミニケーションは難しいです。 ベッドメイクやバスルーム掃除はあたりまえの事なのでチップは当たり前とは言えないと思います。ジョブがサービスというアメリカなら考え方は別と思いますが。1ユーロジョブの方は確かに大変だろうと思いますが、分けて考える方が良いです。 この考えを拡大していくと、全ての人にチップを渡さなければいけません。例え相手が仕事であっても。 最近は、チップもサービス料として組み込まれるケースが多くなってきましたし、チップ文化というのも変わりつつある様にあります。
上手なお金の使い方 人の付き合いは気持ちから、特に複数日滞在する時。 1)部屋を過剰に汚した時などお詫びのしるし - 相手も仕事ですが快くやってくれる。 2)通常以上な事を頼む - 余分なタオルを貰う等等 どんな仕事も従業員の許容範囲が有り、お金で親しくなればそれが広くなります。
枕銭は、ツアコンが広めた話ではないでしょうか。今でも言われるのかな? 枕銭の話は、もう、「払わなくてもいい」というのが常識として定着していると思います。 これは、日本人のツアーで言われたことが、広まったのではないでしょうか。 確かに僕も、1997年の中央アジアツアーで、部屋に1ドル札を置くように言われました。 いまはどうなのかな。 まだ、ツアーに参加すると、枕銭のこと、言われるんでしょうか? みどりのくつした
これは、チップも含めて永遠のテーマ 香典をいくらつつむか(5000円か10000円か、いやそれ以上か・・・)いや、行かなくてもよいのでは・・・いや行っといたほうがいい・・・ 結婚式披露宴に呼ぶか呼ばないか、どこで切るか・・・でも、ここで切ったらこの人が漏れる・・・ 出産祝い、もらってある?帳面、引っ張り出して記録を見て調べると、もらってない。でも今は、当時と違ってそこそこ付き合いもある・・・・ 思うに、たどり着くところは・・・自己満の世界かも。
Re: 枕銭 たいへん興味深く読ませていただきました。 私は、ベッドメイクや掃除をしてくれてありがとさんという気持ちで置いていましたし、特にごみがたくさん出たときは多少多めに置いていました。 別に1ドルやそこらが惜しいということもありません。ただ、自分では常識と思って当たり前のようにしてきた(また他の人からもそう言われた)ことが、必ずしもそうではないということに単純に驚いているだけです。 おそらく私は今後も枕銭を置くと思いますが、置かなくても間違いではないということですね。
Re^2: 枕銭 もうトピを閉められたようなのに、今さらですが。 わたしは置きません。 ドイツ留学中に初めてヨーロッパを旅行したので、そんなことは考えつきもしませんでした。 ドイツ人といっしょに旅行したこともありますが、誰もそんなことを気にしていなかったと思います。 帰国後の旅行で、一度だけロンドンで置いてみたことがありますが 部屋に戻るとそのまま手付かずで置いてありました。 金額が不足だったのか、それともそんな習慣がなかったのか、よくわかりませんが。 その後は一切置いていません。 お大尽旅行をしているわけではないし、たいそうなホテルにも泊まらないので 何となくそのままになっています。 それと「枕銭」という言葉があまり好きではないというのも、理由の一つかもしれません。
Re: 枕銭 例えば、バンコクで日本人団体観光客が、よく利用するホテルで”枕銭”を置いても、実際に部屋を掃除する人が、その枕銭を手にする確率は半分以下だと思います。 日本人観光客の皆さんが、早朝にチェックアウトもしくは観光に出かけた後に、掃除をする人より前に、マネージャーが部屋の点検に入ってきて、その枕銭を持っていってしまうのです。 渡すのなら、直接、係りの人に渡した方が良いと思います。
Re: 枕銭 これは私の経験的なものですが高級ホテルの類は枕銭を置いても置かなくても 均一的なサービスを受けることが出来ますが、 中級ホテル以下のホテルだと枕銭を置くと色々な対応が若干早い気がします。 私は連泊の時は置くようにしていますね。 何にせよ強制されているものではありませんので自分の好きなようにやってみてはどうでしょう?
Re: 枕銭 ほんとの枕銭をおくのは日本人だけかもしれませんが、他の国の方も長期滞在などでメイドにまとめてお金を渡したりはする様です。 ただし、他のチップ(レストラン、ポーター、ガイド等)と違い、日本人でも渡さない人は多い様に外国人でも渡さない人は多いと思います。 私は原則渡しません。理由は過去トピによる。 貴方は渡したければ素直に渡せば良いと思います。渡したくなければ渡さなければ特に嫌がられる事も無い。 逆に部屋が汚い場合クレームをつけます。
ついでに 考え方は色々ありますが・・・ ホテルはその元もとの語源通り快適に休息を享受する場所です。その為にベッドメイクも部屋の掃除も必要最低限の常識でそれが無いと仕事として成立しません。ホテルの料金にそれは当然含まれています。 収入の低いメイドに対する心使いを見せたければそれは別途考えてあげれば良いかもしれませんが、私はこれは基本的に彼(女)らの勝ち取るべき権利とかんがえていますので。。。 ・・・貴方の考え方が現れると言えば大げさでしょうか。でも、それで良いと思いますよ。