これは、早い話、「I-94を送る」なという意味ですよ。

ねこにゃん♪さん、どーも。

世の中には、建前と本音があります。

例えば、
タイへ片道切符で入国するには、ビザが必要です。
これが公式な話(タテマエ)です。

しかし実際は、片道切符で問題なく入国できます。
これが本音です。

もともと米国の出国カードなんか、それ自体、
米国自体がそれほど問題にしてないんですよ。
だって、米国には出国審査そのものが無いんですから。
ですから、出国カードは付いてたら、捨ててしまえばいいんです。
これが本音。

ところが、日本の「旅行通」諸君が、
インターネットの掲示板で
「出国カードを返却しないと大変なことになります」
と、わけのわからない噂を広めてしまいました。

そこで、気の弱い日本人旅行者は、
米国大使館に問い合わせして、
「どうしたらいいんでしょう?」と問い合わせが殺到します。

米国大使館は、本音は「どうでもいいことをうじゃうじゃ言うな!」
ですが、
公的機関として、それは言えません。

ですから、どうしても処理方法を答えなければなりません。
そして、非常に面倒な手続きを作りました。

この手続きは、普通の日本人にはとても無理です。
だって、
(飛行機で出国した場合は)ボーディングパス、
それから、
パスポートのスタンプのあるページを全部コピーして、
オーバーステイしていないとはっきりわかる書類を、
どんなものでも片っ端からくっつけて、
英語で説明した文章をつけて、提出しろって言うんですから。

そんな面倒で金のかかることは、普通の日本人は出来ません。
普通の日本人が出来ないような手続きを求める意味は何か。

つまり、「I-94の半券なんか、送るんじゃねーよ!」という意味です(笑)。

インターネットの旅行通諸君の間違ったアドバイスで、
米国大使館に半券が送られてきて、
処理に困って、こういう機関を作ったのでしょう。

これが真実だと思いますよ。
いやはや、インターネットの「旅行通」諸君は、
米国政府に新しい処理機関まで作らせるとは、
大きな力を持ってますね(涙)。

なおこの考えは、みどりのくつした個人の想像です。
米国大使館に問い合わせて「米国大使館はそんなこと言ってませんでしたよ」などという馬鹿なことを書かないように。

みどりのくつした

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1件のコメント

  • Re: これは、早い話、「I-94を送る」なという意味ですよ。

    建前どおり送ったとして…
    果たしてデータがいつごろ訂正されるのか、
    果たして本当に訂正されるのか、
    ずっと放っておかれる可能性は、ないとはいえない…
    むしろ結構高いと思えてしまいます。あくまでも想像ですが。
    実際のところ、検証はできませんしね…^^;。

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    もともとチェックインカウンターで取られたカードがちゃんと処理されているのか?という問題。

    ねこにゃん♪さん、どーも。

    送付先の
    「ケンタッキー州、ロンドン」に、掘っ立て小屋かなんかあって、
    そこでおじいさんが書類の山を横にして、
    1人で事務処理している光景が目に浮かびますね(笑)。

    それ以前に、
    米国出国の航空会社のチェックインカウンターで取られた
    カードがちゃんと集められて、出国記録が正しく処理されているのか、
    それも問題ですよ。

    いまは、タイでも出国の時に
    入国の時の顔写真と照合するのが普通なんですから。

    それをしない出国なんて、誰もまじめに取り扱うはずが無いです。

    ですから、米国入国の時には、
    前回の滞在がオーバーステイでなかったと証明出来る
    書類(パスポートのスタンプが一番ですが)
    をきちんと持って行くのがいいでしょう。

    (パスポートを新しくしたら、古いパスポートも持っていくという意味)

    みどりのくつした

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