仲間を募ったほうが ベネチアでのパスタ類(というかプリモ)は、一人で食べるのは かなり難しく、観光客向けの所は強気です。地元の人が行く店を 探すのは一番良いのですが、観光客向けでない店は、 ・英語がほとんど通じない ・メニューがない、あっても手書き のところが多いため、ある程度(というか相当)イタリア語の 要求性が高いのも事実。このために修行してイタリア語をマスタ ー する人も多いと思います(実際一番役立つのが、食事とトラブ ル時です)。さらに、観光客向けの店は、 ・価格のみならずサービスに関しても強気 ・価格と料理の質や味に相関がない ・五月蠅い客が居ることが多い など、後味も悪い思いをすることもしばしあります。 プリモの最低条件人数をクリアーするだけでなく、食事そのもの が楽しくなるので、是非ツアー仲間を募ってみてください。 2-4名態度が一番良いはずです。5名以上になると席の確保ができ 難い上に会話自体が困難になります。 ベネチアは一番当てはまるのですが、大都市の観光客向けの店は 味と値段が比例しません。しかし、地元の人が行くとか、観光客 でもある程度財力があり、舌の肥えている客が十分吟味して行く ような店ならば、イタリアの場合、味と値段との間の関係が深ま ります。ですから、お金をあまり惜しまず、評判の店を見つけて (恐らくは紹介されて)行くべきだと思います。このためにも、 豪華な食事は1日一回に絞り、他を軽くする(これも美味しい料理 に出会うための必勝法です)。店を決める際には、ホテルのコンシ ェルジェか添乗員にきちんと好みを言う。例えば、イカの墨煮を 食べたいが、出来合いのペーストを使うのではなく、自分でイカ から墨を取り、白ワインと出汁で味を付けたものを出す店とか言 ってみてください。食に拘るイタリア人は、”注文の多い”客の 我が儘を気持ちよく受け入れてくれます。