その1 仁川空港から中国山東半島煙台空港へ。両替をする。
11時45分発中国東方航空で韓国仁川空港を出発。
1時間の時差があるので、現地時間11時45分に到着した。
1年ぶりの煙台空港。
日本人は私一人のようだ。
荷物が一つだけなので身軽なのか、入国審査を終えて外に出るのが早い。
両替場所は聞いてみたがやはり空港にはない。
手持ちの元がなければ、街へも行けないローカル国際空港だ。
国際線ターミナルの外に出るが、中国東方航空のマークのマイクロバスが停車していた。
もしやと思い、そこへ行ってみたが、やはりリムジンではなく乗務員用のようだ。
期待を裏切らないのがいいとこだ。
そこであっちのバスに乗れという。
少し離れた国内線ターミナルの出口にちょうど、上海からの国内便が到着していて人の出入りがあり、その国内線の出口に古いバスが止まっている。
国際線のためのリムジンバスは存在しない。
そこまで歩いていって、バスで、値段を聞くと10元だという。
昨年手持ちの元を残しておいたのが役に立つ。
市内から、タクシーで30元だったことを思えば割高なバスだ。
国内便の利用客が出きったところでバスは出発した。
空港を出るとすぐに幹線道路で片側3車線のきれいな道路だ。
何カ所かでバスは停車し、乗客を降ろしていく。
最後は、煙台長途汽車站、煙台火車站 の順で停車する。
昨年、帰国のための出国ができず、3日間も滞在したの出町の様子はわかっている。
とりあえず、降車する。
さて、次は両替だ。
目の前には古い中国銀行の看板の建物はあるのだが、今の中国では中国銀行でさえスクラップアンドビルドが多く、移転が多く、迷うことがある。
とりあえず、適当にどこにあるか聞いてみながら、中国銀行にたどりついた。新しい高層ビルの一階に移転していた。
ここで3万円を両替したが、6.99でやはり、1万円当たり700元を切っていた。ここで2100元弱を手にしたわけである。
この金で、どこまで旅行できるか楽しみだ。
とりあえず、煙台火車站のすぐ前にある古い建物のフェリー乗り場に向かう。
今日の目標は、船で黄海を渡り、遼東半島の大連へ向かうことだ。