レポート

香港 登山 『釣魚翁郊遊徑』 (High Junk Peak Country Trail)

公開日 : 2007年01月26日
最終更新 :

コースは『釣魚翁郊遊徑』五塊田~大廟 6.6キロメートル 3時間 だ。

九龍サイドに24コースもある郊遊路徑(Country Trails)のひとつだ。ゴルフでいうとショートコースのような感じだ。短いもので400メートルから最長6.7キロとバラエティにとんでいる。

今回のコースは、距離も時間もたいしたことはないということで、10時30分にいつものMTR『炮台山』で待ち合わせをした。

MTR 『北角』で将軍澳線に乗車して、5駅目の『坑口』で下車した。料金は7.9HKドル、時間にして14分ほどだ。

出口B2『公共運輸交匯處』を出て、左折だ。一つ目の信号を右折(横断)する。左手に『明徳邨』というマンションを見ながら直進し150メートルほど進むと大通りにぶつかるのでそこを左折だ。

ロータリーにぶつかるまでしばらく歩道を歩く。。ロータリーに到着したら、右側に横断してすぐに左に横断し、直進する。標識で言えば、清水灣・西貢方面に進む。

そして、ちょっとわかりにくいが、200メートルくらい進んだところで細い道を右折する。右折してすぐのところに、『坑口區郷事委員會』というアーチ型の門のようなものが目印だ。

そのアーチ型の門をくぐり左方向に進むと階段があるここを登り切ると、車道にでる。これが清水灣道だ。ここを右折してゆるやかな坂になっている車道をしばらく進もう。1キロほど歩くと、右手に『五塊田』というバス停が出てくる。

その脇に休憩涼亭と呼ばれるPavilion がある。

ここから今日のコース『釣魚翁郊遊徑』の始まりだ。

いつもの有名なコースと違って若干マイナーなコースなので、標識に従い迷わないように突撃した。

基本的に『大廟』方面の矢印に向けて侵攻すればいい。清水湾半島をほぼ上から下まで歩くコースだ。

しばらくすると、急な石段が我々を迎えてくれた。10分ほど坂を上ると、景色が開けてくる。

今日は尾根のような道を最後まで歩くことので、両側に景色が見えて気持ちいいコースなのだ。

今日のコースある標距離柱は、いかにも楽そうなハイキングのようなマークだ。しかし、それほど楽ではない。。。ということはあとで判明する。

見晴らしのいいなだらかなコースをしばらく歩くことになる。

さらに見晴らしの良い道にでる。右方向はMTR『将軍澳』付近のマンション(写真左)が見える。

左方向には牛尾海に浮かぶ 牛尾洲(写真左)という小さな島も見える。すこしガスっているのが残念だ。

標距離柱C3102を過ぎると、はるか彼方に今日の最大の難関 標高344メートルの釣魚翁(写真右上)が、尖って聳え立つ姿が見える。

『え~~~ あんな険しい山を登るなんて!!』とつぶやくと、S氏は『ただの山登りではない軍事教練なんだ!』と叫んだ。

昨年末に登山したシャークピークを彷彿とさせる山だ。。

標距離柱3103を過ぎると、二股に道が分かれる左側には、危険だから登山するなとの標識が出ていた。やむなく、我々は右手の道を進んだ。


右手には将軍澳工業邨(写真左)が見下ろせる。しばらく平坦な道を歩くと、眼前に釣魚翁が突然現れた。

なんとか、釣魚翁 攻略のための手前の尾根に出ることが出来た。

左手にはのんきにグライダーを飛ばしているやつらがいた。(動画参照)

一息ついたあと、釣魚翁に突撃だ。 いきなり険しい岩の道だ。滑りやすいので気をつけよう。

その先の急坂を登ると左側は絶壁だ。あまり下の見ないようにしよう。目が回りそうだ。

そして、ようやく頂上に到着だ。山頂は、シャークピークより狭い。標高もシャークピークよりは低いのか、登ってしまえばそんなにたいへんな山ではなかった。

ここで、1時になっていたので昼食休憩をとることにした。

頂上はせまいので、少し先の岩場に場所を確保した。しかし、両側は断崖絶壁だ。風がある日は長くはいられないだろう。

岩場の眼前には清水灣が見える。とても綺麗な湾で、灣の底まで透き通って見える。香港にこんな綺麗な海があったのかと感心させられた。

続きは(写真つき詳細)⇒http://amet.livedoor.biz/archives/50305699.html

  • いいね! 0
  • コメント 0件

0件のコメント