レポート

クリスマスから年始にかけてのご報告@パドヴァ、ポルティコetc...

公開日 : 2007年01月06日
最終更新 :
退会ユーザ @*******

うーん、テーマのカテゴリーに、ぴったりのもが無い・・・
私のテーマは何かというと

1.年末年始の鉄道やバスなどの移動事情、及びお店の開店状況
2.あまり皆様のご存じないまちの紹介

ということでカテゴリーをつくりにくいほど、特別ではないと思うのですけどね。
それはさておき、始めます。

12月23日から出かけて現地11日間、
いつもより少し短めに冬のイタリアを旅してきました。

今回は、スタートが3人、途中で1人帰って後半は2人。
ミラノからパドヴァに入って1週間キッチン付きのアパートに滞在して、
パドヴァと近郊の街々を見て歩き、
その後、ポルティコ・ディ・ロマーニャに2泊して年を越し、
またミラノに戻って食材を買い込んで帰ってきました。

これから旅行をされる方のお役に立ちそうな情報や、
訪れた街の特徴などをお伝えし、
詳しくは、アミーゴの方のサークル「イタリア!小さなまちと田舎の旅」の方で、
写真にエピソードなどを添えて、追い追い載せて行きますので、
よろしかったら覘いてみてください。
http://www.c-player.com/ac48590/message

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9件のコメント

  • 07/01/07 17:50

    Re: クリスマスから年始にかけてのご報告@パドヴァ、ポルティコetc...

    グラツィアさん、ご無沙汰しています。
    そして、明けましておめでとうございます。
    相変わらず、お元気で飛び回っていらっしゃいますね。
    レポートを見せていただいたら、いつも元気をいただきます。

    やはり、行ってらしたのですね、ポルティコへ。
    私はいつもグラツィアさんにお会いできなくて、本当に残念です。
    でも、プレゼーピ祭りや年末年始の夕食会を楽しんでいただけたこと、私も嬉しいです。

    今年のプレゼーピは本当に工夫を凝らしたものばかりだったようですね。
    写真でも素敵なのがよくわかります。
    私も見たかったです。

    あのボルゴのホットワインなどを出していた家の奥様(ロザンナ)が小さな家を松かさや箱や小石で作られている方です。パスクアの時にホテルのレセプションに置いてた置物を購入したいとおっしゃってたのを思い出しますが、お尋ねになられましたか?

    私は明日出発です。もうプレゼーピは終わっていることでしょう。今年もまた見そびれました。

    次回ポルティコへはいついらっしゃいますか?

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    退会ユーザ @*******
    07/01/08 10:21

    次回はおめにかかりたいです

    OLMOさん、お久しぶりです。

    「OLMOは月曜日に来るのよ」と、お父さんもお母さんも、
    OLMOさんのお帰りを楽しみにしている様子でした。
    お目にかかれなかったのが本当に残念ですが、
    次は秋に行きますから、そのときにお目にかかれると嬉しいです。

    あの置物のことは、今回は聞きませんでした。
    みなさん、とても忙しそうでしたので。

    あのお家の方だったのですね。
    写真を撮った翌朝も散歩したのですが、
    そのときにご主人が、ワインを温める器に炭を入れているところは見かけました。

    それからチェノーネの時にサックスを吹いたり、歌ったりしているオジチャンとは
    翌日バールでお会いして、ご挨拶しました。

    またポルティコの様子をお知らせくださいね。

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  • 07/01/06 21:06

    いいですねー、羨ましい、、

    しばしばイタリアに出撃のグラツィア さん、ズル休みがたくさん出来てウラヤマシイ限り。
    私しゃ時々しかズル出来ないけど、まあいいか、人は人だ。


    懐かしい、パドーバ、グラッパ、トレビーゾなど、そして乗換駅で駅しか知らないカステロブランコ。
    このあたりは、わが家では珍しく列車の旅の区間です。

    一番知りたいことがあります。それは、
    >パドヴァに入って1週間キッチン付きのアパートに滞在・・
    これです。

    私の知るパドーバは、1泊しただけの町の様子だけですが、
    1週間の居心地。そしてキッチン付きのアパートの、値段、使い勝手、立地。
    1週間とか2週間のステイの候補地の、費用や居心地の検討を、したくて。
    このステイでは、レンタカーは借りずに、町中暮らしとしての居心地を、とくに関心を持っています。

    旅行疲れに無理のない範囲で、一寸づつでも、教えてください。

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    退会ユーザ @*******
    07/01/06 22:58

    私にとっては、抜群でした。

    kiyaさん、ズル休みじゃないですよ~ん。ズルズル休み !

    滞在した宿は、こちらです。
    http://www.appartamenti-europa.com/
    このエウローパは、ホテルとアッパルタメントと2つ経営していて
    2つは100mほど離れています。
    チェックインとチェックアウトはホテルのレセプションで行ないます。
    (ホテルの方が、駅寄りですので不便ではありません)

    場所は、こちら。
    http://www.viamichelin.co.uk/viamichelin/gbr/dyn/controller/mapPerformPage?strAddress=Piazza+Garibaldi+8&strCP=&strLocation=Padova&strCountry=612&image2.x=35&image2.y=17#locid=241158erkk181841kdv10532oeocNDUuNDA5NDQ_cMTEuODc3OTM_cNDUuNDA4OTg_cMTEuODc4MDk_cNDUuNDA5MjU2cMTEuODc3OTk00gPiazza Garibaldi
    どこのまちにもあるピアッツァ・ガリバルディですから、
    チェントロもチェントロです。

    アッパルタメントの玄関からリナシェンテまで20秒、
    それなりの大きさのスーパーマーケット「PAM」まで1分弱、
    カフェ・ペドロッキまで1分半、パドヴァ大学まで2分、
    エルベ広場まで4分と言ったところでしょうか。
    あ、肝心の駅からは、12分程で、駅前のちょこっとを除けば石畳はありません。

    1週間の居心地は、私にとっては快適でした。

    まず、キッチン。
    食器は、とりあえず2人分そろっていますし、
    冷蔵庫もちゃんと機能しました。
    コンロは、マッチで点火するタイプですが、大小いろいろの4口のガスコンロです。
    電子レンジ兼オーブンもちゃんと働きます。
    イタリアですから、パスタ鍋やチーズ卸、カッフェティエラ
    ビニール製でしたがテーブルクロスもありました。
    ai ferri にするときの筋付き鉄板はありませんでした。

    日本人にとって不便なのは、大き目の包丁とまな板が無いことでしょうか。
    調味料は、自分で調達しないといけませんが、
    スポンジとクレンザーはありました。

    バスタブはありませんが、シャワーの出は抜群です。
    バスルームには、洗濯機も付いていたのです。
    (大喜びしたのですが、翌日使おうとしたら、
    水のホースの接続部分が壊れていて、使えず、ぬか喜びに終わりました。
    とっても、イタリア的でしょ。
    クリスマス時期なので、修理を依頼するのも止めました。
    1週間後に来るよ、といわれてもねぇ…
    滞在時にちゃんと洗濯が使えるところと念を押しておけば大丈夫なのでしょう)

    1週間だと、清掃やタオル交換には1度もきません。
    ごみを捨てる場所はありました。
    トイレット・ペーパーやタオルが欲しい場合は、レセプションに貰いに行きます。
    出かけた帰りに寄ればいいので、これもそれほど不便ではありませんでした。
    洗濯機がちゃんと機能すれば、タオルは朝洗えば夜には乾くでしょうし。

    冷暖房はちゃんとあります。
    居室はけっこうゆったりしていて、収納スペースがたっぷり。

    そして肝心の料金ですが、
    2人で1週間550ユーロです。
    (1泊が80ユーロで、1週間だとちょっとおまけということのようです)

    私たちは、前半4泊が3人だったのですが、そういう価格設定はできないそうで
    3人で1週間ということになり、700ユーロでした。

    ユーロ高ですので、高いと言えば高いのかもしれませんが、
    ロケーションと使い勝手を考えると、妥当な線ではないでしょうか。

    以上、思いつくままに書いてみました。

  • 退会ユーザ @*******
    07/01/06 18:20

    7.1月2日3日のミラノ

    2日午後にミラノに着き、この日は、ショッピング。
    ヴィア・スピーガの店(ほとんど開いていました)をのぞきながら、
    リナシェンテ(すごい混雑)を見て、
    ドゥオーモのファサードの修復はまだ終わっていないことを確認しました。

    3日は、午前のみの行動時間だったので、ワグネルの市場へ行って、食材調達。
    何しろ、ペックはクリスマスからずっと休んでいるので、
    ここぐらいしか欲しいものが買えないのです。
    この市場も、3分の1ぐらいが閉まっていましたが、
    欲しいものは、ほとんど入手できました。

    以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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  • 退会ユーザ @*******
    07/01/06 18:19

    6.ポルティコ・ディ・ロマーニャのチェノーネ

    さて、チェノーネのお話をします。
    9時からですよ、と言われ、ちょっとだけおめかししてレストランへ。
    早々と予約を入れていたためか、
    はたまたここを紹介してくださったOLMOさんのお陰か
    中央のいい席に案内されました。

    メニューは、
    前菜3皿、プリモ2皿、
    セコンド2皿(魚介と肉、その間に口直しのシャーベット)、
    そしてドルチェ1皿(2種盛り)
    なんとこの内の3皿に白トリュフがかかっています。
    白トリュフといえばアルバが有名ですが、この辺りでも採れるのだそうです。

    ワインは、白1種、赤2種、スプマンテが1種。
    各テーブルに、それぞれが順に1本ずつ置かれました。
    2人でも、4人でも、6人でも。
    (足りなくなると、次のボトルが運ばれます。
    もちろん、6人テーブルの話。
    2人しかいない私のテーブルは、これで十分満足です!)

    しばらくは、それぞれのテーブルで話が弾んでいたのですが、
    口直しのシャーペットを口にところで
    (シャンパングラスにたっぷりあったので、普通のドルチェ一人前)
    不思議な美味しさに、これは何?と言う表情になり、
    隣のテーブルを見ると、そちらでも同じような表情をしているので
    互いに顔を見合わせたり、首を傾げたりしながら推理が始まりました。
    これだけは、メニューに載っていなかったのです。

    この緑のかけらは何?ミント?バジル?いやいやこれはハーブじゃなくて
    何かの皮か茎のようだ・・・
    酸味はヨーグルトのようでもあり・・・
    食感は、おろしたホースラディッシュというか、ちょっとざらざら感が・・・
    と言うところで、分かりました!
    隣のテーブルのおじさんに、「これは、多分青りんごだわ!」と言ったら、
    ああ、そうか~という顔をしてくれて、
    宿のお母さんに訊いてみたら、当たりでした。
    で、この辺りから、少し仲良くなったのです。

    セコンドが終わったところで、スプマンテが配られ、
    それまでに、聞こえていた演奏や歌が、カウントダウンに変わりました。
    レストランは、一番広いところの他に、2室ほどあり、
    全部に聞こえるように、宿の玄関を入ったところに
    キーボードが置かれ、キーボードの男性が1人で弾いたり歌ったり、
    元気で超えの素敵な初老の男性がサックスを吹いたり、ハモったりしていたのです。

    ・・・トゥレー、ドゥーエ、ウーノ、ゼーロ!
    一斉にスプマンテの栓がポンポンと音を立てて抜かれ、
    スプマンテを注いだグラスを持って、あちこちのテーブルの人たちと
    「アウグーリ!」「ブォナンノ!」と乾杯しました。
    全然知らない人たちともバーチ!

    そのあとドルチェを食べて、カフェの代わりにグラッパをいただき、
    グラスを持ってサロンに移り、演奏を聞いたり、一緒に口ずさんだり。
    サックスの初老の男性が小柄ながら、歌うととっても素敵で、
    そのうち宿の息子さん(多分長男の方)が調理場から出てきて、
    白衣のままギターを弾いて、他の2人と共に歌い始めて・・・
    寝たのは午前2時でした。

    翌朝は9時半に起きてのんびりと朝食。食べ終わったら11時。
    散歩をしたり、本を読んだりして過ごし、もう1泊して2日にミラノへ移動しました。
    あ、こねこさん、2泊目の朝は、8時55分のバスに乗ったのですが、
    宿泊客が多いからなのかどうか、7時半からたっぷりの豪華な朝食がありました。

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    お帰りなさい!!

    グラツィアさん無事のお帰りなによりです!
    実は私も12月21日から1月5日昨日までイタリアにいました。
    今ひどい時差ぼけで頭がボおっ~としているので頭が正常にもどったらゆっくりレポート楽しませていただきます。
    そして私のレポートつくりも落ち着いたらまた書きます。
    とりあえずお疲れさまでした!ちなみに私はpadovaには22日一泊だけしてました。かなりたくさん近郊には見所ありますね。次回要チェックです(笑)次は夏のイタリアシチリアにむけてまた資料集めです~

  • 退会ユーザ @*******
    07/01/06 18:17

    5.プレゼーピのまちポルティコ・ディ・ロマーニャ

    春に行った時にポルティコのことは書いたので、
    読んでくださった方もいるかもしれません。
    http://bbs.arukikata.co.jp/bbs/tree.php/id/97940/-/parent_contribution_id/97923/

    冬に行っても大して変わらず、大晦日のチェノーネ(大正餐)が楽しめるだけかも、
    と思って行ったら、それは大きな間違いでした。

    まちおこしとしてやっているらしいのですが、
    このあたりでは、「プレゼーピのまち、ポルティコ」と言われているようなのです。
    各家庭が家の前や窓に、そしてまちとしてちょっとした井戸のスペースなどに
    趣向をこらしたプレゼピオを飾っているのです。
    (キリスト誕生の場面を再現する人形飾り。複数形だとプレゼーピと言います。)

    大きいものは等身大から小さいものは、お菓子のおまけサイズまで、
    材料も、プラ、粘土、木、布、石、ガラス…
    飾る場は、普通に台の上に布を敷く以外にも、木の切り株の上、
    オーブンの中、鍋の中、鳥かご、パン焼き釜・・・
    置いてあるものの他に、ガラス窓に描かれているものや
    (夜灯りがつくと、本当にきれいでした)
    吊るすタイプのものまで。

    それが、中世のままの石造りのまちの小路に、次々と現れてくるのです。
    ここに年越しにやってくる人たちも多いようで、宿は、満室。
    訪れた人々は、ゆっくりと散歩しながら、プレゼーピを見て楽しんでいました。

    そのプレゼーピの並ぶ可愛らしい小路の、とある家の前に、
    クッキーとオレンジピール、肉チップ入り一口サイズのパイ、
    そしてジュースと甘いホットワイン、使い捨てプラコップが置いてありました。
    通りすがりの人たちにふるまうもので、みんな楽しそうにつまんでいました。
    もちろん私たちもいただきました。
    小さな家型の貯金箱が置いてあったので、少しばかり入れて気ました。
    きっと、教会かどこかに寄付するのだろうと、友人と話しながら。

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  • 退会ユーザ @*******
    07/01/06 18:12

    4.近郊のまち

    トレヴィーゾは、運河のある、もう一つの水の都とも言われ、
    中世の面影を残す街並み歩きや、城壁の上の並木道の散歩を楽しむことができます。
    イタリア人の大好きな紫キャベツに似た野菜、ラディッキオは、
    トレヴィーゾのものが一番とされていますが、
    他にも美味しい野菜がたくさんあり、美食の街と言われているのだとか。
    ティラミスも、この街で生まれたものだそうです。

    バッサーノ・デル・グラッパには、
    戦乱や洪水で8回も壊れては復元された、木の橋があり、
    これが街のシンボルとなっています。
    風景の素晴らしさ、橋の設計(パッラーディオの設計だとか)、風情のよさから
    この橋は世界遺産に登録されているのだそう。
    車の通らない、屋根付きの橋を、人々がゆったりと歩いたり、立ち止まって話をしたり、景色を眺めたりしています。

    街の中心部は小ぢんまりとまとまっていて、
    名物のグラッパ屋もたくさんあります。
    橋のたもとのグラッパ屋は、古いだけあって趣のある店で
    ただグラッパを飲んだり買ったりできるだけの店ですが、
    街の人たちが気軽に立ち寄って飲める、素敵な店です。

    ここは、有名な白アスパラガスの産地でもあり、春に行くと堪能することができます。


    カステルフランコ・ヴェネトは、トレヴィーゾが、
    中世に街をまもる前線基地としてつくったまちだそうで、
    1辺が230mという正方形の城壁をもつ小さなまちです。
    城門の時計塔が素敵でした。
    また、夭折の画家、ジョルジョーネの生まれたまちで、
    ドゥオーモにも彼の描いたフレスコ画があります。
    また、彼の家の壁面上部には、モノクロのフレスコ画があり、
    当時の楽器や武具などが描かれていて、興味深かったです。

    小さなまちですので、あっという間に歩けてしまいますが、
    その割りに、素敵なワインバーや美味しそうなレストランがありました。


    チッタデッラは、正方形のカステルフランコに対して、
    直径400mほどの円形の城壁をもつまちです。
    トレヴィーゾが前線基地としてカステルフランコをつくったのに対して
    パドヴァが、このチッタデッラ(要塞と言う意味)をつくったのそうです。

    カステルフランコの城門は2つですが、
    ここチッタデッラには4つあり、向かい合う城門を結ぶように十字の道があります。
    城門から反対の城門まで、ここもあっという間に歩けてしまいますが
    ここにも美味しそうなレストランや、よさそうなホテルがありました。
    大晦日の晩は花火を上げるそうで、
    次の年越しはここでもいかも…と思ってしまいました。

    このまちで一番楽しかったことは、城壁の上を歩いたことです。
    城壁の上を歩けるところは、今までにもルッカやトレヴィーゾで経験していますが、
    この2つの城壁は、幅が広く、市民の憩いの場になっているのに対し、
    チッタデッラの城門は、1人しか歩ける幅が無くて、
    高さは17~8mぐらいありそうなのです。
    ところどころ崩れているところは、鉄枠で補強してあって、板が敷いてあります。
    城壁から見る向こう側の城壁、そして見下ろすまちがとても素敵でした。

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  • 退会ユーザ @*******
    07/01/06 18:11

    3.パドヴァ

    パドヴァには、以前立ち寄って、さっと観光して回ったことがあります。
    そのときに、泊まって街歩きをしてみたいと思いました。
    1週間過ごしてみて、パドヴァの街は、滞在するのにとてもいい街でした。
    市内は、ほとんど歩いて回れますし、
    その中心部にあるラジョーネ宮内やその前のエルベ広場では、
    ほとんどの食材を調達することができますし、
    なかなか雰囲気のよく、気軽に立ち寄れるカフェやワインバーがたくさんあります。
    歩いていて、とても気持ちのよい街でした。

    もちろん、見所もあります。
    ジョットの傑作と言われる見事なフレスコ画に囲まれた内部をもつ
    スクロヴェンニ礼拝堂。
    一つ一つの絵をじっくりと見ていると、時のたつのも忘れるほどですし
    空間自体が、異次元のような感じで、心が清められて行くような感覚をおぼえました。
    2度目でも、感動は変わりませんでしたし、また訪れてもいいなと思っています。

    数々の奇跡を起こしたと言われる聖アントニオを祀ったサンタントニオ聖堂。
    イタリア中から巡礼の信者が数多く訪れ、参拝しています。
    中世に会議を開いたラジョーネ宮の大きな空間の壁面は、コマ割してあって、
    当時の生活模様が伺えるフレスコ画の数々が描かれています。

    ボローニャ大学に次ぐ歴史を誇るパドヴァ大学には、
    ガリレオが教鞭をとった教室や
    16世紀に作られたすり鉢状の解剖教室など
    ガイデッド・ツアーがあり、今回ちょうど時間があって参加することができました。

    旧裁判所であるラジョーネ宮の2階ホールは、体育館のような広さで
    宗教画ではないフレスコ画もたくさんありますし、
    1階は市場のようになっていて、肉、ハム・サラミ、チーズ、ワイン、惣菜などの店が並びます。

    ヴェネツィアやヴィチェンツァには30程で気軽に出かけられ、
    トレヴィーゾ、バッサーノ・グラッパ、カステルフランコ・ヴェネトやチッタデッラにも
    1時間前後で行くことができます。

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    退会ユーザ @*******
    07/01/07 23:38

    お帰りなさい^^

    グラツィアさん、お帰りなさい。
    いつもと同じく、充実の旅だったようですね。

    パドヴァには、ヴェネツィアに滞在したときに、バスで日帰りで
    行きました。落ち着いた、いい感じの街ですね。

    行ったのは12月8日の祝日で、バスの本数が少なかったので、私は
    スクロヴェーニ礼拝堂と隣の市立博物館を観て、中心部まで少し歩き、
    エルベ広場に行っただけです。

    でも、ジョットのフレスコ画は、それだけでもパドヴァに行って
    よかったと思わせる、素晴らしいものでした。また、エルベ広場の
    マーケットは、眺めるだけでも、とても楽しかったです。

    ラジョーネ宮は閉まっていたように思います。1階のアーケードも。
    祝日だからかな?その代わり、何かのパレードが催されていて、
    それを見学しました。

    「歩き方」やグラツィアさんのお話を聞いていると、サンタントニオ
    聖堂を始め、見所はいろいろあるようで、本当に1~2泊して、
    じっくり観光するにもいい所ですね。

  • 退会ユーザ @*******
    07/01/06 18:10

    2.大晦日の移動

    31日のポルティコ・ディ・ロマーニャまでの移動は、
    パドヴァ~ボローニャ~フォルリとFSで、
    ボローニャまでのESの指定席は、満席のようでしたが、
    その後のRは、混んでいませんでした。

    困ったのは、フォルリからのバスです。
    まず、バスターミナルにバスが1台もいませんでした。
    バスの切符売り場は、クローズ。
    切符売り場がクローズの場合、‘オット’という名前のバールで買えると書いてありますが
    そのバールがどこにあるかも分からず、近くの店も全部閉まっています。

    ひょっとして…と思って駅の1番線にあるバールに行って聞いてみたら、
    そこでバスの切符を売っていました。
    名前は出ていませんでしたが、どうやらこのバールが‘オット’らしい…
    でも、今日はバスが運行されているのか聞いても、知らないとのこと。
    だめならポルティコから戻ってくる時に使えばいいやと思い、
    とりあえず片道分だけ買いました。

    ここでもう一つ困った事態が発生。
    なんと駅のトイレに鍵がかかっているのです!
    クリスマス休暇の期間中、メンテナンスができないので閉めるとの貼紙。
    バールに鍵が置いてある場合もよくあることなので、
    バールのおじさんに訊きに行きましたが、無いよ、とそっけない対応。
    (この人、イタリア人らしからぬ性格をしています)

    もし、休日時間割でバスが運行しているとすると30分後にバスがあり、
    途中で乗り換えて1時間ほど乗るので、ずっと我慢するわけにもいきません。
    仕方なく荷物を転がしながら、駅近くを探すことに。
    幸いなことに、駅から比較的近いところに
    できたばかりのショッピングセンターを見つけたので行ってみたら、
    そこが、閑散としてはいたものの、運よく営業していました。
    イートイン・コーナーのトイレが使えて、やっと一息。

    バス・ターミナルでお弁当を食べながら、バスを待ち、
    定刻になっても来なくて諦めかけていたところに、5分遅れでやっと到着。
    途中から、3、4人乗ってきて、なんとか終点のまちまで到着。
    この続き、小さなバスに乗り換えられるはずなのに、
    なんとこの先のバスは、休日はなし!

    タクシーなんてないし、バスで15分の山道を歩くのもいやだし、
    とりあえず、宿の人に相談してみようと電話をしたら、
    ああ、じゃあ迎えに行くよ、と宿の車が来てくれました。
    本当にありがたいことです。助かりました。
    田舎を旅することが多くなってから、携帯電話を持ち歩くようにしていますが
    このときほど、よかったと思ったことはありません。

    1月1日は、ポルティコでのんびり過ごし、
    2日にミラノへ移動しましたが、こちらは、混んではいましたが
    通常通りでした。

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  • 退会ユーザ @*******
    07/01/06 18:09

    1.クリスマス時期の交通や街

    12月24日にミラノ~パドヴァをICで移動しました。
    以前も24日の列車は混んでいましたが、今回もやはり同様で
    座席はすべて予約で埋まっていて、その他の乗客はICの通路に溢れていました。
    ただ、ヴェローナを過ぎる当たりからどんどん降りていって、
    乗る人は少なかったので、トイレに行くのがきついほどではありませんでした。

    パドヴァから、25日はバッサーノ・デル・グラッパに
    26日(祝日)はトレヴィーゾに行きましたが、
    バスは、25日は午前中運休、午後もまばら、26日は休日の時刻表で運行、
    FS(国鉄)は、休日時刻表で動いていました。

    24日は日曜なのでパドヴァでの買い物は無理だろうと思い、
    アパートのキッチンで作って2日間十分に食べられる食材を
    ミラノの駅のスーパーで買い込みましたが
    市が立っていると聞いていたエルベ広場に夕方行ってみたら
    広場にも、ラジョーネ宮内の店にも明かりがこうこうと灯り、
    野菜やチーズ、肉、魚、米、豆、その他加工食品なんでも売られていました。
    ミラノのスーパーのものより新鮮だったのでちょっと後悔。

    25日の朝8時少し前に宿を出て、駅まで10分ちょっと歩きましたが
    バールが2軒ほど開いていました。
    バスも車も走っていなくて、本当にクリスマスの午前中はひっそりとしています。
    パドヴァは、午後になっても静かでした。
    やはりこの日は家族と家で過ごす人が多いのでしょう。

    25日のバッサーノのまちには11時ごろ着きましたが、
    こちらは、ちょうど教会のミサの終わる時刻に合わせているのでしょうか、
    昼の時間だけ開けるバールやワインバーなどがけっこうあり、
    私たちのお目当ての、橋のたもとの1779年からやっている
    グラッパ屋も開いていて、どこも賑わっていました。
    レストランも開いているところがあって、そこで食べることができました。
    美味しくて安くて、感激の店でした。
    ただし、買い物を楽しむような店は全部閉まっていました。

    26日のトレヴィーゾは、人出はそこそこありましたが、
    店は、商店だけでなく、飲食関係も閉まっているところがほとんどでした。
    そんな中で、開いているレストランを見つけたので入ってみたら、
    入り口からは想像できない素敵な店で、メニューはちょっと高級めでしたが、
    とても美味しく、気持ちよく食べられました。

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