霧と風雨がさらに厳しくなるなか、ウィルソントレイルのルート1に突入した。
『ルート1』 黄泥涌水塘→赤柱峡道 4.8キロ 2時間 難易度3
いままでにない難コースだ。
ルート2の標識の前の道路を横断して右に100メートルほど進むと左手にルート1の入り口が現れる。
いきなり急坂の石段が我々を出迎えた。途中の石段で特大のでんでん虫を発見した。おそらく朝からの雨で出てきたのだろう。
左手には陽明山荘が霧のなかにぼんやりと見ることができた。目指すは、紫羅蘭山(Violet Hill 標高436メートル)だ。断続的な急坂の石段が出没する。
この付近からは、天気がよければ、左右の山々が一望できるのだが、霧でなにも見えない。そして風雨は強まるばかりだった。
やっとの思いで、紫羅蘭山 山頂に到着することができた。毛唐の女が、おいしそうにバナナをほうばっていた。
山頂をすぎると、霧に巻かれながらの下山だ。。。 しばらく左右にはなにも見えない。晴れていれば海や山々が見える絶景の場所だ。残念だ。
標距柱6あたりから標高が下がってきたために霧が若干晴れ始める。左手にはうっすらと、大潭中水塘(写真左)が見えてきた。
そして、さらに下ると、右手に淺水灣(Pepulse Bay)が見えてきた。
標距柱5すぎると、次にひかえる地獄の約1000段の石段が眼前に見えてくる。その後しばらくして谷底に到着した。そこには、小さな紫崗橋がある。その先から約1000段の石段登山が始まる。標距柱4からの500メートルが地獄の石段なのだ。
いくら登ってもひたすら石段だ。 後ろを振り返ると、いままで下ってきた紫羅蘭山が見える。石段の両脇には花も咲いていた。
何度も休憩してやっとの思いで、地獄の石段を登りきった。
写真付き詳細⇒http://amet.livedoor.biz/archives/50288709.html