レポート

Mallorca 真っ青晴天 後 Madrid 曇り時々雨

公開日 : 2006年12月03日
最終更新 :

今年の休暇は、仕事後にヒコーキに乗って、乗って、乗って、
Mallorcaに飛び、Madridに数日滞在してから、ヒコーキに
乗って、乗って、帰国して、即出社しました。

行き: 成田→CDG→Madrid/Barajas→Palma de Mallorca
    (14.5時間→2.0時間→1.15時間)

帰り: Madrid/Barajas→CDG→成田
    (2.0時間 → 11.5時間)

スペイン国内線で使ったのは、Air Europaです。
初めて直に航空会社から購入せず、スペインの旅行社から購入しま
したが、ちゃんとE-Ticketとして使えたのでホッとしました。
(一種の通販のレシートにしか、見えないようなE-Ticketでした)

今回、旅行前調べで、スペイン語、カタラン語、英語で調べていて、
イライラ~っときたのは、Mallorca情報が少なすぎ、おまけに点で
しか説明がないので、線にならなかった「点」です。これは現地で
時刻表をもらい、手元の地図と併せながら補いました。

Mallorca食情報では、カンパーニュさん、ありがとうございました。
スペインの”名”レストランは、10年経っても変わらない、と
個人的には思っていますが、今回は半世紀の単位で変化無しで、
非常に助かりました。

Cuevas de Drach情報は、クリシュナさん、どうもありがとうござい
ました。2005年夏の情報を、忠実にやってみたら、ドィッチェ
ランド爺婆軍団を尻目に、しっかりと舟に乗り込めました。バス停の
位置がわからず、勘で北に行ってみて、腹ごなしに全てのバス停を
チェックしたらわかりました。Palmaから路線バスに乗って行った
のは、どうもその日は私一匹だけでした。

AMiGOのグッテグッテ系に、適当に写真と解説は載せて行きますので、
興味ある方はレポートと併せ、見てください。

それにしても、旅行前調べは、ガリシア地方と張る程、わかりま
せんでした。数年後次回行かれれば、「郊外・田舎」を目指します♪

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  • その13 成田空港到着まで、旅は終わりではありません

    さて、03:30にモーニングコールをしてもらい、緊張しつつ、最後の
    荷造り。多分CDG到着まで、外は暗いままでしょう。

    04:30から、0(ゼロ)階入り口にて、バンを待つ。
    待てども暮らせども、04:45を過ぎ、04:50を過ぎ、05:00になっても
    来ない。チェックイン最終時刻は、06:40と書いてある。
    また、Hostalのフロント夜番の、スペイン語しか通じないおっちゃんに、
    「早く来てくれって、電話して頂戴!」と頼む。

    05:10に、100kgsは超える、巨体のおじちゃんが、たるそうに、
    Pickupに来た。乗り込むと、よくこんな細い路地に入り込むな~、と感心
    する程走り回る。無線を聞いていると、どうも次の客のPickup場所がわから
    ないらしい。ようやく、30分後にPickupすると、無線で、
    「次は~???」といい始めたので、遮った。

    「私は、07;15発CDG行きの、国際線に乗らなければならない。今から
     行ってもぎりぎりだから、さっさとBarajas T1に行ってください。」

    と頼むと、英語わからない~っと、携帯電話を押し付ける。どうやら
    Operatorは英語わかるらしいので、捲くし立てた。捲くし立て始めた
    途端、後部座席のスペイン人2人は、急に沈黙する。きっと、切羽詰って
    いるので、怖かったのだろう。

    5分間説明続けると、他のバンをPickupにまわしたらしく、やっと
    高速道路に乗った。15分後にT1に着いた時は、既に06:30を
    回っていた。スペイン人3人は、沈黙のマンマ。きっと、T4に行く間に、
    五月蝿い外国人だった、と嘆いた事だろう。

    チェックイン”だけ”は、ビジネスクラスのカウンターで出来るので、
    並ばずにチェックイン。

    さて、たいした返金にはならないが、IVA Refundの時間はCDGでは無さ
    そうだ・・・との予感があったので、Barajasで係員にはんこをもらう。
    もらって、国内線側のターミナルに入って投函したが、国際線側には、
    頑として通してくれないので、またもや国際線側のターミナルに再度
    入る。

    入ったら、もう最終案内なので、さっさと搭乗した。

    ここで、慌てた気分は終わりかと思ったら、CDGのF⇒F乗換えにも
    関わらず、EU出国は混んでいるわ、再度の荷物検査で時間がかかりすぎ、
    また最終案内で、走って成田便に乗った。やはり、予感通り、スペインで
    返金手続きはして良かった。お陰様で、ベルギーチョコを買う時間すら、
    ありませんでした。

    さて、日本時間で到着は翌朝07:00頃。そのまま出社予定である。
    Priorityが付いているので、トランクが出れば早い。07:35発の
    TCAT行きに乗り込んで、さすがに居眠り。そうしたら、都内渋滞で
    遅れた・・・ しかし、地下鉄も遅れて、遅延証明が出たので、
    遅刻が遅延になった事だけが、今回の帰国において、唯一のいいことであった。

    (FIN)

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    最後まで気を抜けないものです。

    私も経験ありますよ。往々にして出だしから既に遅れ、途中も遅れるんですよね。
    しかも大抵自分のせいではない。なので余裕を見て行動はしてるから
    なんとかなってるけど、焦ります。

    でもこのpick upの制度って乗り合いタクシーか何かなんですか?

    タクシーの運転手さん、ちょっとは「このお客、間に合うかなぁ」とか
    「ここでモタモタしてる時間あるかなぁ」とか思わないんですかね?
    (きっと思わないんだろうな・・・)

  • その12 プランは3つ立てておけ?(教訓)

    さて、帰国のフライトは、月曜朝07:15 Madrid/ Barajas出発
    である。つまり、日曜日が最終日なのだが、クリスマス前なので、
    普段は閉店のデパートやお店も開いている所が多いので助かる。

    最終日は、「5月のSantiago de Compostelaで見損なったプラド展」
    と思ったが、今まで行ったことが無い、Museo Cellarboにしようかな、
    と考えていた。その前に、日曜日に開催されるはずの、Madrid裏道歩き
    ツアーに参加しようと、Pl. Mayorで待ってみたが、それらしき、スペイン人
    がいない。おまけに、日本人観光客もうろついていない。

    しかし、不吉なポスターが貼ってあった。
    「Madridの建造物を歩いて見回る2時間ツアー、10:30-12:30」

    まっさか、こちらに摩り替わってしまったのかと、思った。
    誰も現れないので、11:10に、美術展鑑賞へプランを変更する。
    (まぁ、そのうちに機会があれば、参加出来るでしょう・・・)

    Museo Cellarboに向かうと、どうやらそれらしき屋敷が見えた。
    小さく目立たないように、書いてあるが閉まっている。亡霊のごとく、
    周囲をうろついたが、閉まっている。極力目立たないように、注意文が
    あった。

    「建物の改修工事のため、閉鎖しております(いつ再開か書いていない)」

    この美術館も、また機会があれば行かれるでしょう。

    <結局、プラン3>
    そういうわけで、恒例のMadridの日曜日らしく、入場料無料のMuseo del
    Pradoに向かった。確か、1年前は入場料を払うとすると、4.50Euros
    だったが、6.00Eurosになっている。やはり、日曜日に来るもんだ。

    ぶーらぶーら歩いていると、4月末に、上野国立美術館で出会った、
    ポチョムキン大将軍が戻られていた。他の絵画も、無事に戻っている。

    途中、美術館には不釣合いな、ワッペン付きの背広を着ている日本人の
    グループが、ベンチに座り込んでいた。ブツブツ文句を言っている。
    「はぁ、案内されたから来たけれど、どこに行っても絵だらけじゃないか。
     腹へったなぁ~、早く昼にしてくれないかな~」

    日本政府の誇る、文化庁どこたらから派遣された一群である。
    私の所得税を使ってきている割に、教養がない!!!
    はたきたい気持ちを押さえ、「豚に真珠とはこのこった・・・」と思い
    ながら、脇をすり抜けた。

    Caravaggioだけ見当たらなかったが、後は全て見て、15:00頃出る。
    腹はグーグー、美術館の近所のレストランに、ガリシア料理っぽい、
    メニューが書いてあるので、そこに入り、また羊君を食べた。
    羊尽くしのCastillaであった。

    明朝は、04:45 AerobusのPickupと聞き、荷造りを90%済ましてから、
    寝た。実は1日間違えて、日曜日の朝06:30にすっ飛び起きて、
    「ヒコーキに遅れるぅぅぅ~」と、10分程度静かに騒いでしまったのだ。

    朝の帰国便というのは、本当に心臓に悪いと思った。

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    全く税金の無駄ですね

    >「はぁ、案内されたから来たけれど、どこに行っても絵だらけじゃないか。
     腹へったなぁ~、早く昼にしてくれないかな~」

    外国の美術館に行くといますよね、こういうおじさんたち。
    美術館なんだから絵だらけに決まってるだろう!!!

    >日本政府の誇る、文化庁どこたらから派遣された一群である。

    ひと目でそれと分かるワッペン付けて、いい度胸だなぁ。
    今時、アマゾンの奥地だって同胞(日本人)がいるんだから
    どこでチクられるか分かんないのに・・・(しっかりここでチクられてるし~笑)

    旅クマさん、今回は「羊づくし」ですね。


  • その11 Avilaは晴れていた♪

    さて、翌朝、さすがの酔いも気持ちよく醒め、やっとスペインに来て
    初めてのCastilla式重い朝食、Tortilla de Patata y Cafe con leche
    を食べて、元気に集合場所に赴く。

    確か、Madrid君は、「3つ目だ~、3つ目だ~」っと、三つ目小僧の
    ような事を念押ししてくれていた。無事にメトロで3つ目に降りると、
    何とMadridにしては、やけにモダンな駅が出現している!!!
    この国は全体としては1歩も前進しないが、突如として、ある部分だけ、
    突出するんだね~。まるで、スペインの巨人芸術家のようだ・・・

    酔っ払った記憶にも関わらず、無事にMadrid君に会え、さて、Avila
    に向けてVamos~♪ 実は、Salamancaのつもりだったのだが、Avila
    には行ってない、と話をしたら、Avilaになったのだ。

    バスでMadridとCastilla y Leonの都市間は、けっこう利用してきたが、
    車では初めてなので、山を越え、霧に包まれ、次の山を越えたら晴れ
    渡った中を、堪能できた。1時間ちょっとで、Avila到着。

    城壁の外に車を停め、Avilaの売りの堅固な城壁内に入る。
    キョロキョロ歩いていくと、Catedoralと修道院に行き当たり、お喋り
    しながら、内部を見学、そしてまた歩いて行くと、Avila観光バスがいた。
    3Eurosで狭く曲がった街を、「スペイン語だけ」の説明付きで、案内
    してくれる。座っていられるので、安心して上を見上げたり、後を見たり、
    ぎりぎりの所をくぐったり、楽しいもんだ。1周して思ったのは、ここは
    修道女テレサさんの、精神修行我慢大会の場所だったらしい、という事だ。
    やたら、修道院があり、しかし修道院手作りのクッキーは売り出してなかった。

    しかし、風が冷たく、冷える場所である。
    Hace mucho frio~、なんぞぼざきながら、Avila牛のMenuにするか、
    どうするか、けっこう真剣に考えながらお昼のレストランを探すと、
    ”HOY CORDERO ASADO”という、昔のPalacioを改築したレストランに
    行き当たり、牛肉から羊君に変更!

    はっきり言って、旅行中で食べた中で、一番高かったが、美味しい食事
    でした~(涎)おまけに、スペインには珍しく、デザートもあんまり
    甘くないし、いやはや、美しい食事の思い出です。こんなレストランを
    知っているMadrid君、Gracias♪ さすがに、1人では入りにくい雰囲気
    でした。

    『全ての道はMadridに通ず!!!』
    帰りは別の道を通って行けば、段々曇ってきて、雨がぱらつき始める。
    通常は、Castilla y Leonの方が、雨が降りやすいのだが、この日ばか
    りは、運良く逆になったようである。

    MadridのCallao付近で降ろしてもらい、探しあぐねていたCDをまたもや
    探しにFnacに行った。ここでドンピシャに安くなっているのを見つけ、
    万歳♪

    (夕食はさすがに軽く食べただけです。)

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    Cocina Mallorquina 裏で写真を拝見しました。

    旅クマさん、こんばんは。

    遅ればせながら旅行記、読ませて頂きました。
    今回のマジョルカ料理には興味津々、裏でしっかり拝見しました。
    野菜類も豊富でなかなか美味しそうですね。

    私はスペインには一度だけ、それも有名観光地を巡ったぐらいですが、
    スペイン料理は好みに合って、その折にパエリヤ鍋や食材と料理本を
    5冊ほど買って来ました。
    スペイン語読めませんが、写真で良さ気なのを翻訳サイトでちまちま
    適当に訳す+“感”で、以来いろんな料理に挑戦しています。
    (昔買った古い本ですが、東京“2匹の猫”なる名の店の日本人シェフ
    監修のも共に利用してます。情報が沢山で良い料理本です。)
    伊や葡料理も好きですが、こと米料理に関しては西が一番好きです。

    旅クマさんが紹介されていた今回のマジョルカ料理、私が持っている
    本には載っていなかったので楽しませて頂きましたよ。

    あの、お恥ずかしいのですが、もしご存知でしたら教えてください。

    1)翻訳サイトではTocinoとBacon、両方ともベーコンだと出るんですが
     何か違いはあるのでしょうか?

    2)色んな種類のパエリヤがありますが、米を炒めてから炊く方法と、
     スープをはった後に振り入れる方法がありますね。
     これは地方によるものなんでしょうか?

    下らない質問ですみません(汗) 

  • 06/12/06 21:34

    スペイン好きの、クマさんへ

    スペインが好きな人は、何だかとってもスペイン好き。・・当り前だ!!
    先ごろ定年になっちまった、私の同級生にも、そんな人居ます。

    そのスペイン好きが、老後の定住を検討しつつ、
    夫婦で3ヶ月のロングステイを、マラガの西のマルベラという海辺の町で暮らして、
    先日帰国。
    「どうだった、楽しかった?」→「まあまあ。」
    「退屈して、暇だった?」→「ひま、だった。」
    「滞在費は、安くあがる?」→「そうでもない、結構掛かる」
    こんな話を、ロングステイの報告会を兼ねて、わが家に夫婦で来て貰って、食事しながら、聞いたのでした。
    私は、、、これは、なかなか難しいかも、と思った。


    その前に、海が好きな夫婦なので、わが家から15分もあれば行ける江ノ島界隈を車で案内しました。

    「海辺に、こんなにマンションがあって、老後に移り住んだ人も、何人か知っているよ。」と言ったら、考え深げでした。
    私は、移住するくらいなら、この方がズーッとグッドじゃないかと思って、
    そんな含みを、会話に入れたのです。


    スペイン大好きの旅クマさんは、好きだからといって移住するの、どう考えますか?


    おっとこれは、脱線でした。
    本題は、スペインの人は、自分たちをスペイン人とは言わないの?という疑問です。

    先日行った、フランスのシャンブルドットの宿のうち一軒は、夫婦がスペイン系でした。
    彼らは自分たちをイスパニア系だと言うのです。
    私は、スペイン?というと、怪訝な顔で、スペイン・・何?
    そんな感じでした。
    スペインと、イスパニアは違うのかな?

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    シャンブルドット大好きなkiyaおぢさまへ

    脱線モウマンタイで~す(lll)

    そうですねぇ~、スペインに移住するのならば、以下3つの
    条件が満たされていないと、厭かも・・・ Uー。ーU

    ひと~つ: 資産○億円以上動かせる形で持っていること
          (毎月の生活費が、2000Euros以上あること)
    ふた~つ: しっかりとした住む家(PisoでOK)が自分名義
    み っ つ: 標準スペイン語が流暢で、現地の人と心おきなく、
          口喧嘩・クレームで勝て、Native並にスペイン語が
          書ける事。

    旅行中だったら、片言で済みますが、現地に移住在住となったら、
    誤魔化しがききません。また、ペンパル君達が助けてくれる距離
    にあるかどうかわかりません。アメリカで数年暮らしたので、
    この点は重要です。

    あと、スペイン人のみならず、ヨーロッパ人って、概して生まれ
    育った地域を余り離れませんね。だから、私がスペイン各地に
    行っている、と聞くと驚かれるのです。

    やはり、旅行と生活は、全くの別物ですね。
    移住するとなったら、さぞある面イライラするし、毎日出かけ
    られるわけないから、さぞ・・・・どうなるんだろう?
    今のスペイン語力で住む、というのは大それた挑戦です。

    更に、自分のことを「スペイン人です」と、スペイン語で紹介
    するスペイン人には、会った事はありません。ペンパル君達も、
    それぞれの出身地域の名前を挙げます。多分、そのご夫婦は、
    "Somos espanols."らしき事を言ったのではないでしょうか?
    スペインというのは英語名で、大嫌いなイギリス人が付けた
    名前で、イスパニアというのが、古来から使われてきた総称
    です。まぁ、ギリギリのところで、Espanaでとどめておいたん
    ではないでしょうか?

    フランス人は、自分のことを、フランス人って言いますか?
    ブルトン人、ブルターニュ人、オーベルニュー人、等々とは
    言わないのでしょうか?

  • その10 Barはしご

    さて、Madridに戻った夜は、Madrid君とBarのはしごをする約束を
    していた。メールはしていたが、初めて会うので、毛並みを伝えて
    おきたら、てっきりクマが現れるものかと、期待したらしい。
    残念ながら、人間の格好で現れたので、がっくりしていた。
    (スペインはクマ好きの国です)

    まずは、旬の大きなマッシュルーム、青唐辛子炒め・ワイン、
    お次は、Bacallau揚げにコロッケと飲み物、ここでお腹がほぼ一杯。
    それから、ちょっと歩き回って、ワインで締めた。

    Mallorcaで食べてきたものと違うので、なかなかに新鮮である。
    しかし、すっかり酔っ払ってきたので、お開きにすることに。

    翌日は、Castilla y Leonに連れて行ってくれるというので、待ち合わせの
    駅を、酔っ払った脳味噌に叩き込んで、おやすみなさいをしました。
    いや~、よく翌朝は、無事に待ち合わせ場所に行かれたものだと
    思いました。

    雨は上がっていたので、ちょっと涼しい程度のMadridを、質素な
    クリスマス電飾も併せ、見られました。

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  • その9 その【ボタン】の秘密

    常々、スペイン女子の「バッチン ボッコン 隠してないわよ迫力ボディー」
    は、どのようにしたらなるのか、わからなかった。いや、背中からはわか
    っていたが、さすがに正面切って、しみじみ観察する機会は無かったのだ。

    けっこう、冬のPalmaの空港は、巨大すぎて、人がいなくて、買い物も
    無くて、暇だったので、目の前に座った、バッチン・ボディーを眺める
    羽目になった。

    どう見ても、1~2サイズ小さいジーンズに、押し込み、何が何でも
    ボタンをかければ、社会の窓が閉まらないだろうが、開いていようが、
    お構いなし!!!

    なるほど、こうすれば、ウエスト部分がジーンズに覆いかぶさって
    くるんだな~、とわかった。おまけに、ちょっとでも屈むと、Low rise
    すぎるジーンズから、尻半分がHola~である。

    ジーンズのあのボタンは、つくづく、大変な圧力を押し込めているんだな、
    と思って、ボタンではない自分を、幸運に思いました。

    さて、真っ青晴天のMallorcaを離れ、1時間余で、首都Madridに到着。
    Madridは雨でした。

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  • その8 平日のPalma旧市街

    さて、前夜はBensalem何たらをメインに、またワインを頼み、ご機嫌に
    なって、墜落睡眠。1日動き回って疲れるから、起きれば朝なのだ!

    さぁ、翌日はMadrid移動なので、この日がMallorca観光最終日になる。
    Incaで毎週木曜日開かれる市に行こうかと考えたが、買いたかった蜂蜜
    だの、ジャムは、Sollerで買ってしまったので、いつか未定の次回に回す。

    この日は移動が無いので、のんびりEmsaimadaを食べ、歩き出す。
    日中、お店が開いているPalmaは実は初めてであり、なかなかにこの
    活気が懐かしい。

    一度ワイン等の買い物をしてしまったので、宿に置きに戻り、またAlmudaina
    目指して歩き出す。Cacao Sampakaは、暖かい気候のせいか、Chocolateは
    やっていない、残念。キョロキョロしながら、Almudainaに到着すると、
    Palacioということで、赤外線検査をされ、入れた。

    この宮殿は元々、イスラム征服下で建設され、短命に終わったMallorca
    王朝でキリスト的にちょっと変えられ、Aragon王家に併合された上、
    現在に至っている。展示物の一つである、Mallorca王朝のJaume III世の
    肖像画を見て、笑ってしまった。トランプの13、KINGの顔そっくり♪

    イスラム式に、王と后の部屋は分断され、それぞれがサロンとして
    成り立つようになっている。元々Aragon王家は質素なので、お目目びっくり
    はありませんでした。

    お次は、Museo de Mallorcaに行き、かなりの収蔵品を見る。
    欠けた先史時代の土器から、キリストグッズまで、けっこうある。
    うろうろ誰もいない所を歩き回ったら、けっこう疲れた。

    さて、昼はやっと、市場のすぐ近くのレストランに向かう。
    首尾よく開店中で、中に入れば、まだ空いていた。メニューは無い、と
    いうので、黒板のメニューを睨んだ上、結局本日のお勧め、子羊と
    ジャガイモのスープを選び、ワインを注文。てっきり、地場モノが
    来るかと思ったら、Riojaであった。

    さて、食べ終わって、まだ行ってなかったEl Corte Inglesに行くべく、
    ショートカットをしてみたら、迷ってしまう。さすが、元ユダヤ人街。
    何とか大通りに出たので、目の前を見たら、ドンピシャであった。
    そこで、CDを探して、ガイドブックを見て、珈琲を飲んで、のんびり
    宿に戻って、ちょっと荷造りを始める。

    さて、Mallorca最後の夜は、Pimiente Pinquilloとコロッケを注文。
    そういえば・・・と初めてSangriaも注文する。2皿メインなので、
    フレンチフライはきっぱり残す。パンはまずいので、実は断ってしまった。

    結局、他にMallorca料理を、適当なお値段で出すCeller(旧ワイン倉)
    が無いので、毎晩のごとく、通ってしまった。因みにこのお店は、創立
    48周年でした。お店に入って、右側の壁には、セピア色に変色した、
    古い闘牛の大きなポスターが貼ってありました。

    さて、翌朝、最後にとまたEmsaimadaを食べ、空港へ向かう。

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  • その7 Palma~Vallademossa~Port de Soller~Soller~Palma

    さて、鍾乳洞から戻った夜は、ムシャムシャとTunbetをメインに、
    食べました。しかし、前夜、かなり酔っ払ったので、ワインは飲み
    ませんでした。意外に、トマトソースが、酸っぱすぎもせず、塩辛
    すぎもせず、ケチャップのちょっと薄味風味なのが特徴です。

    墜落睡眠後、本日はかっちり時刻表を頭に叩きいれる。
    Mallorca人は、本日の行程を2日に分けて、説明してくれたが、1日
    でバス~トラム~電車で移動するためである。

    さて、2日前確認したバス停から、Vallademossa行きに乗る。
    しかし、実は15分遅れで来たので、ちょっとドキドキした。
    まぁ、山道をウネウネと、バスは上って、上って、上っていくと、
    何だか中腹に小さな街が現れた。どうやらここが、目的地のようだ。

    また、こちらが○○という標識が無いし、観光客も見当たらないので、
    目の前の店員さんに場所を尋ねる。勿論、英語なんぞ通じない。
    小道をちょっと行くと、Paladorと出てきた。道なりに行けば、切符
    売り場。カードで支払って、木の戸口をくぐると、博物館めいた
    Paradorであった。

    中世の医薬品室を見ると、Chopin部屋、Aragon王家展示室等々になって
    いる。ここで、とても見慣れた日本人夫婦の写真が飾られていた。
    平成天皇&皇后の写真である。中庭は寒々しい様子で、Chopin部屋には、
    眉間に数本縦ジワのChopinの写真や、クドクド訴える手紙、使ったピアノ
    が展示されている。まぁ、こんな所に遁走すれば、気も滅入るよね~。
    どおりで、Mallorcaから帰国するなり、あの世に引っ越してしまわれた
    訳だなぁ。

    さて、次のバスを捕まえて、Port de Sollerに向かう。ここで問題発生!
    お釣りをもらったその場で、ガッツン☆気付けば良かったのだが、カナダの
    25㌣コインが、1Euroコインに混じって、バス代のお釣りに入っていた。
    次の停留所で指摘しても、運ちゃんはガンと認めない上、大声で叫ぶ。
    財布にしまうにしまえず、握り締めたまま、最終地点に着いた。一番後
    になるようにして、またもや、今度は紙に書いて説明。とうとう、カッカ
    としまくった運ちゃんが、スペイン語で怒鳴りながら、ⅠEuroコインを
    寄越した上、25㌣コインを摘んで、窓の外に投げ捨てた。双方、母語
    の大声の応酬に、他の乗客はさっさと立ち去っていた。

    晩秋の港に行っても、カンパーニュさんが乗った島行きの船は無い。
    大声で怒鳴ってお腹が空いたので、レストランを覗いたが、ガリシア料理
    の高いレストランばかりなので、中華料理店に入る。お昼を食べ、ちょっと
    ブラブラして、3km離れたSollerに、トラムで向かった。

    Sollerはちょっとした典型的な街なので、ブラブラした。ここに地元の
    蜂蜜、ジャムを扱う店があるので、ここでついつい買い物。もう夕方なの
    で、博物館も開いてなければ、教会も閉まっている。Barで珈琲を飲んで、
    Palmaに戻る電車の駅を探す・・・しかし、見当たらない。地図からする
    と、絶対にトラムの延長線上なのだが、ない!切羽詰って、雑貨屋の
    店員さんに聞いたら、その建物の2階であった・・・やれやれ。

    1時間余、横揺れに揺れに揺られ、Palmaに戻る。しみじみ、日本の電車
    の揺れを抑える構造は優秀であると感じる。この電車は、1500m程度の
    山脈をトンネル3つで抜けて、Palmaと結ぶ路線になっているので、一言
    「値段が高い」電車であった。

    多分、晩秋ではなく、「Mallorcaの夏時間」で、この行程を辿ると、
    もっと明るい印象が残ったのかもしれない。

    あと、バス運転手と口論したが、別の手段でPalmaに戻る事にしておいて、
    良かったです。

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    ひゃ~そんなトラブルがあったとは!

    さすが旅クマさん、負けてませんねぇ。普通の人なら「ま、いっか」で済ませちゃうかもしれませんが。
    こういう時は「母語で応酬」する方が良いですよね。
    下手に相手の言語で言わない方が良い。
    怒ってるってことは外国語でも十分伝わりますからね。
    でもいやーな感じですね。お気の毒に。

    sollerーpalma間の列車ってダークブラウンの木製っぽいやつですか?
    結構なスピードで走るけどなんだかバラバラになりそうな音がする列車だったような・・・
    私が行ったのは夏だったのでバルデモサもステキでしたよ。
    鳥のさえずりが聞こえて、結構な山の中でしたけどね。

  • その6 Cuevas de Drach (ドラゴン洞窟)へ

    さて、月曜日の夜は、やっとMallorca料理が食べられた。
    何を食べたかと言えば、Sopa de Mallorquina。
    フランス喰い倒れ女王が、これ1杯でお腹一杯、とあったので、
    素直にまずいパン、小ボトル1本ワインを一緒に注文。
    あぁ~、やっとMallorcaに来た気がしたねぇぇ(ため息)。

    翌朝、チャッチャと起きて、朝ご飯を食べにBarに行く。
    この日はちゃんと、Emsaimada CrroisantとCafe con Lecheを注文。
    けっこう、ラードなので、胃に張り付く気がする。よくこのデカイのを、
    皆抱えてかえるな~(抱えて帰りませんでした)。

    さて、調べておいたバス停に行くと、バスが1台その場所にいる。
    出発時間ぎりぎりに運ちゃんが現れたので、「洞窟に行く?」と聞けば、
    Siiiiiiとだるげに答えるので乗る。クリシュナさんによれば、直通で
    あったが、Manacor(島内部の都市)、もう一箇所、洞窟手前の街に
    停まり、なかなか行き着かない!!!もう一度、運ちゃんを突っつくと、
    ブチブチ言うので、???と思っていたら、やっとそれらしき建物の前
    に急停車した。Gracias~♪と叫びながら飛び降りた。

    まぁ、無事に冬季の時間帯のツアーに参加出来、4ヶ国語の説明を聞き
    ながら、洞窟内部に入る。4ヶ国語の中には、勿論日本語は含まれない。
    東洋顔も私だけ。クリシュナさんによれば、「前に行け、行け、行け」
    という事なので、デッカイ人達の中に入ってはいけないので、ヒタヒタと
    後足でガイドのおっさんの背後についた。

    ここはMallorca島の中に沢山ある中で、有数の大きさの鍾乳洞になります。
    カメラの撮影は禁止されているので、説明を聞きながら、下るのみ。
    ヒンヤリ感は、秋芳洞の方が上かなぁ?鍾乳石が育ちすぎていて、繊細さ
    はあんまりないな~、と無責任に未ながら下って行くと、何やら湖になった。

    クリシュナさんの声が、耳に響く・・・・
    「前に行け~、前に行け~、前を陣取れ~~~」

    素直に一番前の列の、何だかボートが繋いである方に近い側に座った。
    かなり待たされてから、電飾を点灯したボート3台が、クラッシックを
    演奏しながら、流れてくる(注:Chopinではなかったです)
    3曲演奏して、また闇に消えていった。

    さぁ!!!ここから合戦ならぬ、早い者勝ち!
    湖のボートに乗りたい人は、そちらに移動、というのでサカサカ移動して、
    1台目に首尾よく乗り込んだ。

    先程の説明では、地底湖としては大きい、というのに案外小さかった。
    おまけに、水もぬるい・・・
    そうこうしていたら、ボートに乗らなかった人達と、また合流して、地上に
    向かう階段を上ることになった。

    急に、斜め上で、汽笛が鳴る・・・
    一定の間隔を置いて、もうちょっと上でも鳴る・・・

    てっきりまた湖で何か余興を見逃したのかと思えば、そこここにいらっしゃる
    ドィッチェランド爺婆軍団の、特に豊満でゆっさーゆっさーされたフラゥ達
    が、地上に上る階段の重力に負けて、へたりこむ寸前の呼吸音であった。

    うっかり巻き添えを喰らって、フラゥ達によりかかられたら大変なので、
    小走りにさっさと地上へ向かうと、恨みがましい汽笛が背後で鳴った。

    実はPalmaに戻る、次のバスは1時間半後であったので、軽食を食べ、
    絵葉書を書き、ボケ~っとしながら待った。

    結局、半日の事が、1日観光に等しい事となり、やれやれであった。
    次回行くならば、次にお勧めの鍾乳洞にするかなぁ~???

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    ドラゴンは、どこ?

    相変わらず、ガイドブックに載っていない地方を歩いてますね。
    《地球の歩き方》というより、《地方の歩き方》と言った方がいいような。

    >電飾を点灯したボート3台が、クラッシックを演奏しながら、流れてくる

    アンデスの音楽隊じゃなかったんですね。
    さすがに、そんな地方まで巡業には行きませんか。

    鍾乳洞って、自然にできた美を鑑賞するものだと思っていましたが、
    余興付きの鍾乳洞探検があるんですね。
    初めて知りました。スペインならでは?

    ところで、ドラゴン洞窟というのは、
    余興で龍が現れるとか、龍伝説があるとか?

    縁(えん)あって同じ鍾乳洞探検隊になったドイツ人も、
    ボートに乗ったんでしょうか?
    一緒に乗るのが、ちょっと恐い気がします。
    ブクブク・・・

  • その5 Palma郊外へ

    さて、午後はカナリア君の実家に、ちょっくらお邪魔する約束を
    していたので、電話をかけて、”30分に1本ある、とても頻繁な路線”
    に乗ってお出かけする。

    実は、Inca方面の電車は、地下鉄化工事中で、Pl.Espanaの1駅手前
    までになっている。この状態がいつ頃解消されるのか、神様でも
    知らないと思われる。⇒「だって、ここはスペインだも~ん!」

    さて、1駅向こうに歩いて行って、切符を買おうとしても、おぢさんが
    いない!んんん~?っと思って、ちょっと後に行ったら、世間話の最中
    なので、時計を指して、切符切符と言ったら、ちょっと待ってね、であった。
    まぁ、このちょっとって、最短でも5分かかるんだけど・・・

    切符を買って、更に下のフロアに行けば、車内の電灯を消したままの
    電車が停まっていた。皆静かに乗っているので、こちらも静かに乗り込む。
    やがて、出発時間の数分前に、急に電灯が付き、ある時急に出発した。

    ちょっと走ったら、改札が来る。なんだ、ここでも切符は買えたんだなぁ。
    がたん がたんとよく揺れる電車に乗って、10分もすると、何とものんびり
    した農園風景になってしまった。いきなり、東京から群馬あたりまで、
    行った気分なのだが、都会と郊外の落差が激しいんだね。

    30分乗って、教えられた駅で降りれば、カナリア君のデッカイ姿が見えた。
    ニッパニッパ、愛想良く、こちらは片言スペイン語で挨拶して、ご家族は
    滑らかMallorquinaで挨拶していたら、「5km先の農園に行こう!」
    という事になった。勿論ここは車で移動。

    更に田舎めいた農園に着くと、何だか1軒の小さな家もある。
    住めるようにもしてあるので、びっくりした。
    庭?には野生化した猫8匹と、鶏20羽が、餌を争い、犇きあう。
    見れば、いつの間に餌の小鳥を食べている猫までいる!

    アーモンドはボロボロ落ちているし、ちょっと先の兄弟の農園には
    羊の群れもいるし、何とも余りの豊かさにびっくりしたなぁ。

    日本人を見た事がない、甥っ子姪っ子がいるというので、ちょっと挨拶
    して、またのんびりは、次回のMallorcaね~、っということで、
    夜Palmaに戻りました。

    いい所だけど、あそこにいては、観光がおぼつかないのである。
    スペインの食料自給率の高さに納得した午後でした。

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  • その4 ベルベル城跡(坂を上って昇って登ってのぼ~~~る~~~)

    てっきり、日本でガイドを読んでいて、「北アフリカのベルベル人の城跡」
    かと勘違いしていたのですが、「眺めのいい城」という意味のベルベル
    でした。異国情緒が無いので、ちょっとがっかり。

    宿のフロント係りに、「エコノミープラン:市バス3番で往復すると、
    坂を上って昇って登ってのぼ~~~る~~~」と脅されまくっても、
    このプランを実行すべく、Pl.Espanaのバス停でバスを待つ。バスは、
    韓国のごとく、きちんとバス停前には止まらない。テキトーな国は、
    こういう点で共通項があるんだね。

    市バスに乗れば、カーブで乗客を振り回し、スピードを上げまくり、
    なかなかにスリルを感じさせる運転である。

    どこで、停留所を見ればいいんだ~?、とキョロキョロしていたら、
    やっと電光表示板に目が留まった。余りに、城の面影を感じさせない、
    普通の停留所なので、大声で運転手に再確認をして、下りた。

    下りたはいいが、表示がない!!!
    Palma市内の主な観光地に挙げているくせに、どの坂を上ればいいのか
    わからないのは、クマったものだ~。そういうわけで、通りかかった
    兄ちゃんを呼び止め、「ベルベル城はどこでしょう?」と尋ねてみた。

    「ここをまっすぐ上って、右に行けばあるよ~」
    とのほほん、簡単な返事なので、がっしがっし坂を上り始める。
    上ったら行き止まりなので、???と思えば右に坂を下っているので、
    渋々下ってみた。

    そ~するとやっと、表示が出てきた。
    つまり、皆、高い1日観光バス(16Euros)か、車で来るっちゅーことね。
    表示に沿って、また上ると、駄目押しに階段がある。

    そこを上って、昇って、登りきると、やっと城跡に出た!
    ふ~~~、やはり景色はいい!!!

    ナポレオン占領時代~スペイン内戦に使われたらしい説明があり、ここで
    不幸にも死んだ兵士の墓まであった。勿論、取り憑かれてはたまらないので、
    南無阿弥陀仏アーメンと唱えておく。

    円形に造られており、折りしも、Sol y Sombraの日の当たり方になって
    いるので、写真撮影!

    まぁ~、景色がいい所でした。

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    マヨルカのバス

    私も「いつ来るとも知れないバス」を待って、そのうち大雨に見舞われました。
    「あ、バス来た!」と思ったら「ブー」っと止らず何故か行ってしまいました。
    隣のスペイン人に訊いたら「時々止る、時々止らない」とたどたどしい英語で言われちゃいました・・・
    適当な国へはあまり行ったことがなかったので、ぶち切れそうになりましたよ。

  • その3 民俗博物館

    Mallorcaの人々の四季折々の生活を紹介・説明する、民俗博物館
    らしき場所が、Almudinaから大通りを渡り、ちょっと行った、また
    昔の宮殿の一部で見る事が出来た。

    どうやら、この島でも、ガリシア地方で演奏される、Gaita(小さな
    バグパイプ)を、演奏するらしい。Mallorca語のGaitaの名前を聞いた
    のだが、何だかわからない発音で忘れてしまいました。

    また、Catedoral下の広場で、Mallorcaのダンスを練習している
    グループがあったのですが、カスタネットを緩やかに使うダンスでした。
    カナリア君はその練習を見るなり、「旅クマ、ボクは当時興味も無かった
    ので、衣装も持ってないし、踊れないからね!!!」とのたまいました。

    衣装はかなり、アルルの女で見るような衣装に似ている感じがしました。
    まぁ、これだったら、ハミ肉なんて、どうでも覆えそうよね、と思った
    もんですが、色合いはそんなに派手でもありませんでした。

    やはり、昔は牛がおらず、豚ばかりなので、養豚業が盛んだったようです。
    豚を使う料理が多く、Ensaimadaもその一環です。

    やはり祭りは「マリアちゃん」信仰の影響が強いようで、泣くマリア像の
    写真もありましたし、反面、日本のナマハゲに似た仮面も飾られてました。

    きっと、春の祭りの時にでも、この島に来ると、こういう衣装を着ている
    人々を見られるんだろうなぁ~、と思います。これって、今の日本の着物
    と同じですね。

    さて、ここを出てから、レストランが閉まっていて、カナリア君がMallorca
    料理を出すレストランは???、と聞いてそこに行っても閉まっていて、
    結局、スペインのどこでも食べられるPollo AsadoのCombinationに
    なってしまいました。日曜の夜は更に店も開かない、ということなので、
    夕方にパン屋でパンを買い、またもや部屋でハグハグ・・・

    週末のMallorcaの食事は、何だか乏しい感じがしたものでした。
    おまけに、パンはどこで食べても薄っぺらく、硬くて、味もせず、しみじみ
    ガリシアのパンは美味しかったな~、と思ったものでした。

    週末のMallorcaで、普通にPizza、茹で過ぎたパスタを食べる、というの
    ならば、選択肢は色々ありますが、Mallorca料理に関しては店が閉まってます。

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  • その2 嗚呼、日曜日のMallorcaはCatedoralだけが開いている

    量的には乏しくないが、何だか侘しかったケバブの夕食を食べ、墜落睡眠、
    翌朝は、真っ青青に晴れ渡った日曜日であった。

    さて、カナリア君から適当に電話があるだろうから・・・と、
    宿のBarで朝ご飯を食べる。

    ⇒ 3度の北部修行の続きで、ついついトーストと珈琲の朝ご飯に
      なってしまった。

    本当は、カンパーニュさんに教えられた、Ensimadaの朝ご飯のつもり
    だったのであるが、口癖とは怖ろしい・・・

    しかし、何だろう、珈琲の味がとても濃くて美味しいのである♪
    朝なので、Cafe con lecheである。Mallorcaって珈琲の味が濃い
    のではないだろうか?

    さて、カナリア君と、1年半ぶりに再会、元気良く街歩きに出る。
    よくよく聞けば、Mallorca出身のカナリア君も、Palma旧市街を
    歩くのは、8年ぶりらしい。

    「ホラ、旅クマ、Camperって知っている?昔はここに製造工場があった
     んだよ!ここは値段は高いけれど、履き心地は最高だよ!」

    そ~言えば、この掲示板で、「Camperを買いたい」というQ&Aを見た
    事があるのを思い出した。ナルホド、こーゆー非常にスペイン的な
    デザインの靴なんだね。

    Cacao SampakaのPalma支店(閉まっている)を通り過ぎ、ズンズン
    行くと、カモメがガァーガァー五月蝿い。つまり、海が近くなっている
    証拠だ。何だか、カーブを曲がって行くと、いきなり不吉そうな大きな
    十字架が目に入った。

    旧市街を背にして、右側がPalacio Almudina、左側がCatedoralである。
    勿論日曜日はAlmudinaは閉まっている。

    「あ、良かったね~、日曜日だから、Catedoralはタダだよ!」
    2人でズンズン勢いで脇の入り口から、Catedoralに入る。

    正面のちょっと周囲と調和しないシャンデリアが、かのGaudiが修復
    した時に、周囲の反対を押し切って取り付けたものなんだそうな・・・
    丁度、外壁を洗ったばかりで、本当に白くて、綺麗です。

    さぁ、そこで記念撮影♪
    しかし、分厚いカナリア君の手に、電磁亀吉君はぶられぶられ、
    旅クマの写真は、ブレクマになっちまいました。
    ピコピコ変る表示に、元祖電磁亀吉君しか持っていないカナリア君は、
    目がグルグル。ヨーロッパの基準では、屋内外撮影、料理用、キャンドル用
    なんぞ、無いらしい。ただ、とりにくい・・・で終わってしまっている。

    さて、Catedoralの椅子に座って、お喋り。
    「ねぇ旅クマ、どーして日本語って、何かを数える時、一々読み方が
     変るの?いっぷん、にふん、さんぷん、よんふん・・・わからないよ!」

    あぁ、神様のまん前でくっちゃべっても、よくわからない質問であった。
    因みにいまだに分からないけれど、確か何かの法則があったような・・・

    さて、ここから昼飯場所探して、ウーロウーロになりました。

    (注: 日曜日のMallorcaは日中でも、開いているレストランは極端に少ない。)

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    Re: その2 嗚呼、日曜日のMallorcaはCatedoralだけが開いている

    夕べ、私のコンピュータがクラッシュして、回復したのにアミーゴにログインできません。
    だから、ここで。
    私はしばらくLAにいてから、年末年始は東京です。
    この掲示板も、少し問題があるので修復できたらまた…

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  • やっぱりバス停で迷いましたか

    Cuevas de Drach行きのバス停、分かりづらかったでしょう?
    でも旅クマさんなら、自力で対処できるだろうと思い、お節介かなと思ってあえてお教えしなかったんですけど・・・
    プラサ エスパーニャのバス停からですか?
    私はそこから各地へ行ったんですが、「プラサ エスパーニャ」のバス停といいつつ、
    通りごとに分散して気がつけばその地域一帯が「プラサ エスパーニャ」なので
    愕然としました。
    「こんな非効率なやり方ってあるかい!!」と憤慨してました。
    で、私が取った行動は近くのインフォメーションのドアに貼ってあった
    バス停の地図を自分の地図に記入すること。
    洞窟ではしっかり舟に乗り込めたんですね!さすがです。
    レストランの写真、楽しみにしてまーす!

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    クリシュナさんのバス情報をヒントに・・・

    実は、Informacionは月曜日(3日目)にやっと開いたので、それまで
    は何でも適当+カナリア君が尋ねてくれた情報を元に、調べてみました。

    大体、スペインでそこまで複雑な訳はないので、Pl. Espana近辺の
    目的地に表示が無ければ、バスがガンガン出入りしている場所を
    調べればいいだけなんで・・・

    法則的に、バスステーションか、バス集積地は、隣り合った位置にある
    所が多いので、Pl. EspanaがPalma市内中心だとすると、Palma以外の
    バスステーションは近い筈だ・・・と腹ごなし散歩で行って、一々
    行先表示を確認して、Drach洞窟行きと、Vallademossa・Soller行き
    のバス停2箇所と、時刻表をメモって来ました。

    実はInformacion周辺が、何年かかるかわからない、鉄道地下鉄化工事中
    で、バスステーション案内図なんて、無かったですわ~。

    ガリシア修行のお陰で、下準備で調べる事、現地で調べるしかない事、
    の割りきりが出来るようになったので、何とかなりました。
    それにしても、11月から冬期時刻になるようですが、Drach洞窟直通
    ではなく、各駅?状態になってしまっているので、ツアー時刻に間に合う
    か、ヒヤヒヤしました。

  • その1 嗚呼、週末のMallorcaの食は侘しく

    「禁じられた遊び」のメロディーをBGMに・・・

    (*●*。) 嗚呼、Mallorcaの週末の食事が、こんなにも侘しいもの
           とは、予想をだにしていなかった・・・

    というのが、到着日夜の心情でした。

    飛んで飛んで飛んで、やっと辿り着いて、さすがに2時間ばかり寝て、
    それから明日が日曜日なので、慌てて水等を買いに出かけ、戻って
    ちょっと休んで、20:00過ぎ・・・

    楽しみにしていた夕食を食べに、街に出た!
    出たとはいえ、単に歩き出せば街なのであるが、気付けばどこも閉まって
    いる!!!

    カンパーニュさんに教えてもらった、市場側のレストランも閉まって
    いれば、Mallorca料理じゃないけれど、普通の料理を出しそうな所も
    閉まっている!!!

    危うく、Placa Espanaで叫びだす所であった・・・

    仕方が無いので、野菜がたっぷり入った「ケバブ」を買って、
    珍しくHostalの部屋で、買ってきたヨーグルト、Cuajada、
    ジュースを適当に取りながら(一気飲み、一気食べではない)、
    ケバブを食べた。

    それにしても、街の表示は全てMallorquinaのみ・・・
    さすがのガリシア地方でも、併記だったのに、この地方分権的気概
    は凄まじい。

    まず、「Cに尻尾が付いているこれって何~」と思いました。
    まぁ、スペイン語では、Zと同じ、Sの発音だったのですが、
    恐るべき、Mallorca根性。

    (注:週末、特に日曜日のMallorcaは、レストランが閉まっています。)

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  • 06/12/04 07:01

    飛んで、飛んで、トンで、回って、回る~

    出だしの序文が、あの歌のリズムだなー。
    知らないうちに、先取り冬休み?の、旅行に行ってたんだ。

    ところで、ジュルジュサンドとショパンの物語では、マヨルカって発音が似合うと思っていたけど、マジョルカとも言うんですね。

    ここは、バッカ、バッカと喰うだけじゃ無くて、出来たら愛の軌跡を辿ってよ。
    音楽・芸術に疎い私も、そのうち、サンドが暮らした、フランスのシャトー・ルーを訪れてみよう、なんて思ってるんだ。

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    (¬。¬メ) うんにゃ、後出しジャンケン秋休みにゃ~

    お、kiyaおぢさま、おはようございます♪
    実は、マダムkiyaに、「綺麗にSPAでリラックスの旅」を提唱した直後、
    飛んで飛んで飛んでいったんです。秋休みでした。
    SPAの件は、ちゃ~んっと探しますので、マダムと直接お話出来れば
    よろしいですにゃ~。おぢさまは、ケルンでも積んで、川遊びでも
    していてくださいね。

    総称スペイン人発音では、「マジョルカ」が一番通じます。
    あんまり、「マヨルカ」という人は、スペインにいないですね。
    ところで、マヨネーズの故郷がここらしいって、御存知でしたか?

    Vallademossaは行ってきましたが、まぁあんな所で、逼塞静養とんずら
    道中ぢゃ~、神経症っぽいChopinの状態が悪化するのも、一目瞭然ですね。
    (Mallorcaで一番冷えたのが、ここでした)
    ひたすら、ピアノが届かないと、クドクドと書いた手紙が、展示されて
    ました。まぁ、とんずらかった旅の直後に亡くなったらしいので、
    よくぞまぁ、あんな山脈の元Paladorなんぞ行ったなぁ、と変に感心
    しましたよ。愛の軌跡っちゅーよりも、死への道中ではないでしょうか?

    実は、今回Mallorca料理を食べるにあたり、非常に苦労しました。
    下調べなしに、地元の料理は楽しめないのです。
    この点、おぢさまは何食べても、「おいしいな~」で済んでいらっしゃる
    ようなので、いいですにゃ~。