高山病には…熱いお茶!!!

パキスタン・九寨溝&黄龍・ブータン・西蔵鉄道で4000~5000メートルを経験しました。一緒に行った友達の中では一番軟弱で…必ずひどい高山病にかかります。だから対策談を語る役としては一番適任なはずです(笑)

「地球の歩き方」の中に 「水は充分にとる」とありますが 大正解です!!
「4リットル以上飲もう」という情報が載る以前の旅は…大変きつい思いをしました。

「ゆっくり歩く」「お酒・煙草はNG」「お風呂はひかえる」
はもちろん守りましょう…その直後には我慢できても身体は正直です…しっぺ返しがきます…

私は タクツェのタンカ開帳をみに行ったとき…チベット仏教徒のよぼよぼのおばあちゃんがずんずんのぼっていく中を1歩ずつゆっくりのぼり…10歩進んで5分休む という感じでたどりつきました。
でも…じゃんじゃん酒を飲み…じゃんじゃん煙草を吸う驚異的な人たちもいますから…次の方法は最も弱いタイプの方達へのアドバイスになると思います…

今回西蔵鉄道で私が獲得した極意は…

ずばり! ……『熱いお茶』です…

私は緑茶の粉末を毎回持っていくのですが…いつも日中の移動時にペットボトルのミネラルウォーターに混ぜて使っていたので ずっと冷たいままで飲んでいました。

今回ふと思い立って、ホテルの熱いポットのお湯で飲んでみると…あんなに不快だった頭痛やふらつきが不思議なほどひいていきました。熱ければ熱いほど効果的でした…

高山病の症状が出ている間中 私がホテルで夜通し飲んでいた熱いお茶の量はひと晩で2リットル近かったと思います…

食事の時にだされるお茶をがぶ飲みしたのは言うまでもありません…

ラサで中国人ガイドの方が「絶対薬は飲まないでください」と言ってくださっていたから…なるべく薬を飲まないようにしていたのも良かったのかもしれません。

素人判断で恐縮ですが…
高山病は身体が高地順化するのを待つことが本来なら一番なのだと思います。ただ旅行という限られた期間では、あせるあまり、はやく治したいと思ってしまうのも人情です。
あせって薬で高山病の症状をむりやり緩和して、身体は悲鳴をあげているのに動き回って大事にいたる人もいるようです。薬を飲まないように助言してくれた ガイドに感謝しています…。

でも…もともと頭痛持ちなので常備薬のイブを4日目に飲みました(高山病の頭痛なのか…持病の頭痛かわからなかったから…)そしたら…すっきり!!

もう身体はだいぶ慣れてきていた後の薬だったからうまくいったのかもしれません…。ガイドに言ったら叱られそうなので…内緒で飲みました…何かあったら自己責任とも思ってましたけどね…

これは あくまでも 私にとってうまくいった方策なのかもしれません…ので参考程度ということにしてください…

11歳年上の姉はペルーのインカ道も…チベットも平気の平左でした…恐るべき50代です…。
……高山病は本当に年齢性別体力には関係ないようです…

  • いいね! 0
  • コメント 0件

0件のコメント