レポート

グアテマラひとり旅、行ってきました。その2

公開日 : 2006年10月13日
最終更新 :

5日目:朝、8時5分のグアテマラシティ行きの国内便に搭乗。ピースボ    ート参加の日本人グループが同じ飛行機に乗ってました。空港    からは、アンティグアまで送迎してもらい、この日はアンティ    グアを散策。廃墟の教会を見るのは初めてでしたが、朽ちかけ    た岩壁や天井もまた美しいものだなと思いました。崩れる前の    教会を想像しながら見るのも、一興です。夕食に、郷土料理     「プラトティピコ」を食べたのですが、バナナのフリット以外    は、あまり美味しいと思いませんでした。


6日目:朝、6時にパナハッチェル&チチカステナンゴのツアーに参     加。2か所を回るとのことで、かなり強行軍でした。8時半     頃、チチカステナンゴに到着、木曜市を見学。
    日曜市に比べて、出店がやや少ないとか。織物や仮面を値切っ    て買いました。それからポポルブフーが発見された教会を見     学。それからパナハッチェルに移動。世界一美しいといわれる    アティトラン湖に感動!しました。そこでも民芸品を買った     後、ボートに乗り、アティトラン湖の村「サンティアゴ・アテ    ィトラン」へ。そこは、時間の流れがゆるやかな、のんびりと    したスローライフの村でした。村人はあくせく働くことなく、    ある程度働いてお金がたまったら、何もしないで過ごし、また    お金が尽きたら働くという、ラテン的な暮らしをしているとい    う。そこでガイドさんと昼食を食べて、また民芸品を買う。き    れいな布や小物は、お土産にいくつでも欲しくなります。まさ    に「民芸品買い物ツアー」でした。

7日目:朝、9時のシャトルバスでアンティグアからグアテマラシティ    に移動。ソナ10のホテルにチェックイン後、タクシーをチャ    ーターして、お昼前から博物館見学。考古学博物館に展示して    あった陶器は、顔が描いてあったり、手足がついていたりと、    どこかユーモラスで、奔放なところがラテン的。存在感のある    石碑やアルターは見ごたえありました。なかでも、3つ並ん     だ、顔だけのどでかい石碑は迫力満点でした。
    それからポポルブフー博物館へ。どこか滑稽なココアの神様、    モンスターのような怖いジャガーの神様、陶器、楽器と、どれ    も愛らしいプリミティブさに惹かれました。次にイスチェル博    物館へ。色とりどりの民族衣装の展示に、目移りしました。何    せ「村の数だけ民族衣装の数がある」のですから。細かい手作    業は、あっぱれです。なかでも結婚式の衣裳は華があってよか    ったです。鳥や太陽などシンボライズされた刺繍の模様にも興    味を惹かれました。「着てみたい」と思わせます。それから、    ソナ1の国立宮殿と教会へ行ってもらい、写真だけ撮ってきま    した。夜は、ちょっといいレストランで郷土料理を。とうもろ    こしで作ったチマキなどをいただきました。グアテマラシティ    は治安が悪いので、早々とレストランを後にして、8時にはホ    テルに到着。無事でよかった!

8日目 グアテマラシティから、12時半発ヒューストン行きの国際便に    搭乗。空港で、お土産に名産のコーヒーやチョコレートを買お    うと思ったのに、ほとんどないのです!あまり商品化されてい    ないらしく、お土産選びに困りました。4時半頃ヒューストンに    到着。空港近くのホテルに泊まったんですが、シャトルバスの    運転手は無愛想だし、夜は泊まってる客が大騒ぎするし、これ    でアメリカの印象、かなりポイントダウンです。合理的でホス    ピタリティを感じないんですよね。グアテマラのホテルのスタ    ッフはとても親切だったのに・・・。でも、グアテマラではお土産    (食品)が満足に買えなかったので、その穴埋めに、ヒュース    トンでお土産が買えたのはよかったんですが・・・。

ハードな旅程だったので、疲れたらすぐ寝て、夕食はレストランでしっかり食べてました。ちょっと贅沢しても、物価が安かったので、助かりましたね。

以上、グアテマラ旅の報告でした。。。
旅を終えて、何かたくましくなったような気がします。(笑)

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1件のコメント

  • おかえりなさい!

    vremontさん 元気そうでなによりです
    背中を押してしまった後で、なにかトラブルに巻き込まれていないか・・・などと心配していたのですが、楽しい旅行記に安心しました。
    なんだか、もう一度旅行をしているような気分になりました。
    それにしても短期間に よくぞここまで・・ガティマラを満喫されたものです!すごいですね!
    パナハッチェル&チチカステナンゴへも行ってみたかったので うらやましいです!

    キリグアのマサキさんもお元気そうでうれしいです。
    カカオやとうもろこしの神様、本当にユニークですよね。
    中南米の神様は、日本の「八百万の神様」に近いものがあって 大好きです。(ペルーの博物館の 展示品もおもしろいです)
    アラスカの次に南米はいかがですか?

    カカオ・コーヒーの指折りの産地でありながら、ガティマラ国内では美味しいコーヒーや安いチョコレートは少ないです。
    ご存知の通り、品質の良い物は輸出してしまうからです。
    日本で、働いているのに貧乏から抜けられない「ワーク プア」という現象が社会問題になっていますね。
    ガティマラは国全体がこの状態なのでは?とも思いました。
    同じ中米でも、コスタリカは「お金持ちの国」です。
    品質の良いコーヒーやカカオを、国内消費分として確保する余裕があります。
    そのためコスタリカでは、地元産のおいしいものを安価で楽しめます。今回の旅行で一番驚いたのは、この格差でした。

    アメリカ・・私も同感です。
    安いホテルだったから まあ仕方ないかと思ったのですが。

    ゆっくり休んだら またどこかへ行きたくなりそうですね(笑)




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    • コメント 2件

    読んでいただき、ありがとうございます!

    グアテマラの旅レポートを書く時、
    読みやすいようにと、文頭の最初に空間をあけたのに、
    UPしてみたら、ヘンなところにスペースが入って
    ぶつ切れ状態に!
    さぞかし読みづらかったと思います。
    すみません!!それでも読んでいただいて光栄です。

    >(ペルーの博物館の 展示品もおもしろいです)
    アラスカの次に南米はいかがですか?
    →ペルーではあんな目に遭いながら
    知人の計らいで、幸い、リマの観光ができたので、
    考古学博物館にも行くことができました。
    顔が描かれたマンガチックな陶器、地上絵の模様、
    緻密な織物、髪の毛の残ったミイラまで、
    どれも見ごたえがあって面白かったです!

    南米・・・いいですね~。ペルーでのあの事件にもくじけず、
    怖気づくことなく、いつか南米に行って
    リベンジを果たしたいと思います。
    行くならアルゼンチン、パタゴニア地方の氷河は
    見たいですね。

    >日本で、働いているのに貧乏から抜けられない
    「ワーク プア」という現象が社会問題になっていますね。
    ガティマラは国全体がこの状態なのでは?とも思いました。
    →だから、首都では強盗や殺人が多いんでしょうね・・・。
    先住民は、身分が低いとされて、安い賃金で働いているようだし。
    深刻ですよね・・・。

    同じ中米でも、コスタリカは豊かなんですね。
    国内産のコーヒーが飲めて、
    自然も豊かで、いろんな動植物も見られて、いいですね~。
    自然が好きな私としては、次なる旅先に挙げたくなります。

    旅をすると、欲張りにも次の旅がしたくなる。
    よくそう言いますが、まさにその通りです。


    ・・・キリグアの宿のまさきさん、元気そうでした。
    でも数ヶ月前、屋根を自分で修繕していて、
    滑り落ち、肩を骨折したそうです。
    もう治っていたようですが。。。
    キリグアの宿で、お土産にと、チョコレート入り石鹸を
    買ったんですが、なかなか好評でした。