Q&A

旅先で、自分を見つめたい本

公開日 : 2006年08月19日
最終更新 :

友人から相談されました。

友人が、付き合いたての「疲れている状態=精神も不安定な状態
≒プチ鬱」のパートナーが一人旅に出るそうです。

この時期、自分の存在感だけしっかり残し、一歩引いたコミニ
ケーションが賢明な策と思い、あえてあまり会話はせず、パー
トナーには、ゆったりしてほしいと考えているそうです。

そんなパートナーに、旅先で読む本をプレゼントしたいと友人は
言っており、実は贈り主と本の内容が読者の頭で重なる’オーバ
ーラップ手法’も秘めているとのこと。

本選びは慎重にしたいとアドバイスを求めらたのですが、なかなか
うまい回答ができなかったもので、是非、ここで伺いたいと思います。

自分が思うに、「自分のペースで言葉を拾って答えを探し出口を探す」
そんな本が良いと感じています。


対象:30半ば男性
職業:理系技術者
行き先:ニューヨーク


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6件のコメント

  • 八甲田山死の彷徨

    八甲田山死の彷徨(新田次郎)は如何ですか?
    最近、これを読んだのですが、こういうゾッとする現実を知ると、
    生きることそのものがわかります。

    Wikipediaより

    日露戦争直前の1902年(明治35年)に、寒冷地における戦闘の予行演習としてロシアとの戦争に備える為、また陸奥湾沿いの青森から弘前と言う補給路をロシアの艦砲射撃によって、破壊された場合を想定して日本陸軍が八甲田山で行った雪中行軍の演習中に、参加部隊が記録的な寒波に由来する吹雪に遭遇し、210名中199名が凍死した八甲田雪中行軍遭難事件を題材にした山岳小説である。演習当日には、北海道で、史上最低気温が記録されるなど、普段の冬とは、比べ物にならないほど、寒かったとされている。

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  • Re: 旅先で、自分を見つめたい本

    専門家から聞いた話ですが、鬱になると旅行に出ても、鬱の原因となっている何らかのネガティブな事がたびたび頭に浮かび、旅行を楽しめないそうです。
    「自分のペースで言葉を拾って答えを探し出口を探す」のが良いと思われているようですが、考えても出口が見つからないから鬱になっているのです。考えること自体が良くないとも言えるかと思います。
    よって、以下のことをお勧めします。

    1.そのあなたの女友達が本気なら、一緒に付いていき(または遅れてでもいいですが)、自分が楽しんで相手も楽しい気分にさせ、常に旅行を満喫しているような状態にしてあげる。次にどこ行くとか、旅行のことで朝も夜も頭をいっぱいにする。

    2.旅先の情報をいっぱい提供してあげる。ネットで調べたり旅行雑誌のページを切り貼りした手作りの軽い旅行パンフレットを作ってプレゼントする。これも旅先で旅行のことに専念してもらう為の策略です。

    3.1,2が気乗りせず、どうしても既製本を贈るつもりなら、それでも本の選定がうまくいくとは言えないので、空港で使える図書券を直前に渡して空港で暇つぶしに本でも買ってと言う。でも海しかないリゾートにいくのなら多少は分かりますが、NY観光に行くのに本は逆効果のような気がします。観光に専念すべきです。

    ちなみに冒頭に書いた理由から、その男性が旅行から帰ってきて旅行が楽しかったと迷うことなく言いきったならば、その人は活力を取り戻して回復に向かっているといえるでしょう。

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    蛇足ですが、

    旅行とは全く関係ない話題になってしまいますが、あなたも、その女友達さんも、彼のことを考え、彼の復帰を願っており、二人が良い関係になるように願っているようですので一言。
    距離をおいた関係は逆効果だと思います。その人が社外で活発に活動している人なら別ですが、そうでないのなら一人にしておいて直るなんてことは稀だと考えられます。自分で考えて出口を探し、短期間で鬱を脱した話なんて巷でも専門家からも聞いたことがありません。外に連れ出して精力のつく料理でもつつきながら毎日のように旅行の話でも聞いてあげたらいいかと。
    蛇足でした。

  • 旅先で読むには、お気楽で明るく楽しい、胡桃沢耕史の本がいいですよ。

    プチ欝で一人旅に出る場合、
    旅先で読む本は、
    できるだけ気楽な、面白い本がいいです。

    そこで出てくるのが、
    胡桃沢耕史の本ですね。

    これは、ものすごく気楽で、楽しいです。
    胡桃沢耕史は世界旅行をしてますから、
    あちこちにその旅行経験が出てきます。

    旅人は、胡桃沢耕史先生の本を読む。
    http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/2005/kurumizawa_koushi.htm

    胡桃沢耕史「ごきぶり商事痛快譚」(1)~(5)を読了する。
    http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/ideas/pensee20.htm#2003/08/19

    世界中どこへ行っても、
    胡桃沢耕史の本は大人気です。
    僕も、去年タイ、インド、カンボジア旅行の時に、
    カオサンの古本屋で買って、
    ホテルの部屋で読んで、
    シェムリアップのタケオとチェンラに寄付してきました。

    みどりのくつした

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    06/08/20 09:58

    みどさんへ

    みどさんや私のように少しくらいの事には動じない人間には本人の気持ちはわかりませんよ。
    二人とも多分鬱になりたくてもならないと思います。

    本は本人が読む気にならなければ他人が幾ら良いと考えても言うだけ無駄だと思います。

    私も極く身近な人間だったから関わりました。子供たちは別の所に住んでいましたから、
    私は配偶者としてつらくとも全部受け止めていましたが、子供たちにはなるべく心配をかけないようにしました。

    みどさんの薦める本は正常な精神状態にある人には通用すると思いますが、
    私もその人に会ったわけでもなく、私の経験もその人に当てはまるとは限りませんし正直言って本当の解決策は判りません。
    他人に薦められた本が素直に読める状態でしたらそんなに心配する必要も無いのではないかと思います。

    私の場合も正常な状態に治るまで長い期間と根気が要りました。どんな親切な他人でも結局は一時的な慰めにしかなりませんでした。
    私もちょっと自慢になりますが、私だったから持ちこたえられたと思っていて、
    只気がやさしいだけの人では中々傍にいて自分も一緒に落ち込んでしまいそうです。
    私の妻の場合も一緒に自殺してと言われ実際睡眠薬を20錠飲んで発見が早く救急車と病院の手配もスムーズにでき胃洗浄も間に合ったので死なずに済みました。

    私も今は少子化問題で環境が違いますが、一時は死にたい奴は勝手に死ねば日本の人口も減って良いなどと無関係な時は思っていたぐらいです。

    話は違いますがAMIGO についても今は辛抱のしどころで気長にバージョンアップを待ち続けています。何事も根気が要ります。

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  • 06/08/19 20:55

    Re: 旅先で、自分を見つめたい本

    こんばんは。

    本のプレゼントに反対します。
    全てのことから解放されたいのに、本を頂いてしまって
    旅に出たなら、宿題をもらっていくようなものです。

    私がその男性ならそっとしておいてと思ってしまいます。

    あなたの友達がその男性にとって大切な人なら
    何もしなくても旅先で必ず思い出すはずです。

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    ちょっとすみません

    興味深い質問でしたので私見を書かせて頂きます。
    私は研究職で理系の人間です。仕事のストレスはかなりのものです。
    人間関係に悩みはありませんが、精神的な病気になった方も知っています。わたし自身、時々、海外旅行に気分転換に行きますし、本を持っていったり、空港で買ったりします。今回のご質問の本の話ですが、自分自身のことを良く考えてみると、旅行の時に読んだ本ですが、思い出してみると、やはり自分の興味の有る本しか読んでませんでしたね。鬱でなくても、これ読んでくださいといわれて渡されるとかえって重荷になるような気がします。旅行から帰って、あの本どうだった、とか聞かれるんじゃないかとか思いません?気分転換は旅行でというのが趣旨ですから、実際に本に没頭した経験はありませんし、手紙がいいんじゃないでしょうか。すぐ読み終わるし、つかれませんし、読んだ後、その内容を考えてみたりとか普通しますよね。
     みなさんが書かれているように、本は、少し考えた方がいいのでは。あくまで個人的な意見ですが、私なら貰いたくないですね。もし、頂けるなら :-) ,バリバリ、理系の本(ノンフィクション、話題が化学、物理、数学、天文等)か旅行の本がいいですね(とか、私だったらいってしまうんですよね。

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  • 06/08/19 17:28

    Re: 旅先で、自分を見つめたい本

    私の言う話は全く回答にならないのを承知で書きます。
    私の亡くなった妻が50代で更年期障害がひどく鬱状態になったときに、
    おばさんから海外ではないですが、ちょっと気晴らしに温泉か何処かへ連れて行って気分転換でもすればと言われ、
    それもそうだと良いと思うことは何でもやってみました。

    実際車で水上方面へ子供と私で連れて行きましたが、着く前から帰る帰るの一点張りで、ドアーを開けて飛び出そうとしたり、
    結局その日に泊まるつもりでしたが、帰ってきたことがあります。

    私は病院の神経科の順番取りなど仕事をしながらできるだけのことはしたつもりです。
    本を読む話ですが私の妻も前は本もよく読み。お笑い番組でよく笑いもしましたが、そういう時は全くそんな気になら無いようでした。

    そばの人間が良いと思ったことも本人にとってはつらそうな事は幾らでもあります。
    国内でもそうですから海外へ気分転換という話は本当にそれで治れば良いと思いますが、考えさせられます。
    良いと思った事は何でもやってみようと言う気持ちは経験者として良く判ります。

    私も気長に5年10年のうちには必ず治ると考え励ます事はしないで、
    付き合いました。
    結局病院の薬で鬱そのものは良くなりその後の肺癌の早期発見で直接宣告されてもしっかり自分で受け止められるようになりましたが
    その病気で発見後6年半の後ホスピスであの世へ行きました。

    最後に宗教も親戚から薦められましたが、それだけは私がはっきり断りました。

    自分の経験でしたが、欝は日本人の10人に一人とか15人に一人とか放送していましたが、私もそんなに多いのかと驚きました。

    その方が自分から本を読む気になったのでしたらすばらしいと思います。
    この掲示板でも鬱を自認している人も見かけますが、ここでの憂さ晴らしも何らかの役に立っていると思えば、ある程度理解しているつもりです。
    ちょっとトピずれ失礼しました。

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    06/08/19 19:26

    ぷち鬱

    >その方が自分から本を読む気になったのでしたらすばらしいと思います。


    プレゼントなので、自分からというのでないのが
    難しい点ですね。本をプレゼントして、興味を
    持つのか持たないのか‥。

    本をあげたいと言った友人は、移動中に読んでも
    らいたい考えのようです。

    そもそも女性と男性で、本の嗜好が異なるのかどうか、
    ふと今日そんな事も考えました。

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  • Re: 旅先で、自分を見つめたい本

    旅先で読むのなら、暇つぶしに、という軽い本がいいのでは?

    1人で異国の地をふらふらすること、それ自体が自分を見つめることに
    ならないでしょうか??

    さらに本を読んで私のことを思い出してくれるかも?という下心も
    ひとまず脇において、お薦めしますが、原田宗典さんのエッセイが
    おもしろくていいですよ。

    題名では「スバラ式世界」とか「本家スバラ式世界」とかいろいろ
    でてます。

    疲れたときには単純に楽しめるものがいいなーと私は思います。
    エッセイなので、一つ一つは短いので気軽に読めますしね^^

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    06/08/19 15:42

    Re^2: 旅先で、自分を見つめたい本

    くろっちさん こんにちは


    >本を読んで私のことを思い出してくれるかも?という下心も
    ひとまず脇において、

    本のプレゼントとは難題なテーマで弱りました。

    原田宗典さんは、本当なら落ち込むようなことや深刻になるよ
    うなことを、いつも笑い飛ばす感じで良いですね。
    「君も元気出して・・」そんな原田さんの声が聞こえてくるよ
    うで、元気づけられますね。



    >題名では「スバラ式世界」とか「本家スバラ式世界」

    「いろんなことで勇気づけられる一冊。気分が落ち込んでいると
    きや、どうしても元気が出ないときに是非とも読んでほしい一
    冊。」とレビューでは大絶賛な本ですね。

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