Q&A

みなさんの「行く前に読め!(もしくは見ろ!聴け!)」は?

公開日 : 2005年08月01日
最終更新 :

みなさんこんにちは。

旅行に行く前に、その場所に関した本などを読んでその場所の習慣、歴史的背景などを仕入れてから出かけられる方も多いと思いますが、
みなさんの経験で、「この本読んでおいてよかった!」とか「この映画見てたおかげで、興味がいっそう増した」なんてことがありましたら、教えてもらえませんか?

ちなみに私は、97年にヨルダン→シリア→トルコをバックパッキングの途中、アンタルヤで数日滞在した際に、海に面したベンチでねっころがりながら、塩野七生の「コンスタンチノープルの陥落」を読みました。おかげで、イスタンブールに入り、トラムで城壁を横切った際、「おお、この城壁でスルタン軍をくいとめたのか!」とか、金角湾でつりをしながら、「ここを封鎖したんだなあ」と感慨を新たにすることができました。

というわけで、長くなりましたが、みなさんの「行く前に読め!」をエピソードなんか添えて教えてください。
個人的にはガイドブックを読んで情報だけを仕入れてから行くよりも、こういうことが大事かなと最近思います。

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9件のコメント

  • 05/08/03 22:21

    行く前に見る

    パリに行く前には、やはりなんと言っても「ベルサイユのバラ」かな。
    というかこれを読んだからこそ、革命200年の年には絶対パリと思って実際に行ってみた。

    スイスに行く前には、「アルプスの少女ハイジ」を見て感動し、
    ベルギーに行く前には、「フランダースの犬」で、また大泣きするんだろうなー。(=´ε`=)
    カナダに行く前には、もちろん「赤毛のアン」でしょ。
    イギリスは・・・確か、「ラッシー♪」でしたね、名犬でした。

    もしも宇宙に行く時が来たら、やっぱり「宇宙戦艦ヤマト」を見て復習するかな。。。(何を?)

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  • Re: みなさんの「行く前に読め!(もしくは見ろ!聴け!)」は?

    塩野さん。不動の地位を築いていますね。
    塩野さん、須賀さん、大好きです。

    阿刀田 高 さんの”知っていますか3部作”
    ○ギリシャ神話を、知っていますか?
    ○旧約聖書~?
    ○新約聖書~?

    紅山 雪夫 さんの
    ○ヨーロッパが面白い

    ヨーロッパは宗教や神話に基づいた芸術作品が多いので、
    ”ふぅ~ん”と納得する事がたくさんありました。
    ホント知っていると、何倍も楽しめます。

    気軽に読めてお勧めです。

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    阿刀田 高さんの

    こんにちは。
    レスありがとうございます。
    先日も書いたギリシア神話の入門書のようなものとは、
    実は、阿刀田 高さんの「ギリシア神話を知っていますか」でした。
    わたしもその3部作は結構前に読んでまして、今回復習もかねて
    また読み直しているところです。

    そうなんですよね。阿刀田 高さんも著書のなかで書いていたと思いますが、ギリシア神話、聖書の中のエピソードを知らないと、美術館(特に中世からルネッサンスまでの所蔵品など)は満喫できないかもしれませんね。

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  • Re:前にも書きましたが・・・

    インド  早川書房 今夜自由を (インドとパキスタン独立前夜の聞                 き書き)
         陳舜臣  インド三国志 (ムガール王朝の勃興と没落)
         赤とんぼ インドの神々 (日本の神々とのかかわりと 現                  地での神様の序列・・・)
    フランス 三銃士の全巻。   ロワール流域、ロンドン、オランダな               どのかかわりとカソリック教会のかか               わり)
    イタリア なんと言っても 塩野七生もの 海の都の2千年 なんて読     まないでベニスに行ったら損するぐらい。
    スイス  古い本ですが 犬飼美智子の  私のスイス。
         ガンコでヘソマガリのオバサンの それだからこそのスイス
         旅行?記。
     

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  • 退会ユーザ @*******
    05/08/02 10:21

    やはり塩野七生

    こんにちは。

    塩野七生は小説として楽しく読めて、いいですね。
    昨年はフェラーラ、マントヴァなど行きましたが、
    塩野七生の小説がきっかけです。

    随分昔に読んだのですが、
    その当時は、まさか自分が行けるとは思わなかったので、
    マントヴァの駅に着いた時など、お~ほんとに来たのだ~、と
    感慨深かったです。

    フェラーラのお城へ行った時、
    昔、貴族が捕らえられて殺された、地下の石牢へ行ったのですが、
    ちょうど暗くなりかけてきた時刻で、あたりに誰もいなくて、
    ぞーっとして、あわてて出てきてしまいました。

    ルクレチア・ボルジアのお墓もいきました。

    また、連れ合いは、「ローマ人の物語」から、ローマに興味を持ち、
    この春に、初めてローマに行きました。
    後で、どこが一番よかったか聞いた所、ローマに着いて最初に
    チルコマッシモをへだてて、パラティーノの丘が見えた時
    ああ、来たのだ・・と感動した、と言っていました。

    連れ合いとは、行きたい所がなかなか一致しないのですが、
    今度は、アルプス越えをして、アオスタ、ミラノへ行く、とか、
    ポエニ戦争のシチリアへ行く、などの
    塩野七生がらみのプランを提案しているのですが・・

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    海の都の物語

     塩野七生というと、ベネチアの歴史を概観する上でも感慨にふけりま
    すね。いろいろなお話が書いてある同書を読みながら、その場所に入る。
    その感動を絵にすると、仕事から帰ってきてパソコンやメール等をみて
    いろいろとサ~フしてるように感じ、ビールも進み1本2本と飲み続け
    ているみたい(呑ベイのせりふみたいだけど)。

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  • ギリシャ神話とか

    先月ギリシャに行って思ったのは、
    やはりギリシャ神話をおさらいしておくべきだったということです。

    ゼウス、ヘラ等等、聞いたことのある名前はたくさんあっても、
    関係、相関図が複雑なので、この神様とこの神様がなんで並んでいるの?
    この持ち物は闘いの神様だから?とガイドの説明を聞きつつ感じました。

    ミケーネの遺跡では、考古学者シュリーマンの名前が出てきて、
    幼少の頃(30年以上も昔)彼の自伝?「古代への情熱」のダイジェスト版を
    わくわくしながら読んだことを思い出し、
    あのシュリーマンが発掘した場所にいるんだ!と、
    ちょっと感慨深くなりました。

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    ちなみに私も

    11月にイギリスの妻の実家に3週間ほど帰省する予定でして、その期間に、うちのチビ(息子)を妻の両親にあずけて、アテネに4日ほど行く予定です。

    妻も私もギリシアは初めてなので、現在ギリシア神話の入門書のようなものを読んでいます。(妻は先週、丸善でペンギンクラシックスのホメロスを2冊買ってきましたが、まだ手付かずのようです・・)

    ギリシア神話には、膨大なエピソードがあり、かつそれらが互いにリンクしているため、すべてを頭に入れることは無理そうですが、
    時間を見つけて、楽しみながら予習していきたいと思っています。

    (しかし、ブラッド・ピットの「トロイ」・・・あれはちょっと話をはしょりすぎだなあ・・・)

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  • 退会ユーザ @*******
    05/08/02 00:23

    やっぱり歴史を知っておかないと

    みなさん、こんばんは

    私の場合、東南アジアのごく限られた国しか行きませんから毎回、目を通す本は決まっていますね。まず「ロンプラ」
    それと掲示板の性格上、具体的に本の名前を出して宜しいものやら。いいの?

    「世界歴史の旅」「北インド編」・「南インド編」

    文字通りインドの歴史についてのわりあい地味な本です。観光地の紹介も短いです。けどこの本でマハートマー・ガンディーについて知り、ムンバイのガンディー博物館へ行こうと思ったり、スィク教徒の総本山のあるアムリトサルを訪ねる切っ掛けになりました。

    俗にいう「インド本」は、著者がそもそも作家として力不足はむろんのこと、著者の主観が前面に押しだされすぎて好きではありませんね。どーだ、俺はこんなすごいキビシクもかつ面白おかしい体験をインドでしてきたんだぞ! っていう自慢話には、この手の本はいいかげんにしてくれないかなーって思ってしまいます。だから、実際の旅行に役立つことはほとんどありません。

    「タイ/ラオス歴史紀行」旅行人ブックス

    タイ東北部を旅行するのに役立ちました。このシリーズは写真も楽しめてかつ歴史も知ることができて、なかなか真面目に作られた良い本ですね。

    「アンコール・ワット」も読んでみました。まだ訪れていませんが魅力的ですね。行きたくなります。バンコクから陸路でシュムリアップまでお金を遣わずに行く方法ばかり熱中している人や、なんでカンボジアに地雷なんか埋まっているワケ??って人には、ぜひとも一読してもらいたい本です。

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  • Re: みなさんの「行く前に読め!(もしくは見ろ!聴け!)」は?

    こんばんは!

    私も塩野七生の本が好きで、旅先で読んだりもしています。

    私も、旅に行く前に結構みっちりその土地に関するモノを
    読みこんでいく方の人間です。

    昨年カンボジアに行く前には、「ポル・ポト」関連の書籍
    や、アンコール王朝に関する歴史書など読みました。
    ただ、ボーっと旅しているより、事前の知識があれば
    より興味ある旅になることは当然ですよね。

    それから、映画などでモチベーションを高めるのも効果的!
    東南アジアが好きなので「キリングフィールド」や「インド
    シナ」「地獄の黙示録」といった映画ですでに現地に行った
    気分になっています。

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  • 私の場合は、いつも読んだから行くんですが、

    2週間前の済州島、ヘンドリック・ハメル原著
    『朝鮮幽閉記』を読んで、済州島山房山の
    ハメル商船記念館を訪れました。
    ハメルは17世紀半ばに長崎に行く途中、
    暴風雨に遭い、済州島へ漂着し、朝鮮に
    13年間滞在を強いられたオランダ人。

    6月のバンコクは『歩き方 タイ』に
    シリラート病院の解剖学、法医学、寄生虫、
    タイ医薬、病理学博物館があると記載されて
    いたので、見学に行きました。

    5月のオランダは、明治期に日本に来て
    水利土木工事を行ったオランダ人の事跡を
    日本語の本で読んでいたから、彼らの足跡を
    訪ねました。

    私の場合は、本を読んで、本物を確認したくなって
    行くのです。行く前に、もちろん、『歩き方』、
    『ロンプラ』は、通読してから行きます。
    (行く前がいちばんきつい)

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  • ノイシュバンシュタイン

    こんばんは。去年南ドイツ~オーストリアと周りました。
    歴史的背景とはあまり関係ありませんが、オーストリアは言わずと知れた
    サウンドオブミュージックですね。こちらは映画が先にあって「行きたい」
    となったのですが・・・。

    そしてドイツ。こっちは何気なくお城が見たい!くらいしか考えてなかったのですが、
    旅行前にたまたま買った城塞の街についての本(タイトル忘れ)を見て、
    戦いのときはこういう風に工夫したのか~とか、トイレの仕組みとか、
    知ってて良かったな、と思いました。

    あと、こちらもたまたまなのですが、「お城を見に行く」と言ったら
    「ルートヴィッヒⅡ」のDVDを貸してくれた人がいて、ずいぶん参考に
    なりました。これを見ていなければ、きっと「豪華だな~」くらいで
    終わってたでしょう。まぁ見ていなくても十分楽しめたと思いますが、
    見ていて良かったな~と思いました♪

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    補足

    城塞の街はローテンブルクを見ました。

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