Q&A

旅行の日程について

公開日 : 2006年07月14日
最終更新 :

初めまして。9月頃に2週間ほど初めてのトルコ旅行を考えているのですが、
ラマザンと重なるのは外国人旅行者としてあまり良くないのでしょうか?
期間中に旅行者が食事に困ることはないとガイドブックには書いてあるのですが、
気分を悪くさせてしまったり、されたりという事があれば旅行が台無しになってしまいそうで...。どなたかアドバイスお願いします。

  • いいね! 0
  • コメント 6件

6件のコメント

  • みなさん、ありがとうございます!

    旅行のアドバイス以上に、とても勉強になりましたw
    本当にありがとうございます。
    実は単に旅費をけちりたいだけだったのですが、みなさんのご意見を聞いて安心しました。
    と同時に旅行に対する意欲が出てきました。最初はふらっと観光地見てまわってみたいなーという位の気持ちでしたが、別の視点からも見ることが出来そうな気がします。
    とても軽い気持ちで質問してしまった事を反省しています。
    この先、何度トルコに行く事が出来るかわかりませんが、出発までの間(もちろん旅行中も。)たくさん勉強して良い旅行にしたいと思います。

    >断食を守ることによってこの間にいつもより交通事故も増えます。

    との事ですが、これはすべての交通機関において言えることなのでしょうか?
    さっそくで申し訳ないのですが、注意すること等あれば教えてください。
    よろしくお願いします。

    • いいね! 0
    • コメント 1件

    イフタルってもの

    これは断食明けの食事、これは遅れてはいけない規則があります。
    とにかく、何かを口にしないと断食するだけでは意味がないんですよ。
    ということで、毎日のイフタルの時刻(日没時刻)ってのに間に合わせる
    ために帰宅を急ぐ人間が多くて事故る、というケースは多いし
    渋滞も多いんですよ。
    企業では帰りの時間をイフタルに合わせて通常の昼休みを
    休まず、定時を早めたり、帰宅道中にイフタルにかち合って
    しまう時は軽食を支給してます。

    旅行者が気をつけることってのは長距離バスでの移動の時は
    イフタルの時間に休憩をとる、イコール、通常の休憩時間を
    短くしてたりしますので、いつも30分休憩をとる場所でも10分ですぐに
    出発したりしますので、そこら辺は気をつけましょう~。
    全部のバス会社がそうではないですよ、バスの中で断食をしてる
    客にはパンやスープの支給を行うところもありますので
    イフタルをはさむ長距離移動の場合はそこら辺の確認を
    した方がよいですよ~。

    • いいね! 0
    • コメント 0件
  • 退会ユーザ @*******
    06/07/15 11:57

    トルコ人の宗教観

    基本的に、断食をするかしないかは個人で決めることで他人に強制はしない、けれど断食をすると決めた人には最低限の配慮はしてほしい、というスタンスだと感じました。
    表向き、男女問わず欧米と同じような格好をした人は多いですが、モスクはたまにしか行かないと言っている人でも何かの折には埋め合わせとして相当の献金をしています。できるのにしない人は拝金主義者だと。
    外国人観光客を多く相手にしている人たちでも、悪意の無い人に対しては怒りは感じないが、極まれにわざと嫌がらせをしにくる人(日没前に断食をしているとわかっている人の前でこれ見よがしに食べる人、日没後食事を食べ始めると客を装って邪魔をしにくる人)に対しては相当憤ってます。たまに切れて追い出したこともあるとか。もちろん、時間が詰まってそういう時間にしか来れないような旅行者にたいしてそのような事はしないとの事。
    ちなみに、ビンラディンへ共感する人の割合が多いということもあげておきます。中東諸国よりも多いという結果もどこかで見ましたが、実際彼らと話すと、政治的・妄信的ではなく、やり方が悪いのはわかっているしテロ行為は支持できない、原理主義の押し付けは嫌だしイスラム的でないからトルコには来ないで欲しい、イスラエルはどうでもよいが、イスラムに対して嫌がらせをする人々やアメリカ政府に対して自分たちの怒りを代弁してくれる人としての支持だという人が多かったです。

    ちょっと脅かすような事をいろいろ書きましたが、旅行者は断食免除の対象です。戒律の厳しい国から免除対象になるように旅行に来るムスリムもたくさんいるとのことなので、最低限の配慮をしておけば問題はないと思います。

    • いいね! 0
    • コメント 1件

    質問~

    >ちなみに、ビンラディンへ共感する人の割合が多いということもあげておきます。

    この部分、どこで聞いた情報ですか???ちょっと気になりましたので
    お聞きしたいです~。

  • 普通にしてるぶんには

    問題ないと思います。一種の行事(起源がお祝いではないのでお祭りとまで言いませんが電飾なんかの飾りがある所もあります)と思えば良いでしょうか?

    トルコ国内のムスリムの比率は90%以上のはずですし、大多数が戒律を重視するスンニ(スンナ)派ですが、ムスリムであってもイスタンブールとかの都会で厳格に戒律を守ってる人は限られるのではないかと思います。ただし、ラマザンの時期だけはモスクにお参りすると言う人もいますので(比較にはなりませんが、正月だけお寺に参るようなものですかね?)・・・。
    反対にムスリムだけど断食はしない人もいます。又、人により程度も違います。日没後は食べても良いのが基本的決まりのはずですが、人によってはスープとかの飲み物系しか取らない人もいると聞きます。

    元々、トルコは政教分離を推し進めた国ですし(ただしこの事=厳しくないと同義では無く、元々の国民性もあるかな?と思います)トルコに限らず他のイスラム諸国でも、他宗教の人は別にラマザンを守る必要はありません。
    しかし、宗教的な事とは別にお腹は減りますので(笑)食事をするところや室内で食べる分には良いでしょうが、明らかに真剣に断食中の人の前で食べるのはエチケットとしてはどうか?とは思います。(怒る人はいないと思いますが、食事だけでなくタバコも止める方が多いのでいらつくかも?w)

    又、turkiyeさん がかかれてるように地域的に戒律が根強く守られている地域はあると思いますので(そう言う地域だと女性の黒いチャドル姿も良く見かけます)そう言う所では確かにお休みする店とか多いでしょう。

    尚、同じムスリムの方たちであっても宗派が分かれます。(隣のイランとかはシーア派が多数ですね)トルコは先ほど書いたよう大多数がスンニ派とされてますが、かなりの数アーレヴィー派と言われる宗派の方もいるようでラマザンの時期や期間も違います。

    他の方のトピにもありますが、イスラム教自身がムハンマドの昔から1神教としては他の宗教には非常に寛容な宗教です。
    有名な”剣かコーランか"というフレーズが間違ってとらえられていますが、基本的に宗教は強制されず、異教徒も税金さえ納めれば迫害もなく、逆に徴兵義務はなくなり財産とかはイスラムによって守られるというのが元々の教義です。税を納めず改宗もせずかつイスラムに対して抵抗するなら剣ですよというのが元々の意味です。
    この点から、他の起源を同じにするユダヤ教、キリスト教は異教徒や異端と呼ばれる人達にかなりな迫害を加えた事は歴史上も常識とされてます。(キリスト教自身がユダヤ教の異端迫害や権力的腐敗からイエスキリストを信奉する人達により作られたのですから)

    おっと(;・∀・)宗教談義ではなかったな・・・と(笑)。せっかくトルコに行くのでついでにこの辺りも勉強しませう。w

    • いいね! 0
    • コメント 2件

    拍手~

    Ryo007さま、博識ですね、感激しました~!

    ちなみにアレヴィ派の会社の同僚は断食は一切しません、
    加えてお祈りもです。ただ、彼らには彼らの信念ってのは
    あるようですが。

    • いいね! 0
    • コメント 0件
  • 大丈夫

    トルコ人は日本人のように人目を気にするような人たちではありません。
    宗教の違う外国人が食事してるからって、アタマに来る様な心の狭い人たちではないんですよ。
    日本人とは違います。
    イスラム教徒というのは実はとても心優しい人が多いんです。日本人は偏見で見すぎです。アメリカからオカシイ情報をINPUTされてますからね。

    僕はラマダン中に中東を何度も旅行してますが、イランのような国でも旅行者は普通に食事してます。

    • いいね! 0
    • コメント 0件
  • ラマザン

    ども、
    ラマザン=食事ができない、という発想より私は
    ラマザン=ラマザン明けのイフタルの食事を楽しく頂く、という
    発想なんですねぇ~。
    ま、個人的な意見でしたが、基本的に外国人(イスラム教徒でない)
    人間に対しては寛容です、トルコ人。だって自分の意思で断食してて
    腹減ってるからって外国人に当たるってことはないでしょぉ~。
    でも、飲酒は別問題ですんで気をつけましょう(^^;
    ラマザン時期はトルコ国内でもたくさんの催しがあったり、
    オスマン帝国時代の街並みを再現したエリア(特にタキシムのイスティクラル通り)
    なんかも見られてノスタルジックな雰囲気たっぷりです。
    逆にこの時期はオススメできますよ、トルコ旅行。

    • いいね! 0
    • コメント 0件
  • Re: 旅行の日程について

     トルコはイスラーム圏でも断食期間中に食堂・ビュフェが比較的営業している国です。この間に外食が不可能ということはありません。   しかし国内でも地域差があり、Konya・Bursaなどイスラーム食の強いところ、あるいはイスタンブル市内でもFatih地区などは日中閉店しているところが多いです。
     自分で用意したものを外で食べる際には、外人であれば問題ないですが、どんな国でも怒りっぽい人いますから、周囲に気を配るご配慮を。

     断食を守ることによってこの間にいつもより交通事故も増えます。移動経路、移動手段にも御検討を。また日程が分かりませんが、断食明けのSekerBayramの期間は公的機関や商店が店を閉めてお祭りになりますから、その間の換金・移動手段に御注意を。またお祭り前後は故郷に帰る人が多いので、長距離移動手段が混みます。

     では良い御旅行を。

    • いいね! 0
    • コメント 0件