PORTICO DI ROMAGNIA はフィレンツエからフォルリという町方面に70k行った山間の小さな村です。
今年の6月は夏と冬が両方味わえました。
5月の末から数日間の夏日がやってきて、蛍も出始めたというのに、すぐに冬のような寒波がやってきました。
私たちは箪笥からセ-タ-を出して、夜は出かける際にジャンパ-も必要なほどの寒さでした。もちろん蛍はこの寒さで隠れてしまいました。
暖炉に火をつけた家も少なくありません。
6月半ばにやっと暖かくなり始め、今では本格的な夏がやってきました。蛍は今まさにここ数日で最後の光を放っています。
先週の土曜日は川沿いの林にクリスマスツリ-のごとくにたくさん姿を見せました。
6月半ばの木曜日に私たちはある夕食会を開きました。
BORGO という中世の町ならではの小道での屋外夕食会。総勢70人程がこの小道で、長い机で向かい合って食事をしました。オレンジの柔らかい光を浴びた石造りの壁を両側に、アコ-デオン奏者のロマ-ニャ民謡を聴きながら、村の人々とイタリア語学校の生徒たちは遅くまで語り、歌い、踊り、忘れがたい時を過ごしました。
もう、6月も末になると、PORTICO名物の1つである、堰の滝では平日でも午後にはたくさんの遊泳者がいます。日焼けを楽しむ若者なども。