ロンドン/大英博物館そして・・ ロンドン2日目 今日はとにかく大英博物館。ビクトリア駅から#73のバスでトッテナムへ。 エジプト、そしてギリシャ、ローマとお目当てを決めてエジプト館へ入るやいなや私たち、特に彼は虜になりました。 土日というのに人だかりしてないロゼッタストーンに先ず釘付け。象形文字とその彫りの繊細な美しさに感激。 続いて目をやればファラオの胸像。巨大な石(花崗岩?)の自然な2色を巧みに彫り出した素晴らしい芸術品。そして次々目に飛び込んでくる石の芸術品。専門家はエジプト文化の芸術性をなんと評するのかよく知らないが、すごい技術と洗練された審美眼があってのワークには違いない。紀元何千年も前に巨大な石に取り付いてこのような仕事をしていた民衆、それを率いていた優れた指導者がいたと思うだけで言いようのない感慨を覚える。 私たちはもうこの1階のフロアだけで満ち足りた気分になってしまった。教科書の写真で知ってはいても、本物の持つエネルギーに圧倒させられる。 疲れたので休憩しにコートヤードへ出てベンチに掛けたとき、彼がウエストポーチに手をやって色を失いました!!すっかりお尻側に回っていたポーチのファスナーは開いていて財布がみごとに抜き取られていたのです。ファスナーは閉め忘れてたかもしれないし、腰をかがめて(突き出して)作品に見入っていた時間はけっこう長い。どうぞお取りくださいとおのぼりさん風体になっていたに違いない。あるいはトイレでだったのかもしれない。 長時間かけてたので、館内の人もだいぶ入れ替わり、今頃騒いでもどうしようもないと腹をくくったけれど、どっと疲れが出た感じ。(500ポンド弱+日本円少し+チップつきCDカード2枚。) 両替してないT/Cは別にしてあったので助かったと思うことにしました。 (もう一つ昨日書き忘れたけど、途中で放り出されたバスの中か歩く途中で、彼が抱えていたジャケットをなくしてしまったのです。新調したばかりの軽い今風のシュリンク加工で、馬子にも衣装ねなんてからかいながら気に入ってたのに・・。) そそっかしい私と違って緻密で慎重な彼がこれらの失敗をするなんて考えられなかったのに、年は争えないとつくづく思いました。やはり今回は私たちにとって個人旅行できる限界線だったかな~、だからやっぱり決行してよかった!!というのが私的結論。 とにかく元気をつけようと、遅いランチをコートレストランで。 焼きアスパラガスがおいしかった! きびきびと立ち働く1人の若いウェートレスの態度がなんとも心地よい。テーブルに首がやっと出ているる幼児を見つけて何も要求されないうちに幼児用の椅子を運んできたり。ロンドンで初めて、持ち場を楽しげに自主的にエネルギッシュに働いている人間を見た気がします。 食後、まだ見てない2階へ。評判のミイラは横目でちらと。ギリシャ、ローマを見て退出。 トッテナムから#38に乗り、車窓の眺めを楽しんでいるうちに今日のバスは無事にビクトリアまで運んでくれました。 予定では、リージェンツパークへ寄るか、途中で降りて街をぶらぶらなど考えていたけど、購買意欲は失せたし、何かと手続きを考えると気分が落ち着かず、持分が少なかった私の財布も空になりそうだし気が気ではなかった。 ビクトリア駅から、明朝乗る予定のコーチステーションを確認ながらチケットを買いに。 ビクトリア駅構内に両替所があったので私の1冊を換えた。手数料は覚えていないが、このあとこの1冊分で歩き回ることになるのでここで交換できたのは助かりました。田舎での行動中は時間的に制約を受けて両替はなかなか厄介なタスクでした。 (ホテルではカード決済だったのでホテルで両替してもらうという認識がなく、両替してもらえることを最後のピーターシャムで知りました。) コーチステーションでのチケット購入は並んでいて時間がかかったし、乗り場はまた別の場所なので今日のうちに購入を済ませてよかった。実はこれもオンライン購入してたのでキャンセルした分は無駄にしてしまったが、60歳以上の特典でオクスフォードまで2人分12ポンドという安さでありがたかったです。 トータルして、バスも足も気もよく使った2日間でした。訪れた場所は少ないけれど、観光客との接点で働く人たちに触れたりウォッチしたり、「大都会ロンドン」を表面的には実感できたように思います。 飛躍するかもしれないけど、いつかシロカイーナさんが英国について書いていたことが突然理解できた気がしました。
やられちゃいましたか £500は、結構いたかったですね。欧米は職業的スリが日本より数多いから、出歩く率が上がる程、年齢に関係なく、スリには合うものです。キャッシュをやられる話ばかりよく聞くのですが、多分、銀行(両替所)で大枚換えてる所から、目をつけられているんでしょうかね。 1度遭遇すると気を付けるポイントが体感できるので、慎重な方なら2度目はないと思いますよ。ただ、学生の頃、如何にもぼーっとしたバカそうなやつで、毎回(移動するごとに)何かを盗られてる人がいました。学生(または専業放浪者)だと時間がある上、巡る観光エリアと期間が同じだと、電車が限定されるから、みんな、ルートや動きがほぼ同じくなり、要所要所で顔見知りに会って「あいつ、また××を盗られたらしい」と、噂が飛び交うのです。 私も昔、共産圏でスリにやられて、持参金の約半分(やはりキャッシュ部分)+カードをもってかれました。領事館に電話したら、スリが横行してて、財布で済んだ位なら良い方だと言われました。 共産圏だとカードなんか地元の人に見せても判らないので実害は考えなくてよかったですが、カードを差し止める為の電話を、郵便局電話(公衆電話などない)からうちに掛けるのに、コレクトコール(しか、できない)で、たったの1~3分で5~7千円位もかかりました。言い忘れがあって、かけ直したのでトータル倍額です。こんなにかかるとは思わなかったので、ウイーンに戻ってから専用デスクにコレクトすればよかったなと、今になっておもいますが。 以来、キャッシュ転は必要最低金額、常用カードは財布に1枚、腹巻き、または他の場所にサブ1~2枚と分散するようにしてます。前回、イギリスで30万円スキミングされたので(当方への支払被害はなし)、次回からは、旅行から帰った即日にて、カード番号を即チェンジしようとおもってます。 ホテル両替は、キャッシュだと、レートがめちゃ悪だとおもいますが、アメックスTCだと、だいたいイギリス国内ホテルなら、どこもコミッションなしでチェンジしてもらえるのが普通のようですね。あとデパートでもチェンジしてもらえます。
やられちゃいました ホテルに帰ってからカード会社に相談すべく、緊急連絡先など探して電話をかけまくりましたが日曜のせいかどこも受け付けてくれない。録音の返答やダイアル式対応で、埒が明きませんでした。 それでも、緊急時支援のために作ったJCBのカードについては何度目かに電話した緊急連絡デスクが日本の24時間対応の連絡先を調べてくれて何とか差し止めの処置ができました。 日常使いのDCカードは通り一遍の連絡先しかわからず他に連絡しようがありませんでした。その後コレクトコールでないと受け付けられないと教えてくれたデスクもありましたが、そのカードで決済してきた旅行関係の引き落としが不能になれば問題かも?と考えて帰国まで放置することにしました。PINナンバーがわからなければ使えないだろうしとかよい方に考えて。 帰国後即番号チェンジしましたが、これから国内の引き落とし先への手数がかかりますね。次回があれば、旅行専用に作ることにします。 ところで、PINナンバーなしのカード決済はどのホテルでも可能でした。 キャッシュははじめから諦めて何も対応しなかったけど、皆さんどうしてらっしゃるのでしょうか。領事館とか警察とかに連絡した方がいいんですかね? アメックスTCでした。ピーターシャムホテルでは手数料なしで換金してくれましたが、100ポンドまでという制限がありました。 車を返却したあとターミナル2で両替しようとした(タクシー代が心配で)時も100ポンドまででした。翌日帰国時にターミナル3で残りを換えようとしたら制限がなかったのです。どういう違いがあるのでしょう。