ご意見、長文お許しください。
ろっきいは、反政府勢力というものが悪だというつもりはない。
しかし、武装闘争をやっている地域の旅行は安全が保証されない。
反政府勢力が暴力的なテロや誘拐事件などを起こしている地域を旅行する場合は、情報によく注意することである。
また、どうしてそのような事件が起きるのか、人から話を聞いたり、自分で考えることが大切である。原因が明確であれば、再発の可能性を判断することができるのである。
そして、その時には遅いかもしれないが、実際にその土地の雰囲気でちょっとでも危険を感じたら予定を変更する必要がある。
ラオスの2003年春に何回か発生したバス襲撃死傷事件は、政府は山賊によるものと発表しているが、クチコミではラオス革命以前からのアメリカに協力した反共組織によるものと言われている。
そういうことなら危険度は山賊の比ではない。ヴィエンチャン-ルアンパバーンのバスは現在は安全とされているが、わたしは飛行機を利用する。襲撃事件が発生すれば「今は危険」と情報が変わるだけだからである。
タイ南部ではテロが頻発し、バリ島でも爆弾テロの再発が懸念される。ネパールの反政府勢力には裏に大国の陰が感じられる。こうした事件について、その国で何が起こっているのか、旅行者も知識がなければ危険である。