Schindler社のエレベーターの事件で大騒ぎになっていますが・・・・。死者が出ているので、事故原因は徹底的に究明して、責任は追求されなければなりませんが、Schindlerのエレベータ、しいてはスイスの会社は・・・何もかも悪い。というのはちょっと・・・・(もちろん事故原因が分かってないのが、そうなる理由の最大の原因ですが。)ウエブサイトにも載っていますね。
http://www.schindler.com/
私が外国に来たなと実感するのが「シンドラー社のエスカレータ(私はエレベータよりエスカレータの方がイメージが強い)かアメリカン・スタンダード社の便器を見た時」でいずれも日本では(私は)ほとんど見かけないです。そういう意味からもショックでした。今回の事件でシンドラー社の市場におけるシェアが分かりましたけど・・・・。
最近見た「ナイロビの蜂」もスイス(厳密にはカナダとの多国籍企業)のバーゼルの製薬会社がアフリカ人を臨床の人体実験に使って、ある特定の肺炎の新薬を開発してぼろ儲けをたくらんでいる。・・・という何となく某ロシュ社の某タミフルを「連想」させるような話で(タミフル開発にアフリカ人が使われた。などと言うことはありません。念のため。)ル・カレが原作を書いた頃に、もう、鳥インフルエンザは流行していたんだっけ?と調べる気になりました。ちょっと異なりますが、日本では「スモン」の例がありますしね。
かの「ダ・ヴィンチ・コード」も・・・映画しか見ていませんが・・・「暗号」はスイスのチューリッヒ何とか保管銀行パリ支店にずっと預けられていた。・・・とのことで、銀行内部の描写がいかにも・・・・みんな、「やっぱスイスの銀行だよな。」と納得するんでしょう。多分。だけど、スイスの大部分の銀行はきっと「普通の銀行」ですけどねえ。
ところで、先週の朝日新聞の土曜日版、いつも「投資信託」の一覧が載るのですけど、5/31までの三ヶ月間で日本で最も資産が増えたのが、ピクテ投資顧問の「グローバル・インカム・オープン」。世界の電力、ガス、エネルギー、水会社の株式に投資する。というのですけど、例えば水だと「スエズ」とか「RWE」とか・・・もう一社の「ヴィヴェンディ」を入れると、「数年後には世界の水事業の8割近くを押さえるのでは・・・」とか言われている会社群。率いているのが「スイス最大級のプライベートバンク系」だし、ひょっとして何も知らない日本人にお金を出させよう「陰謀」でもあるのでは・・・・てなことはないか。でも、発展途上国の水事業民営化には色々と批判があるのは事実ですしね。
もっと細かい話をすると、日本以外で「ネスレのアイスクリーム」を売っていない国というのは、ほとんどない・・・ネスカフェは日本でも売っていますが・・・。キャセイのアイスはハーゲンダッツから(スイスの)モーヴェンピックに変わりましたが、最近はどうなんでしょう。
ということで、クララが可愛くないという評判(?)の「アルプスの少女ハイジ」の実写版くらいが数少ない牧歌的(?)話題ですか。私もチューリッヒしか行ったことがないので(夜行で入国して、クローテン空港から出国したので、「景色」はほとんど見ていない。)論評できないんですけど。
前回の「旅行博」の時に、「スイスの魅力」という講演会があってスイス・インターナショナルのCAに観光局の人がインタビューしつつ説明したのですけど、とてもすてきな講演会でぜひ一度「スイスの大自然に触れてみたい。」と心底思ったのですが・・・・ああいう小さな国だから、きれいな事も汚いことも持ち合わせてしたたかに生きていかないといけない「知恵」なんでしょうけどね
全くとりとめのない話になりました。すみません。・・・・