ささやかな鉄道知識ですが

鉄道の話題から連想したスイス鉄道に関係する少ない知識をご披露します。既にご承知かと思いますが・・・・。
・ユングフラウ鉄道:グリンデルヴァルトからとラウターブルンネンからクライネシャイデックへの線は始めは蒸気機関車で1891年から動いたが1909年から電化された。それがなんと先駆的な交流電化だった。しかも3相!。コルナーグラート鉄道もだが。交流を採用した理由の一つが送電線のコストだったらしい。また主にこの鉄道のためにラウターブルンネンに最初の水力発電所ができた。
・ユングフラウまでの延長:1894年に免許をとり開通したのは1912年で工事は16年かかった。この線の開通はずっと前からの夢で、その当時毎の技術のレベルの違いから初期にはエッフェル塔の成功を真似て高い塔を建ててそこから水平にロ-プウェイで移動するとか、当時事務用に使っていた気送管の大型版で客室を圧送するなどという奇抜な物もあった。
博物館で:確かミュンヘンのドイツ博物館だったと思うのですが(ニュールンベルクの鉄道博物館だったかも知れません)ベルニナ線のループとトンネルを使って急勾配をいかに克服したかを模型を使って説明しておりました。

お粗末

  • いいね! 0
  • コメント 1件

1件のコメント

  • へえー、へえー、 ふーん。 

    4のぶ殿  恐れ入りました。

    スイスのあれこれでエラソウな知識をひけらかしている ぼうふらどんですが実はこのオハナシは初めてです。 

    グリンデルワルド および ラウターブルンネンへ電車の途中にいかにも由緒のありそうな発電所、変電所がいくつも見受けられますので 興味は持っていたのですが・・・。

    とくにラウターブルンネン/ウェンゲン/クライネシャイデック間の沿線に今は使われてない 駅?小屋、などがいくつかあるのです。

    スキー用に冬の間使われる駅・・・もありますし。 多分これは急勾配
    にうつる場所用の信号所・・・だったのかも。

    有難うございました。

    • いいね! 0
    • コメント 1件

    記憶では・・・

    グリンデルワルトの土産物店で買った「ユングフラウ鉄道物語」(だったと思いますが)に書かれていたような・・・あのトンネルはイタリア人の出稼ぎ者が苦労して掘ったとか・・。

    もちろん私が買ったのは日本語版です。活字がチャイナっぽい・・・。