旅は常に移動が基本。 旅は移動が基本です。 僕は世界中を旅してきましたが、旅は常に移動するのが原則です。 だいたい2日も3日もかけて見る価値のある所は、ほとんどありません。 何日かけて見るかは、行ってみないとわかりません。 ですから行く前に何日滞在すると計画を立てるという考え方自体が大間違いなわけです。アンダルシア旅行については、僕の経験があります。 バルセロナの語学学校にいて、勉強に飽きたので、アンダルシアに旅に出ることにしました。 昼の鉄道でコルドバへ。 夕方着いて駅前のホテルで一泊。 翌朝、コルドバを半日観光して、午後にグラナダへ。 アルハンブラ宮殿の坂の途中の安宿に飛び込む。 翌朝アルハンブラ宮殿へ歩いて、宮殿の庭へ行くと日本人学生だらけ。 男子学生を集めて飲もうとして、女がいないのは寂しいと、歩いていた日本人女子大生2人をを誘って、レストランへ。 ここで盛り上がって、追い出されるまで飲む。 グラナダでは2泊して、翌日セルビアへ。 セルビアの日本人がいそうなところへ行って、声をかけて飲みに出る。 このメンバーは面白くなかった。 翌日観光をして、カディスへ。 観光案内所で宿を紹介してもらい、バールに入ったら、フランス人水兵に口説かれている日本人女性二人を見つけて声をかけた。 カディスも一泊しただけで、翌日鉄道でマラガへ。 マラガ観光して、一泊。 翌日バスでアルヘシラスへ。 アルヘシラスで一泊して、翌日はジブラルタル海峡をフェリーで越えて、モロッコへ。 モロッコから、アルジェリア、チュニジアと北アフリカを旅して、ローマへ飛びました。 宿は全部飛び込みで、基本一泊。 町を歩けば日本人学生がうろうろしているという、お気軽な状況でした。 ただ、これは1988年のことですからね(笑)。 みどりのくつした