20/05/17 08:58

昨年購入は違うと思います

Flexible changing rights for passengers booking new domestic and international flights
ここに、”New"とあるのが重要。新型コロナで世界中がパニックになって以降の購入切符です。
Ticketing period March 21, 2020 – June 20, 2020
Your rights Change without penalty or Change to Open Ticket
Last date for your new flight December 31, 2021
しかも、良く読むと、制限は色々あります(他のエアラインも同様で、ここが落とし穴なのでご注意を)。
The right to Zero Change Fee is for one time only.
In order to change the ticket to an Open Ticket, the reservation must be cancelled before the date of flight.

Transactions that can be performed on our website and mobile application
Refunds
・Passengers who have unused tickets for suspended international flights can change their tickets for a flight within one year in the same region as the original destination.
があるので、これが現実的でしょう。ただし、6月までに奇跡でも起きて、ある日を境に世界中からSARS-Cov-2が消滅するとかがあれば話は別。しかし、これは人造ウイルスでも(ユニークな挿入がありそれが感染に重要であることから、未だに消えない話)、今の科学では機構を埋め込むのは不可能で、ほとんど三流SF映画の世界の話に近いレベルです。SF映画にあるようなワクチン作製もあり得ないし、既存の抗ウイルス剤や他疾病治療薬も完璧ではなく、精々、このウイルスに特異的な何段階(これが今回のウイルスの巧妙たる所以)の反応の一箇所でも特異的に阻害する薬が見つかれば幸いという程度です。多分、HIVのように複数の段階(プロプロテイン切断と核酸自己複製)で止める方法が一番有効でしょう。これが可能になるのは、数年先です。人類がこのウイルスと共存する覚悟を決めない限り、昔の生活に戻すのは不可能で、このままでは今季(インフルエンザ的にはもう来季の話)中には世界経済は破滅に向かい、いくつかの産業がなくなり、大小問わず多くの企業が倒産します。逆に、しっかりと科学的な目と頭で向き合ってウイルスと付き合えば、ほぼ従来型の生活が送れるのですが、それを実践できる政治家が世界にはほとんど居ないのです。

もし、奇跡がおきて、6月のフライトが予定通り運行されれば、
・Passengers with tickets for non-suspended international flights purchased before or on March 20, 2020, can change their tickets before the hour of flight. For detailed information regarding change requests, please visit Zero Change Fee

前に戻りますが、
For your suspended flightsは、A voucher for 15% more valueか1,000 Miles for 10 Euros。
のみです。前者もフライト変更もTKが存在してなければ、ただの紙切れになります。現金を貰えるうちに受け取っておくが一番なのですが、経営状態が悪いとかは聞いていないのですが、エアラインとしてはバウチャーにするのと現金に戻るのとは大違いで、長期戦に構えるとのことで、後者(手数料なしでの返金)を捨てたのでしょう。トルコ航空が転けるくらいなら、世界中のエアラインのほとんどは消滅するでしょう。でも、昨日書いたように、大赤字でも飛ばせている国内線ですら、この時期になって(もう厳重警戒状態は過ぎ去った)乗客の空間管理をはじめてしまいました。Social distancingはCDCが書いているように本来は物理的距離設定で、社会したのは誤りだと思っています。JALのファーストで1-1-1、クラスJで1-2-1か1-2なので前者で半減、後者でも4/7か3/5に減少で、赤字をさらに拡大させるだけです。

入国だって、症状の有無とRNAの陽性陰性でともに後者なら、入国させ後は無罪放免か、精々5日の隔離で十分。14日は国が入国者の行動把握と本人の報告を義務付けることにした条件付き入国にすれば良いだけなのです。しかも、3月まで少なくとも日本人にはほぼ無制限で入国させていたのが、今更強化してもほとんど意味がないのです。このあたりの杓子定規的かつ非科学的対応は日本に限ったことではありませんが。これも、別の機会に書きたいことです。

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1件のコメント

  • JORGEさん、ありがとうございます

    いつも有益な情報をありがとうございます。

    私の航空券は、おっしゃる通り予約したのが昨年なのと、ちょうど昨日7月1日までのフライトがキャンセルされたので、「Zero Change Fee」のページが該当する様です。

    旅行が普通にできるようになってからでないと、変更後の日程なんてとても決められないので、とりあえずオープンチケットかバウチャーかなと思っています。一緒にターキッシュエアラインズを予約した友人と話したところ、「10万円の航空券代なんかどうでも良いく感じる位、持っている株が暴落してるから、そのくらい誤差みたいなものよ」と言われてびっくりしました。とりあえずどうするか決めたら電話でターキッシュエアラインズへ問い合わせをするつもりでいます。バウチャーだと私ではなく他の人が乗れるのかどうかも気になるところです。

    あとずっと英語のページしか無かったのですが、数週間前に日本語のページもできたようで、こちらの方が私には分かり易かったです。
    https://www.turkishairlines.com/ja-jp/any-questions/customer-relations/corona-related-request/

    本当に今後どうなるんでしょうかね。この航空券の事もそうですが、仕事の方が頭が痛いです。
    JPRGEさんのCOVID-19に対するご意見も興味深く拝見しました。病気全般についての知識が無いので、書いていただいた事に対しての意見などが無くて申し訳ないのですが、特効薬やワクチンの開発がすぐできる訳ではないのが残念です。2月の春節前は、まだ対岸の火事という感じだったのに、今ではすっかり我々日本人だけでなく世界中の人が当事者になってしまいましたね。

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    20/05/19 08:58

    Zero Change Fee

    は、、、
    Your purchase date March 20, 2020 and before
    Your travel completion date on your existing ticket (completion date of the last flight on the ticket) Until December 31, 2020 (included)
    Your rights Zero Change Fee or Change to Open Ticket
    Last date for your new flight December 31, 2021

    ここの、Your travel completion dateとLast date for your new flightとで一年の違いが混乱を生みます。考えられるのは、

    Open TicketとZero Change Fee対象である既存のチケットとは異なり、前者にしてしまえば、来年末まで有効。ただし、予約クラスが購入時のサブクラスを引き摺っていれば、希望の日に取れるとは限らないかも知れません。後者は、既存の航空券が引き継がれ、同じ航空券と予約番号で新しい予約が”12月31日まで入る。こちらは、他のエアラインではサブクラス(ビジネスとかエコノミーのクラス横断は絶対不可)に関係なく予約が入っているので、TKも同じでしょう。要するに今のうちなら、最繁忙期でも買った時点の価格のままで乗れることになりますが、予約変更は一度のみなのでリスクはあります。

    しかし、
    Coronavirus updates: Transactions that can be performed on our website and mobile application

    Refunds Change requests
    Passengers who have unused tickets for suspended international flights can change their tickets for a flight within one year in the same region as the original destination.
    ここでは一年有効となるので、今年の6月なら来年の6月まで既存の航空券が有効になるのです。

    さらに、
    Passengers with tickets for non-suspended international flights purchased before or on March 20, 2020, can change their tickets before the hour of flight. For detailed information regarding change requests, please visit Zero Change Fee.
    ならば、6月のフライトは該当しないので、Zero Change Fee対象にはならないことになってしまいます。

    さらにわかりにくいのが、Open ticketsで、
    Passengers with tickets for non-suspended flights can change their tickets to open tickets before the hour of flight. Requests to change tickets to open tickets can be made by completing the page "Coronavirus Related Requests" in accordance with the information below.
    これだけ読むと、当初の運行予定通りに飛ぶフライトのみ、すなわちZero Change FeeとOpen ticketsとは同じ航空券(購入時期)と予約便の時期が対象となる。

    先のサブクラスに関しては、ここに答えがありますね。ワイルドカード的扱いで空いていれば予約可能みたいです(Open tickets)。

    For tickets purchased for international flights before or on March 20, 2020, a fare difference will not be applied, provided that the new ticket is purchased for the same cabin class.

    さらに、3月21日以降発券航空券は、
    For tickets to be purchased for international and/or domestic flights after March 21, 2020, a fare difference will not be applied when changed to open tickets. Fare differences incurred by cabin class or fare class differences will be applied when the open ticket is ticketed. (Change to open ticket right)
    予定便が飛ぶ飛ばないに関わらず、来年末までZero Change FeeかOpen tickets対象になるようです。

    状況が刻一刻変化するので、全ての記載が整合性をとっているとは限らず、矛盾が生じている可能性がありますが、やはり一度TKに連絡して、正しい情報を確認するほうが良いと思います。表に出ない規則もある筈だし。別の会社ですが、運行停止期間でも航空券の有効は生きているし、コードシェアへの変更不可とか、聞かないとわからないことだらけでした。

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