ヨーロッパ語から英語は除外、一つなら仏、西、独語のひとつ >ヨーロッパ 言語ひとつであとちがうのがいいとおもいますが。 私は第3外国語が独語、第2が中国語(第1は日本人の大半の英語)ですから、賛成ですが、英語、仏語とヨーロッパのみ2つとは考えていません。 複数の国で通用する言葉が国際語ですが、英語は別格で、かつては仏語もそうだった世界語です。世界共通の言葉を目指したが普及しなかったエスペラントの代わりというか。 徳川時代でいえば、英語が将軍で、仏、西、中が御三家といった感じでしょうか。譜代大名が独、露、アラビア、親藩がヒンズー、ポルトガル、マレー・インドネシア、日本語でしょうか。 当掲示板はヨーロッパ好きが多く、半分以上が欧州関係の質問です。ヨーロッパが好きな方はどちらが先でもいいですが、仏、独語の両方覚えるのがベストかと。 東欧民主化以前は独、スイスや旧ハプスブルク帝国領だった中東欧での独語通用度は圧倒的で、三国志でいえば、華中、華南を支配した呉、英語は英国、アイルランド、アイスランド、北欧4国、オランダ、ベルギー北半分の魏、残りが仏、ベルギー南部、スイス西部、南欧の蜀といった3国鼎立状態でした。 伊、スペインでは英語はダメでも仏語ならOKといった感じ。 で、私は魏では英語、呉では独語で通し、蜀では仏語があまり得意でないので、フランスでは仏語、イタリアでは伊語、スペイン、ポルトガルでは西語でなんとか旅しました。 ヨーロッパはドイツ語圏3国を例外として各国独自の言葉があるので、10か国以上で通じる独語はまさにハプスブルク帝国様々です。 シベリア鉄道経由の学生時代の最初のヨーロッパ一周(2か月自主休講して計4か月半)は旧ソ連のあとの前半のルーマニア、ブルガリアはの全体の配分からわずか5日ずつ。両国の覚えた言葉は挨拶やいくら?、駅、トイレなど旅行単語30ほどずつ程度でほとんどどこでも通じた独語をもし知らなかったら大変でした。 最終日の5日目になると言いたい単語熟、熟語がルーマニア語で言え、相手の答えが多少理解できるほど耳がなれますが次のブルガリア語を覚えるためにはルーマニア語を全部忘れないといけません。 この切り替えが難しかったです。 ただ、実際旅行する機会がない限り、ローカル語を覚えることはないので、ローカル語も挨拶、簡単な旅行会話くらいは覚えたほうが現地人の対応がまるで違うと思いました。 よく「いくら?」と現地語で聞いても、答えがわかなければ、意味がないなどという方もいますが、机上の空論のように思えます。聞き取れなくても、ノートとペンを渡せば、数字を書いてくれ、交流ができます。 ハウマッチと聞くより、よほど心象がいいと思います。言葉はその国の文化ですから。 なお、ヒンズー語、アラビア語に関しては、インドでは英語でたいてい通じましたし、マブレグ3国(モロッコ、アルジェリア、チュニジア)では仏語でOKでしたから、効率的観点からは仏語を覚えたほうがいいかと。 ヨーロッパ、アフリカ西半分以外にもオセアニアでは人気のタヒチ、ニューカレドニアやバヌアツ、アジアではインドシナ3国やレバノン、シリア、イスラエル、トルコ、イランなど中東地域、米大陸ではカナダ東部、ハイチ、マルティニーク、グアダループなど5大陸すべてで通じるのは英語以外では仏語だけですから。