19/03/05 09:38

フランスで国鉄列車10分の乗り継ぎを10回やったら、2~3回乗り遅れる

こんにちは

駅の大きさより、列車が遅れる確率の方が重要です。
タイトルに書いたように、経験的には、TGV、在来線列車含めて、2時間以上走る長距離列車で、20%ぐらいは10分以上の遅れを経験しています。
(国鉄は、10分程度の遅れは対処すべき重要な遅れとは考えていないかも知れません)

それと、フランスの国鉄は、切符にも書いてあるとおり、「発車時刻の2分前に列車にアクセスしてください」と書いてあって、1分前にホームに上がっても、ドアを閉めた後は発車前であっても乗せてもらえません。列車はドアを閉めて、しばらくしてから発車します。日本のように、ドアを閉めたら間髪を入れず発車するのではありません。2分を切った時点で、車掌がホームに乗客が来たと視認したときは、ドアを閉めるのを待ってくれます。
(ぎりぎりになって駅に行き、駅員に質問してから行ったら、駅員が隣のホームに停まっている列車の車掌に大声で「客が行くよ」と連絡してくれて、待ってくれたことがあります。)

それと、降りたホームには、そのホームから出る列車の時間しか表示されないことが多く、別のホームの発車列車を知るには、地下の通路に降りて、どのホームかを探すか(ホームに上がるところにそのホームの列車表示がある)、面倒なので、駅舎まで行って、ホーム全体入り口の上の一覧表示を見ないとはっきりわからない、と言うこともあります。

列車内で停車駅に近づいたときの、乗換列車のホーム案内は、在来線特急ではかなりの確率でありますが、TGVはあまりやっていないです。放送は仏語のみ、ホーム番号は数字ではなくてアルファベットのホームの駅も多いです。
(仏語アルファベットの G はジェーなので、Jと間違わないように。フランス語習いたての頃、「xx行きは ジェーホーム(ホームはvoieという)」と聞いたので、 「たいした駅でもないのに、Jとはずいぶんホームが多いな」と思って、歩き出して、「あ、そうか、ジェーはGのことだった、と苦笑したことがあります。)

後続の列車が2時間以上後、乗り遅れるとその日の計画が全く予定の遂行が出来ない、などの場合は、余裕を見た列車乗り継ぎにしておくのがいいです。


さて、ル・マン駅ですが、
ホームは5本ぐらいではなかったかと思います。列車を降りてから、純粋に移動時間だけなら5分ぐらいで移動できるでしょう。

ル・マン市は、これと言った観光スポットはないみたいです。この町に1泊したことがあり、旧市街が広いとガイドブックに書いてあったので、歩いてみましたが、確かに、細い道が入り組んだ旧市街が、他の都市よりうねうねと長く広がっていて、歩くには、面白いですが、店などはなく、静かな住宅地が広がっているところでした。(この町を流れる川の水運で昔は栄えていたことをしのばせます。)


シャルトル
ここの大聖堂は他の町のものよりちょっと小ぶりですが、美しさはフランス一と言っていいでしょう。
11時頃から正午にかけて、入り口の上に太陽が当たる時、午後太陽が傾いて、入って左の壁のステンドグラスに陽が当たる時はたいへんきれいです。(朝のうちは、入って右の壁に日が当たるのですが、右側に太陽を邪魔するものがあるので、やや劣る。)

ステンドグラスが好きなら、私の好みで順位をつけるとすれば、
1位 シャルトル
2位 パリのサントシャペル(小さいけど、一度に目の行く範囲はそんなに広くないので、見ているところはは美しいと感じる)
3位 アミアンの大聖堂(フランス1、2を争う大きさ、色のハーモニーが大きさに負けない素晴らしさ。)
4位グループ パリのノートルダム大聖堂、パリ郊外のサンドニ・バジリク
5位グループ ルーアンの大聖堂、ランスの大聖堂(どちらも美しいが戦争の時の破壊、火災で3分の1が破壊され、修復されてない磨りガラスところがある)

こんな感じです。


プロバン
ここでは、猛禽類(肉色鳥のワシとか鷹)のショウがあって、急降下で餌を取りに来る早さは、ジェット戦闘機みたいで、さすがに、鳩やツバメなどとは比べものにならない速さを感じられ、日本ではこのようなショウはなかなかないので、是非見るといいです。(プロバンの入り口に観光案内所があり、プロバン内の他のイベント場所とのセットの割引入場券を売っています。)


よい旅を




 

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2件のコメント

  • モンパルナス経由が無難か

    アドバイスありがとうございます。
    反対周りにしたら,乗り継ぎがもっと短く,6分しかありません。
    乗り損ねたらルマンを観光するつもりでいましたが,シャルトルの観光時間が短くなります。
    素直に,モンパルナスまで戻って出直す方がよさそうです。
    (ルマンはその週の末に,24時間耐久レースがあるようです。準備しているところだけでも見られるならちょっと見てみたい気はしますねえ。)
    時刻表と格闘しています。
    朝出ますと,今度はトゥールの観光が,古城めぐりのツアーが終えた夕方7時ごろから夜間のみになってしまいます。
    なかなか悩ましいところです。

    ほかにも,プロヴァンに行くなら,レンヌの宿泊をやめて深夜にパリに戻ろうか,など,悩みがいっぱいです。
    それには,荷物をどこかに預けなければならないのです。

    ルーアンはパリ1日目に行く予定です。ジヴェルニーに行ってその足で。

    色々ありがとうございました。

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  • ブールジュ

    ステンドグラスといえば、ブールジュをお忘れなく。

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    19/03/05 19:17

    ブールジュの大聖堂、ステンドグラス

    ブールジュ(Bourges)の大聖堂は大きいけれども(大きさはアミアンのものと同程度か、詳しくは確認していないが)、ステンドグラスは、先のレスに書いた順位で言えば、美しさの第6位グループに入る程度だと感じています。

    ブールジュのステンドグラスは、宗教画の聖人などが描かれた窓では、モチーフを際立たせるためか、画面の上や周りの部分に、無色のガラス(透明ではなく、表面が砂地のような感じの乱反射するガラス)を多用していて、色使いも地味なところが多いと言うこともあり、宗教画としてはいいのでしょうけれども、見たときに、はっと息をのむ美しさがありません。

    また、祭壇に近いところは全面に宗教の絵柄がはまっていて一応の美しさはありますが、祭壇から離れて入り口の方に向かうと、単純幾何模様、さらに素通しガラスがはめ込まれ、建物は立派に作ったが、あと少し資金が不足して全面ステンドグラスで埋め尽くすことが出来なかったようだ、と感じさせます。
    期待して行ったところ、若干「落胆」の印象です。

    以上から、私見ながら、美しさの5位以内に入れることは出来ないと、考える次第です。

    ちなみに
    6位グループは、
    メッス大聖堂(ロレーヌ地方)
    ストラスブール大聖堂(アルザス地方)
    ブールジュ大聖堂(サントル ヴァルドロワール地方)

    を挙げます。
    この後には、ボルドーのノートルダム大聖堂、ナントの大聖堂、ほか、などが続くと思います。

    番外として、
    ボーベ(Beauvais、オードフランス地方)の大聖堂は、大きくて高さがあるのですが、第二次大戦のドイツ空軍の空襲によりこの町で大火が起こり、大聖堂のステンドグラスも壊れ、1スパン(柱の間一カ所)のみが中世からのオリジナルで、ほか全部は昔の図面を基にした忠実な、戦後の再制作品だそうで(現地の係員がそう言っていた)、絵柄や色使いはたいへんきれいですが、番外とします。


    話戻って、
    ブールジュの町では、初夏から夏にかけての週末の夜、この大聖堂やほかの歴史的大きな建物に、プロジェクターで王様の物語や、アニメ、などを映写して、音楽などが流される催しがあり、楽しめます。歴史的建物は二、三百メートルぐらいずつ離れているので、道に描いた案内線に従って歩いて巡るわけですが、一杯入ったグループのおじさんが、何かフランスの軍隊の歌のようなものを唱いながら歩くと(フランスで聞いたかも知れないというメロディー)、歩いている別のグループのおじさんも、その歌を唱い、だんだん歌の列が出来たりして、「へ~、フランスではおじさんなら誰でも知っている軍隊の歌のようなものがあるんだ~」と思いました。日本にはこのような歌はなさそうですね。


    ちょっとだけ。失礼しました。

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