12月29日「ケマル・アタチュルクさんをもっと知ろう」

朝7時半、朝食を食べに地下の食堂へ下りる。

トルコの食事はすご~くおいしいのに、ホテルのビュッフェ朝食は
なぜか比べ物にならないくらい味気ない。

そう、温かい料理が1つもないんです。

西洋の真似しなくてもいいから、ロカンタみたいに温かいスープ数種とパンだけ用意してくれればいいのになぁ。


今日は1日、アンカラ市内観光にあてました。
観光の前にまずやるべきことは??

12月30日のイスタンブール行き夜行列車の予約。
さっそくアンカライ線でマルテぺ駅へ行き、商店の立ち並ぶ地下道を通ってアンカラ鉄道駅へ。

鉄道切符窓口には整理券を発行する機械もありましたが、早朝の為かすいています。

早速交渉。

30日22:00発 31日7:15ハイダルパシャ着
「アナドル・エキスプレス」

ここで「プルマン(座席)18リラ」か「クシェトリ(4人1部屋寝台)26リラ」かを聞かれる。

もちろんクシェトリ。
じゃないと鉄道移動のメリットがないので。

本当はアンカラ・エキスプレスにも惹かれていたのですが、満室だったので、ファティフ・エキスプレスかアナドル・エキスプレスかを選ぶ必要がありました。
早い時間に寝る事ができて、早い時間にイスタンブールに着く列車がアナドルしかなかったのでアナドルに決めました。



あらためて駅構内を見渡すと、トルコの初代大統領、アタチュルクさんの小規模な写真展を催してました。

このアタチュルクさん、トルコに来たら絶対に覚えて帰る人物だと思います。

まず、食事どころだろうとバスオフィスだろうと、飲み屋だろうと肖像画や写真パネルを頻繁に見かけます。

なんだかどこぞの国の独裁者と非常にダブるんですけど、今のトルコを見ていれば彼が悪人でないことは充分過ぎるほどわかります。


今のトルコで酒がある程度自由に飲めるのもアタチュルクさんのおかげ。

解読以前にミミズのダンスにしか見えないアラビア文字を廃止し、多くの日本人にとって読みやすいアルファベットをトルコ語にしてくれたのもアタチュルクさんのおかげ。

宗教観ガチガチのアラブ諸国よりも、自由なヨーロッパ寄りの国造り。
これからはアラブの時代ではなくヨーロッパが伸びる時代だ、と考えていたのでしょうか?

そんなことはどうあれアタチュルクさん、いいことしてますね。


アタチュルクさんはどんな人だったのか?

旅行前に軽く書籍などで事前調査しましたが、より深く知るには
アタチュルク廟を見るしかないでしょう。


徒歩でアタチュルク廟へ向かいました。


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