レポート

チューリッヒの憂鬱、パリの弾け方

公開日 : 2016年02月11日
最終更新 :

 前から何度か書いているけど、私は「スイス旅行絶滅論者」なのだが、この板を見てる限りでは絶滅には程遠い・・・。CHFが90円でもどうかと思うのに、今は120円(ここのところの円高で現在は115円くらいまで落ちているが。)となると、みんなどんな旅行をしているのか・・・

 年明けに、そのスイスからびっくりレターがやってきて、色々と考えた結果、チューリッヒまで事務用で行くことになった。さらにその後片付けをするには、パリしかないか・・・ということで、チューリッヒin、パリoutの数日の旅行を仕立てることになった。全然やる気が起きない(?)ため、飛行機も値段優先で考えることにすると、「中東の日本から撤退しそうな某航空」くらいしかない。・・・私は「南回りでヨーロッパに行くのはばかばかしい主義」なのだけど、ひょっとしたら乗れなくなるかも知れないし、南回りも経験してみるか。・・・・

チューリッヒの宿を探すと、ドミが40CHFとか出てくるので、さすがになんか他にあるはずだ、と考えて、駅近くに何とか1万円ちょっと超えくらいで見つけたのだけど、問題は食事である。歩き方をはじめ、主なガイドブックには必ず載っているZeughauskeller、事務用があるバラドプラッツのすぐ近くみたいなので見てみると、
http://www.zeughauskeller.ch/home

日本語のメニューもあるが、メインディッシュのお勧め料理が一品30CHFを超える。これにワイン500CCを飲むとそれだけで60CHFは軽く超える。・・・・7000円である。トリップアドバイザーで第一位(ここはホテルに非常に近いため、有力候補の一つだった。)のDidi's Friedenは

http://www.didisfrieden.ch/download/didisfrieden_1602.pdf

写真を見る限りでは、どうみても高級レストランには入らないとは思うのだけど、こっちになるとメインディッシュは40CHFを超える。飲み物のメニューを見つけきれなかったけど、下手すると100CHF近くになりそうである。

外国に行くと(国内でもそうだけど)どこでも酒重視(?)なので、フルコースで食べることはないけれど、それにしても・・・これはチューリッヒだけなのか、スイス旅行をしてる人たちは一体どこで何を食べているのだろう。

スイスからは一刻も早く出たい(?)と思うのだけど、とりあえずはチューリッヒに二泊、そこからパリの方を眺めると、途中、寄ってもいい街は、ランス、コルマール、ディジョン/ボーヌのどっかくらいか・・・前にmamoruさんの旅行記を現実味なく(?)、でも楽しく読ませてもらったけど、突然、現実味が出てきた。・・・・パリに行ったのも大昔なので、少しずつ勉強しないと、ついていけそうにない。パリでは英語がどこまで通じるかが「後片付け」のポイントになるのだけど、こっちは天に祈るしかないか・・・。




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2件のコメント

  • 16/02/15 09:07

    チューリッヒの物価はフランスの1.5倍くらい

    こんにちは

    昨年9月にチューリッヒに一泊したときは、その数年前にレマン湖のほとりの小さな町の軽食屋でチキンバーガー(直径23~24cmのパンにチキンと野菜を挟んだもの)で2000円くらいしていたので、チューリッヒではフランスで仕込んで持ち込んだものとチューリッヒのスーパーで調達したものとで、朝~夕食全部を済ませました。

    スイスのビールまたはワインを大いに楽しもうというのだったら、それに見合った料理が必要でしょうし、出費は仕方がないかもしれませんね。


    フランス人の推奨するレストランや食べ処の紹介のサイトの一つを以下に引用します。
    http://www.monnuage.fr/meilleurs-restaurants/suisse/zurich/zurich

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    Re:チューリッヒの物価はフランスの1.5倍くらい

    mamoruさん、こんにちは。

     サイトの紹介ありがとうございます。参考にさせていただきます。私自身、日本でもほとんど何も食べずにワインやビールを飲み続けるので(!)、そうは言っても、とりあえず、チーズとオリーブくらいあれぱ・・・くらいなんですが、せっかくですから、たった二回の夕食はそこそこ食べてみたい、と思っているのですけど・・・。

     歩き方に出ている「スイスの料理」のページは2ページだけなのですが、もうちょいおいしそうな紹介の仕方があるだろうと思うと同時に、どう見てもせいぜい980円くらいで出せるんじゃないかという雰囲気の料理なのですけど、メインが40CHFくらいしますからね。あの大都会(?)のベルリンでさえ、30ユーロも出せばビールも食事ももうおなか一杯、というくらい飲み食いできますもの。機内食やら列車食堂(「ろくもん」みたいな食事が目的の列車は除いて)で食べなくても、地面に降り立てばいくらでも安くておいしいものが食べられるのだから、降りてから食べた方が絶対いい、と人には言ってるのですが、今回は少し揺らいで来ました。・・・

     と、ぼやいてても仕方ないので、今回は鞄のフライタークの本店とかがあるチューリッヒの西側を中心にうろうろしてみようと思います。(歩き方には全く載ってない地域なのですが。)チューリッヒは学生の街でもあるので、どこかにコスパのいいものがあるはずです。・・・でも、高い、ということで対策(?)を立てた方がお二方いたので、少し安心(?)しました。

    逆にパリが楽しみになってきました。いくらでも遊ぶことが出来そう(?)だし、今の季節だったらやっぱり牡蠣か・・・とか、考えるだけでもおいしそうです。

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  • チューリッヒのやすくてうまい食べ物屋の多いのは

    川向こうでしょう。 それも駅から右におれる方向(Niederdorfstr沿い)、この2件目のデイデイの方向ではなく。

    ここのメニューを見てもそれほど食べたいものはないですね。
    流行のものを出す悪く言えば月並みな品じなのにみえますが。

    この1軒目のところはどう見てもビールの店です。
    http://www.zeughauskeller.ch/getraenke
    高嶋さんここでいつものようにワインを飲もうとされたのではないでしょうか?
    ここはやはりソーセージが美味しそうだな。 チューリッヒは駅とかデパートの前の出店で、売ってたソーセージもけっこうおいしかったです。

    わたしらもスイスは高いから 東欧旅行のときはすぐ出ました(スイスでレンタカーでもして1週間ぐらいいようかともはじめはいっていた)。 それでも結構ビアホールみたいなとことかトレンディなとことかで、いろいろ食べられますよ。


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    Re:チューリッヒのやすくてうまい食べ物屋の多いのは

    ポチとミケさん、こんにちは。

    おっしゃるとおり、一件目はブラッスリーというか、ビアレストランみたいですね。

    http://www.arukikata.co.jp/city/ZRH/gourmet_1.html#3338

    ビールでもいいんですけど、二年前の日本スイス国交150年記念フェスティバル、でに来ていたスイスのワイナリーの話を聞いて、スイスワインは、これぱっかしはスイスに行かないと飲めないとのことで、とことんワインにこだわるつもりです。なので、今はこのレストランは候補からは外れているのですが、ビールとソーセージだけでも、数千円台にならないですかね・・・・。

     昔、とあるエッセイで、フランスに留学した筆者の父が、同宿舎のスイス人留学生から教わったスイス仕立てのパスタ料理ということで、ゆでたスパゲッティにグリュイエールチーズ(スイスで最も生産量の多いメジャーなチーズ)をまぶして、チーズがほどよく溶けて絡んだところをいただく、というスパゲッティ料理をいつも作ってくれた、という話の後に、これはおしゃれな「スイス風スパゲッティ」ではなく、日本で言えば実は「卵かけご飯」と同じで、貧乏な学生がお腹一杯になるために作ってたものではないか、という話があって、えらく感心した覚えがあります。(真偽は分かりませんが・・・。)

    いずれにしろ、最悪、オリーブかチーズとパン、に、ワインだけで過ごすのもやむを得ないか、と思っていますが、欧州での食事は全部でわずか(?)12回くらいなので、何とかコスパのいいレストランを探してみます。・・・