レポート

2014年6月の邦人犯罪被害事例について

公開日 : 2014年07月20日
最終更新 :

○ 2014年6月の邦人犯罪被害事例について(在フランス日本国大使館領事部)

6月中に大使館領事部に届けられた邦人の犯罪被害件数は44件で,今年に入ってからの合計は,6月30日現在,285件となりました。


今月のコメント!
◎レストランやホテルでの置き引き被害が目立ちました。特に,ホテルの朝食会場での置き引き被害が目立ちます。ビュッフェ朝食を取りに行く際,座席に荷物を置きっ放しにしないよう気をつけてください。同行者が座席にいる場合でも,置き引きされる例も報告されていますので,注意してください。


【6月の被害例】

1.サン・ラザール駅前のイタリアンレストラン・マルコポーロで食事中,椅子の上に置いたバッグを置き引きされた(女性旅行者)

2.地下鉄ジョルジュ・サンク駅で切符を買うのに戸惑っていると,買い方を教えてくれた人がいたが,その人に鞄の中から財布を盗まれた(女性旅行者)

3.エッフェル塔近くのセーヌ川クルーズ乗り場のベンチに座ってサンドイッチを食べていた際,一瞬目を離した隙に旅券等を入れたバッグを置き引きされた(男性旅行者)

4.エッフェル塔のイルミネーションを見ている際に,ポケットから財布を盗まれた(男性旅行者)
5.オランジュリー美術館前で10人くらいの子供に取り囲まれ署名を求められた際に,ポケットに入れていた携帯電話を盗まれた(女性旅行者)

6.CDG空港でレンタカーを借りナビの設定をしていたところ,車から液体が漏れていると声を掛けられたので降りて確認している隙に,後部座席に置いていた鞄を置き引きされた(男性旅行者)

7.ノボテル・パリ・エスト近くの路上で,黒人男性に押し倒され,持っていたバッグを強奪された(女性旅行者)

8.サンジェルマン・デ・プレのレストランのテラス席に着席しようとしたときに,持っていたバッグをひったくられた(女性旅行者)

9.メルキュール・パリ・トゥール・エッフェル・グルネルの朝食会場で,体と椅子の間に挟むように置いていた鞄をいつの間にか置き引きされた(女性旅行者)

10.電車の中で知り合ったフランス人男性3名とカフェでお酒を飲んだところ仲良くなり,そのうち1名の家に誘われたのでつい気を許してついて行ったところ,その家に一晩監禁され所持品を奪われた。また,監禁されている間に自宅に侵入され金品を盗まれた(在留邦人男性)

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4件のコメント

  • be careful yourself !

    先日アンティーブからカンヌまで電車に乗りましたら事件があったようで、鉄道職員が乗り込んできました。
    しばらくして最初にフランス語のアナウンスがあり、英語でI can't help youの言葉で皆何事かと静かになりました。その後に be careful yourself のアナウンスで静まり返った車内が苦笑!失笑!私も隣の外人と顔を見合わせ大笑いしてしまいました。映画祭で車内は混んでいたので私の語彙力では理解できませんでしたがスリか置き引きがあったようでした。
    とにかく怖がることはありませんが自分が注意するのが1番です。

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    14/07/24 21:12

    結局は、自分で気をつけるしかないのかもしれないですね。

    参考になるかどうかわかりませんが、昨年の、外務省から出た、夏季フランスに旅行する方に向けた注意喚起の中の、安全対策のために挙げられていた10点をコピペしておきます。


    (1)貴重品や多額の現金は持ち歩かない。やむを得ず携行する場合は,ボタンの付いた内ポケット等,容易に窃取されない場所に入れ,かつ,現金は小分けにして携行する。また,人前で多額の現金は見せない。

    (2)少女の集団によるスリ被害が多く発生していることに留意し,(日本では少女がスリ行為を行うとはあまり考えられませんが)少女や子供だからといって油断せず,不審な動きをする相手には警戒する。

    (3)ホテルの朝食会場及びロビー,レストラン等では,手荷物を放置したまま席を離れない。

    (4)見知らぬ人物から話し掛けられても相手にせず,荷物を確保して,速やかにその場から離れる。

    (5)車を運転する,またはタクシーに乗車する際は必ずドアをロックし,バッグ類はトランクなど外から見えない場所に置く(空港到着時に目を付けられていることも想定する)。

    (6)警察官と称する者でも,疑わしい場合は,身分証明書の提示を求めたり,周囲に助けを求める。

    (7)単独での外出(特に夜間や人通りの少ない場所)はできるだけ控える。

    (8)生命・身体の安全を最優先に考え,ひったくり等の犯罪に遭った場合には抵抗しない。

    (9)万一に備え,海外旅行保険に加入しておく。

     また,防犯対策についてはパリ警視庁作成の安全ガイド(http://www.fr.emb-japan.go.jp/jp/anzen/pdf/guide_paris_2013_JAPONAIS.pdf )も参考にしてください。

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  • 犯罪被害事例 まずこの記事に拍手1000回

    これはですね、テレビ番組で「突撃!あなたの所持金教えて」とか言っって日本のテレビ局がふざけた番組の企画を放映するから、彼らが「ああ、なるほど日本人って×××」 次に「じゃあ、今度日本人見たらやってやろう」って思われるわけよ。原因は日本のテレビ局にあるが、突つけんのが悔しい。
     だいいち普段国内で、昼時、丸の内OLがヴイトンの財布だけ手に持って歩いているだろう。これってやっぱ、彼らから見れば×××なのよ。
    わたしの場合(男だが)まず財布の中には使えるカネは入れない。インドネシァルピアの1000ルピー以下の硬貨をお守りに入れる。換算1円以下。これなら、何処で強盗に遭っても「これでも食らえ、」で逆にクレイジー扱いされる。
    それにキチッっと折り目の付いたズボンなんか履いているから狙われる。
    だらしのないニッカボッカと時下足袋履きでタンクトップ。泥の跳ねた汚いスポーツバッグとウクライナのフリブニャ硬貨をポケットでじゃらじゃらさせてれば連中は舌をまくよ。
    日本人って落ちたな、と思わせてビンボーっぽく振舞えばいいんだよ。
    K18で喜平100g以上のネックレスでもしとけば近寄って来ないよ
     ちょうどシーズン時、町歩きはいいけれど、テイクアウトした玲珈やクレープもどきを食いながら歩いてる旅行者をその国の連中がどう見てるかだ。
    ちょっと前、バンコクのイオンモールでドバイのヒッピーの警告状が上げられてたけれど、原因は日本のテレビ局が悪い。総務省何とかしろよ。

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    14/07/24 21:07

    どうしても観光客とわかるのかもしれないですね

    レスポンスありがとうございます。なかなか観光客らしさは完全には消せないと思いますので、むつかしいですね。

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  • フランクリン・ルーズベルト駅の日本語放送

    1年半前にこの駅を利用した際、
    日本人が吹き込んだ「スリにお気をつけください」との放送がありました。
    (この駅は上記のカタカナで駅名も書かれています)

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    14/07/24 21:04

    補足ありがとうございます

    メトロでの邦人スリ被害も相変わらず多いようですね。「スリにお気をつけください」とメトロ内での日本語のアナウンスもあるみたいで・・・

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  • うわぁ~! o(TヘTo)

    8月上旬~中旬の12日間、渡仏しますが心配になって来ました(≧Д≦)
    (情報、ありがとうございます。  一生懸命気を付けます。)

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    14/07/24 21:00

    怖がりすぎることはないと思いますが、注意することに越したことはないかも

    在フランス日本大使館から、毎月邦人被害例の報告がありますので、ざっと目を通す程度で

    http://www.fr.emb-japan.go.jp/jp/anzen/index.html

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