15/12/07 22:42

1)ペルージュ とブル・カン・ブレス (その1)

ペルージュPerougesは「フランスの美しい村」のリストに載っているローヌアルプ地方の村である。
リヨン市内からペルージュ行きのバスが出ているのだが、その日は時間帯が合わないので、最寄りのMeximieux Pérouges駅(国鉄駅)まで電車で行き、徒歩で行くことにした。
ペルージュの観光案内所のサイトに、徒歩で行く場合の地図が掲載されているので、画面をカメラに写して持って行った。
http://cluster005.ovh.net/~perouges/wp-content/uploads/2013/04/acces-pietons.jpg

この地図にそって歩いてみると、町を抜けると乗用車の入れない農道を通り、林の中の踏み分け道を通り、沼の土手の上を歩き、小川を幅60cmの石橋で渡り、この道でいいのかと思うような林の中をたどりながら行くと、ひょっこりアスファルトの道路に出る近道だった。ちょっとしたハイキングコースである。
最後はアスファルトの道路を登っていく。

Perougesの村はお土産屋などの商店も少なく、昔のままのたたずまいを残している、「美しい村」としては静かな村だった。
住人も少ないのか、夏期のみ開業と書いてあるカフェ(行った日は閉店中)などもあり、訪れる観光客もそれほど多いわけでもない。落ち着いた良さがある。

帰りのバスも、時間が合わないので見送り、歩いて駅まで降りる方法を選んだ。
帰りは来るとき通った林の中の踏み分け道の入り口がどうしてもわからず(林に入る道はいくつもあり、入っていくと違っていた)、さらに坂を下ったところで脇道に入ると農家に出たので、そこの農家の人に、駅へ行く道を教えてもらった。(アスファルトの一般道路を通る道を教えてくれた。林の中を通る道からはだいぶ降りていたのかもしれない。)
この農家からは全行程下り一方で30分程度である。
(続く)

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