【2日目】 ちょっくらスイスへ&ミラノ市内ちょびっと観光 朝食は7時からなので、8:25の電車に乗るにしてもゆっくり食べられる。 飲み物は何がいいですか?と聞かれカプチーノを頼む。 その他にもミルク・オレンジ・グレープフルーツなどの飲み物も充実。 今回またスーパーで見つけることができなかったけど、昨年秋にもエルバ島で飲んだ トワイニングのアールグレイ緑茶ティーパックがラストひとつで置いてあり、思わずお持ち帰り・・・ 朝食も、クロワッサンをはじめ何種かのペストリー・バケット、ハム2種・チーズ1種、ヨーグルト等 パック入りのラスクや菓子パン・チーズなどを入れたら相当な種類で、満足し美味しくいただく。 卑しくも、どこでお昼を食べられるか分からない日程だったので、お弁当のサンドウィッチまで 作らせてもらい、紙ナプキンに包んで部屋まで持ち帰り、ジップ○ックに納める^^; ホテルを出て駅まで歩く。荷物を持っていなければ徒歩5分程度。 今日は日曜日なのでいつもは通勤時間だと思うけど、ひと気はあまりない。 予定通りの電車に乗り込み、時間通りの出発。車両はスイスのマーク。さすがチューリッヒ行き。 切符拝見のおじちゃんが、子どもはどこにいるんだ?と周りを見渡してジェスチャー。 肩をすくめて、わからないというカンジで返したら、笑って行ってしまった。 キアッソまでは、コモを経由して45分程度、ミラノにはなかった雪景色が車窓から見えて さすがにスイスに近いことを痛感。でもフォックスタウンには雪は残ってなかったが。。。 昨年秋は、キアッソで電車を乗り継ぎメンドリシオまで乗ったが、 国際線切符を買う手間と、メンドリシオから歩く距離を考えると(実はバスもあるのだが) キアッソで降りて、路線バスで向かうほうがラクだと気づいたので、今回はキアッソの駅で フォックスタウン行きのバス往復チケットを買い、バスに乗り込む。 日曜運行のため、これを逃すと次は2時間後だったため、電車が遅れなかったことにも感謝。 さすがスイス、ミラノなんかより全然寒い、甘く見ていたかも・・・妹にマフラーを借りる。 間もなく出たバスは、雪の残る断崖絶壁の小さな街を抜けて25分ほどでフォックスタウンへ到着。 あれ??でもひと気がないぞゾ、、、嫌な予感。。。やはり的中、開店時間は11時!! 自分の時計が指しているのはまだ10時だった。裏面出口は完全に閉まっている。 開店時間は下調べをしてこなかったため、10時に着くバスがあるなら開いているのだろうと たかをくくっていた自分が情けない・・・寒空の下に居ても仕方ないので、それでは併設のカジノ でも見学してくるかと思って入り口まで行ってみれば、またもやオープンは11時・・・ カジノとは24時間営業とばかり思い込んでいたワタシは少々衝撃を覚え、妹に言い訳も出来ず 開いているバールなどを探しにノロノロ歩き始めた。 しかし、開店前だというのに、やってくる客は多い。車にたくさん人を乗せて家族ぐるみでやってくる。 まだ閉まっているのにどうするのだろうと、その行き先を見守っていると、どうも正面入り口は 開いているようで、みんなそこから入っていっている。 寒さしのぎにはなると思い、とりあえず入ってみる。各店のテナントには入れないようになっていたが トイレとバールは開店前に来た客にも使えるようにしているらしい。よかった~~~ バールも開店準備の途中だったが、しばらくすると売り出し、フランを持っていなかったので ユーロが使えるかどうか聞くと、大丈夫とのことだったので、生絞りオレンジジュースを2つ注文。 たしかひとつ3ユーロ弱くらいだったか。大きなカップに赤いジュース、とてもすっぱい。 時間が過ぎるにつれ、客がどんどん増えてくる。 開店15分前くらいになると、テナント入り口に張られたロープパーテーションの前には人だかりが! セールが始まってるかどうか未確認のまま来てしまったが、どうやらこれならやっていそうだ。 11時を少し過ぎて、スタッフらしき人がロープを外すと、みんなそれぞれにお目当ての店へ。 人気だったのは半額セールのナイキっぽかった。 妹と一緒に回り、ワタシは留守番のダンナに靴を買ったり、妹は自分が欲しい財布を探したり 楽しく店巡りをしていたら、なんとビックリしたことに、日本の地元で、以前、同じ英会話サークルに 通っていた知人に会ってしまった。ワタシのほうが気づいて声を掛けたのだが、あまりに驚いて すっとんきょうな声を出してしまった。相手も驚いており、「こんな所でねぇ」と笑いあった。 もちろん、お互いに来ることを知らなかった。こんなこともあるものだと思った☆ 同じミラノ泊だと聞いて、できれば夕食など一緒にしたかったが、お互いケータイなどを 持っていなかったので、約束などして時間をわずらわせても仕方ないかと名残惜しく別れる。
【2日目-2】 定休日ラッシュ 2時間ほどいて、13:03キアッソ行きのバスに乗る。これに乗らないとやはりこれも2時間後まで バスがないので、ミラノに帰ってからも少し観光したいワタシ達はそのバスで帰ることに。 行きも帰りも、バスはワタシ達以外に客はいなかった。日曜とはこんなものか。 キアッソに着き、パスポートコントロールを抜けて(押印なし・でも切符とパスポートの照会あり、 それと免税のスタンプは押していないらしいので、封筒に書類を入れてポストに入れる)、 停まっている13:48発ミラノ行きの列車に乗り込もうとしたら、切符の刻印を忘れていたことに 気づき、妹を残して刻印を押しに行き、時間に余裕があったので、ついでにジュースを買ってくる。 駅入り口右側の売店でユーロも使え、パックのオレンジジュースとレモンティー、それぞれ1ユーロ。 ミラノまで着くあいだ、朝食のときに作ったサンドウィッチ、妹はペストリーを食べた。 ちょっとそれでは足りなくて、機内食についてきた袋入りのブドウパンも食べてしまった。 お互いに持参していたところが笑えた。さすが姉妹。 食べて落ち着いてしまったので、それを昼食とすることにして、これからどこを回るか決める。 ドゥオモ(まだ明るいし上にも登れる)→ヴィットリオ・エマヌエーレⅡのガレリア→スカラ広場を ザッとまわり、妹希望のブレラ絵画館をゆっくり見ようということに。 駅近くなので、ホテルに荷物を置いて、それから地下鉄の売店でおそらく元はとるだろうと 1日券(24時間)を購入。ひとり3ユーロ。地下鉄内はそれほど治安も悪くなく恐くない。 ○ドゥオモ屋上エレベーター ひとり7ユーロだったか?(いま切符を見るも記載なし) ○ブレラ絵画館 たしかひとり5ユーロ(ここらへんの記憶があいまい) オーディオガイド2人用 3.5ユーロ ブレラ絵画館はワタシも初めてだったので興味深く鑑賞。 オーディオガイドが調子が悪く、勝手に停止してしまうので、また最初から再生し早送る作業が どうにも面倒で、でも入り口まで戻って取り替えてもらうのももっと面倒、妹は時差ボケで鑑賞中に 睡魔が襲ってきていたり、そんなのもあって2時間半ほどかけて見終る。 カラヴァッジョという画家を初めて知る、良い機会となった。 その後、この掲示板でグラツィアさんが紹介しているトラットリア「Al Cantinone」に行こうとするも どうにも店が見つからず断念。仕方がないので、昨年秋に訪れたサルディニア料理の店に行くも なんと閉まっている・・・お腹がすいたのと、歩きつかれたのとでレストラン探しを断念し 昨夜ホテルの近くでにぎわっていたお店に行くことを決め、戻ることに。 トラムに乗り、ガイドブックを見ると、レストランの日曜定休の多いこと多いこと。 「Al Cantinone」もおそらく定休日だったのだろう。忙しさにかまけて下調べを怠ったからなぁ。。。 よし、明日のランチにもういちどリベンジ!! 店が開いていることを願いつつ、行ってみると、そのお店は開いていた。 オープンテラス(といっても室内)の店で、中もよく見えるし、客もまぁまぁ入ってるので行ってみた。 雰囲気は観光客向けのレストランといったカンジだったが、スタッフもカンジが良いし メニューのお値段を見ても安かったので、失敗してもこれならいいかと思い、好きなものを頼む。 まずは水、それからスモークサーモン・カプレーゼ・トマトスパゲッティ・ターキーのカツレツ。 スモークサーモンにはバターを乗せたパンが添えられている。その他に籠にパンも出ているけど。 カプレーゼには揚げた鰯の塩漬けが。スパゲッティはおそらく麺・ソースともにレトルトっぽい。 1番美味しかったのがカツレツ(いちおうミラノ風らしいが分厚かった)。 最後にカプチーノを飲んで温まり(窓際の席はちょっと寒かった)お会計をして、 飲み残した水(1.5ℓボトル)を持って店を出る。ふたりで33.60ユーロ。 ○FASHION(ピッツェリア&リストランテ) Via Torrlani 30 TEL02-66-980-859 ホテルまでは歩いてすぐ。 明日はフィレンツェまで行く。途中パルマで夕食をとる予定。 荷物をパッキングし、風呂に入って眠る。