⑤ドイツでモバイルWifiを利用して 日本からレンタルによるモバイルWifiルーター;Novatel Wireless MiFi2372、を持ってき、主にそのレポートです。 今回でドイツで使用するのは同ルーター2回目です。 使用した機器はiPhone4S、5400mAhモバイルバッテリー2個です。 モバイルWifiルーターのSIMカードはGermany O2。バッテリー容量は1700nAh。 WiFi機器を5台まで同時接続可能。 料金は通信料含めて1日コミコミ980円。オプションの損害賠償保険は、別の海外旅行保険でまかなえると確認できたので未加入。 不意の落下などの破損に対応するために、難燃性かつ通気性のよいレンジフード不織布で覆い、外観の保護に努めました。 通信料は無制限をうたっていますが、規約では「ご利用者が過大かつ過剰な通信(当日を含む直近3日間のパケット通信量が400MB以上)を行った場合、利用中断または利用制限を行うことがあります。」となっておりました。 動画ストリーミングを行わない限り通常使用では問題のない量かと思われます。 わたくしもほぼ1日機会があれば使っていましたがトラフィック制限は感じませんでした。 電波の受信感度ですが、ドレスデンからベルリンへのEC電車での移動中に一部圏外になっていた程度で、ベルリンのUバーン内をはじめとして他はどこでも使えました。 ドレスデンからベルリンの圏外地域は、同時に3G;Vodafone.de、Telekom.de、でも圏外となっている地域であり、キャリア選択でもどのキャリアが表示されないでしたので、Wifi電波特有の現象ではないと思われました。 使ったアプリは一般ネット検索、地図、天気予報、鉄道時刻検索DB Navigator;Uバーンもバスにも対応、ベルリン公共交通検索Fahrinfo Berlin、ホテル予約サイトBooking.com;予約確認書をオンラインで確認できる、な度が上位に上げられます。 使ってみた感想ですが、即時にどこでもオンラインに繋がると言う強みは計り知れない武器でした。 利用頻度の高かったのはオンラインが必須のアプリばかりですから。 ルーターの発熱は多く、長時間連用でカイロ並みの発熱となり、熱誤作動が生じたたこともありやや注意すべき点です。 *このため難燃性かつ通気性のよいレンジフード不織布を利用しました。 *熱誤作動の対応方法もわかり易く説明書に記されていた程です。 トラフィック制限に関しては、動画ストリーミング;3分動画でパケットは数十MB、を頻回にすると規制がありえます。ホテルなどでPCやiPadなに接続する場合などには、ホテルの無線LANを利用したほうがよいかと思われます。 1700mAhのバッテリーの持ちはこまめに電源を切って累積4時間ほど。1日最低1回は充電が必要でした。iPhoneの充電もありますから、5400mAhモバイルバッテリー2個は安心も考えたよい選択だったと言えます。 ドイツ町中でのWifiフリースポットに関してでは、観光をしながらWifiフリースポットが使えるかと言う質問もあるようですが、それはほとんど無理と断言できます。 捕捉出来る電波はあったとしてもセキュリティがかかっているWifiだけです。 最後にiPhoneカメラの面白い利用方法を紹介します。 機内モード以外であればいかなるネットワークに繋がっていなくても撮影地のGPSを捕捉してその情報がExifに書き込まれます。GPSロガーとして使うことも出来ます。 *スクリーンショットにはGPS情報は書き込まれません。
‘使える’iPhoneアプリ、DropBox;無料 ‘使える’iPhoneアプリで忘れてはならないのが、DropBox;無料、です。 同期およびファイルストレージソフトです。 自宅のパソコンの任意ファイルをオンラインを介してiPhoneにもって来れて(同期できて)、iPhone上で閲覧できます。 しかも驚くべきは一度同期すればiPhoneローカルに保存されるため、閲覧はオフラインでも可能です。機内でも、世界中どこであっても閲覧できます。 ファイルはiPhoneが対応している形式ならば閲覧可能です。 *エクセル、ワード、PDF、メモ帳テキスト、mp3、JPG、m4v、など多くのファイル形式が対応しています。しかしながら編集はそれ対応のソフトが必要です。 emlはiPhone標準では閲覧不可ですが、Klammer;85円をインストールすれば閲覧可能です。