11/06/30 01:58

失礼しました

でも、本文中の言葉かと思ったのですが、表題の件ですか?

でしたら、「東北諸藩 『は⇒』蝦夷地である」 という意味ではなくて、「東北諸藩『から⇒』蝦夷地開拓へ行った」という意味ですから、決してのりーたさんリンクのような東北を卑下する意味は全く無いのですが・・・・

北海道では蝦夷(エゾ)という言葉そのものは特に卑しい意味では使われません。
逆に多少の親しみを込められることすらあります。
(蝦夷富士、エゾ松、エゾシカなど)
そうでなければ、蝦夷(エゾ)と呼ばれる北海道そのものはもっと卑下されてしまう事になってしまいます。

北海道史では、江戸末期から明治初期の北海道開発に東北からの多くの移民が貢献した事は事実ですし・・・・
地名の多くも開墾者の出身地である東北の地名が付けられている町が多いです。
北海道の郷土料理と言われているジンギスカンも、元々は東北の郷土料理だったとも言われているようです。

ただ、蝦夷地(エゾチ)には、未開で過疎の非文明地という意味も含まれるので、どちらかと言うと道産子は北海道を蝦夷(エゾ)よりは蝦夷地(エゾチ)と呼ばれる事の方を嫌います。

僕の本文は、江戸末期/明治初期に、国政を担う華やかな舞台へ進んだ藩の人たちと、蝦夷地(未開の非文明地)へ新天地開拓としての移住者が多かった藩と・・・という意味なので、あえて蝦夷(エゾ)では無く、蝦夷地(エゾチ)にしたのですが・・・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%9D%A6%E5%A4%B7%E5%9C%B0
http://ja.wikipedia.org/wiki/蝦夷地

ただ、東北は蝦夷地である(という意味では無いのですが)という意味に取られて、そこに不快感を感じる方がいらっしゃるとは思ってもみなかったので、おわびします。

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1件のコメント

  • 11/06/30 10:29

    やはり気になったので調べてみました

    『蝦夷地』は、地名(旧称)ですからどうしようもないとして、蝦夷とだけ書いた時には北海道以外では蔑称と受け取られるのか、あるいは蝦夷はエミシと読むのが通常の読み方で、エゾと読むのは一部だけなのかと、気になったのでちょっと調べてみました。

    もし道産子が、それは一般的には蔑称だという事を知らずに、身近な自然に親しみと愛着を込めて蝦夷(エゾ)の名を付け、自分のふるさとを自ら蔑称で呼んでいるとしたら、あまりにも世間知らずと言うか悲しい存在になってしまうので・・・。

    北海道では、蝦夷富士(雄大で美しい)、蝦夷鹿(メンコイ=可愛い)、蝦夷山桜、蝦夷松、エゾナキウサギ、エゾサンショウウオ、エゾアワビなど、地域の自然や動植物に親しみを込めて蝦夷(エゾ)の名を付ける事が多いんですが、飲食店も蝦夷の名をつけているところはかなりあるようです。
    (蝦夷御殿、蝦夷ラーメン、蝦夷前寿司・・・・など)

    酒で蝦夷誉や、レーシングチーム蝦夷といった、蝦夷という名前に一種のプライドを含めて団体名・商品名にしているケースも見受けられます。

    やはり蝦夷(エゾ)は、単に地域(現北海道、旧蝦夷地)を指し
    (蝦夷鹿=蝦夷に居る鹿、蝦夷山桜=蝦夷で咲く山桜、蝦夷富士=蝦夷にある富士・・・・など)、

    蝦夷をエミシと読んだ時には、大和朝廷時代に差別待遇を受けていた人・人種を指し、地域は特定しないのではないかと思われます。

    蝦夷と書いた時に、エゾと読むのが一般的かエミシと読むのが一般的かは調べようが無かったんですが、蝦夷富士(正式名羊蹄山)、蝦夷松、蝦夷鹿などの愛称がかなり一般的に全国で通じ、本州各地でも蝦夷/エゾの名を付けたレストラン(居酒屋)があるようなので、蝦夷はやはりエゾと読むのが一般的なのではないかと、勝手に思っています。
    (蝦夷地はエゾチしか読みようがないですが・・・)

    たとえ一人でも、僕の投稿で不快感を覚えた方が居たという事は投稿者である僕の責任ですけど、ただ既に愛称や正式名(旧地名)として定着している蝦夷/蝦夷地という言葉が使えなくなると、支障が出てくる人たちや団体も相当あるのではないかと思われます。

    ウチの地域では蝦夷は蔑称として使う、ウチの地域で蝦夷と書いてあったらエミシと読むという方々からのご指摘もよろしくお願いします。

    確かに、自分自身が育った環境での先入観が強くて(蝦夷/エゾという言葉が身近過ぎて)、他の地域の方々との感覚の違いが大きいのかも知れません。

    今後、僕自身の蝦夷という言葉の使い方の参考にさせて頂きたく思います。

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    世界遺産になった藤原三代の頃、奥州から北は蝦夷地と呼ばれていた・・・

    >蝦夷をエミシと読んだ時には、大和朝廷時代に差別待遇を受けていた人・人種を指し、地域は特定しないのではないかと思われます。

    そう呼んだのは関東以西の人なので、差別的であったであろう事は容易に想像できます。
    さらには頼朝が難癖つけて奥州藤原氏を滅亡させたので、歴史から抹殺しているようです。

    http://members2.jcom.home.ne.jp/8240bl/03hstjp/04fjwr/hstjp4.html

    ただ、今も東北の人が、差別語と感じられるとは思いもよりませんでした・・・
    逆に、現在の東北を蝦夷と言う人も、周りには先ずいませんので・・・

    >ただ既に愛称や正式名(旧地名)として定着している蝦夷/蝦夷地という言葉が使えなくなると、支障が出てくる人たちや団体も相当あるのではないかと思われます。

    レベルが低い話で恐縮ですが、PCの漢字変換で直ぐ変換できるので、差別語とは思いませんでした。