ラスベガス・ウォシュ グーグルマップでラスベガスの地図を表示した後、サテライトのビューを加えて見て下さい。 US95号線が北西から伸びてきていますが、その右側が白っぽいのにお気づきになると思います。その白いのがラスベガス・(ドライ)ウォシュです。その両脇にある山から流れ落ちてきた水がラスベガス・バレー(日本語だと谷より盆地のような地形です)に北西から流れ込むと、デルタのように広がるのですが、そのデルタのように広がるところに街を建ててしまったので、街中はコンクリートで固めたFlood control channelという人工の水路を通ります。普段は殆ど水は無いかあってもかなりの浅瀬です。 流れ込む先はコロラド川ですが、人工のミード湖が造られてしまったので、現在はミード湖に流れ込みます。 ラスベガス・バレーのその他のドライウォシュも、水は殆ど全てコロラド川に最終的には行き着きます。 前述の白い部分は未だコンクリート化されていないアッパー・ラスベガス・(ドライ)ウォシュが残っています。一部の水は地下に潜って流れています。 下流の東側に行くと一時は崩壊されてしまったけれど近年再生の動きが強まって、再生されたローワー・ラスベガス・ウォシュがあります。こちらはお水が年中ありますが、都会を通って来ているのでペットの糞などでお水は汚染されているので触ってはいけません。が、このエリアは湿地となっていて公園のように整備されて、訪れることが出来ます(アッパーも訪れることが出来ますが特に整備とかはされていません)。 http://www.clarkcountynv.gov/Depts/parks/Pages/wetlands-park.aspx 砂漠の中の湿地帯というのも面白いのではと思います。お水が流れ込む先は、他のスレッドで話題に上がったレイク・ラスベガスを経て、そしてレイクミード(コロラド川)です。グランドサークルに向かう時レークミードのルートで行かれるなら、流れ込むところが見ることが出来ます。 余談ですが、ラスベガスの西側にある山はスプリング・マウンテンズですが、このスプリングは“泉”のスプリングで、雪解けの水とともに泉の水もウォッシュに流れこみます。が、なぜかチャイナタウンでは、スプリングを“春”の方だと勘違いしていて、中華街がある通りの名前がスプリング・マウンテンなので「春山」のサインがあちらこちらに掲げられています。本当は「泉山」なんですが、、、(笑)
Re: ラスベガス・ウォシュ びびクンさん、、 ラスベガス・ウオッシュですね。私はラスベガスリバーと勘違いしていました。 グーグルで私も時々ラスベガスや近郊のこうしたワジ部分をよく観察していました。 その中でもひときわ興味があったのがこのラスベガス・ウオッシュです。 他は大雨直後以外は枯渇した河川なのに、ここは水量がラスベガス付近では豊かですよね。 また他のドライ・クリークのような箇所も大きな砂防ダムなどが完備されていますね。 私は小さい頃からこうした河川や河川に関わる土木建造物が大好きでして。 子供の頃は近くの砂場(公園ではなく知り合いの土木会社の)では春に砂場の上にある残雪のおかげで小さな川が出来るのですが、残雪が少なくなるとワジ、それこそドライクリーク状態でして、 あの頃からワジにすごい興味が湧いてきたのです。 さて、このラスベガス・ウオッシュは教えて戴いたように市街地では人工河川の水路を通過していますね。 グーグルでは住宅街の合間を他のドライウオッシュと同様にぬう様に流れ、所々でゴルフ場や公園もありますね。 ラスベガスでレンタカー返却後は暫く滞在なので、河川探検と行きたいですが、 この日本人何やってんだ??と不審に思われるでしょうかね?? グランドサークルの絶景も楽しみですが、こうした趣味も楽しみです。 あとやはりバージン川はすごいですね。あのような乾燥した大地を細々と流れてコロラド川へ。 バージン川の写真も色々撮影したいです。 って、そんなことばかりやっていたらキャニオンランズにレンタカー契約期間内に行けるのやら??
ドライウォシュに鉄砲水 他のスレッド書いていて、思いだしました。 http://bbs.arukikata.co.jp/bbs/tree.php/id/516409/-/parent_contribution_id/381598/ こちら↑に書いたスプリングス・プリザーブで、砂漠に雨が降ってドライウォシュに鉄砲水が押し寄せるところを再現した展示があります。本当に水が流れてきます。 スプリングス・プリザーブは園内の外の部分を散歩、探索するには無料ですが、建物内の展示には入場料を払います。ドライウォシュに水が流れてくるのは有料部分です。 http://www.springspreserve.org/