イタリアアルプスなら スイスアルプスと違ったイタリアアルプスの魅力は何か。 それは景観の明るさとホテルの魅力だと思います。 アルプスの南側だから太陽に恵まれ、果物は豊富でワインは美味い。 そして親切で快適なホテルやペンションが多い(特に南チロル地区)。 食事が美味くて宿泊料の高くないホテル(スイスと比べると格段の差)、のんびりとゆっくり滞在するには最高である。 モンブラン(モンテ・ビアンコ)やマッターホルン(モンテ・チェルヴィーノ)の南側のアオスタ谷 Valle d'Aosta もすばらしいが、ここではドロミテ(ドロミーティ)地区について書きます。 ドロミテ(ドロミーティ)地区。 世界遺産に指定され、いささか派手で賑やかではあるが、この景観はここにしかないものであり、世界中の山好きに人気があるのも尤もである。 初めて行くのなら(特にミラノから行く場合)、ガルデーナ谷 Val Gardena を薦める。 ボルツァーノ Bolzano(ドイツ語地名はボーツェン Bozen)から SADバス 350番か170番でオルティセイ Ortisei(ザンクト・ウルリッヒ St.Urrich)まで1時間ほど。 SADバス http://www.sii.bz.it/ ガルデーナ谷のリゾートは、下からオルティセイ、サンタ・クリスティーナ S.Cristina 、セルヴァ Selva Gardena(ヴォルケンシュタイン Wolkenstein)とあるが、オルティセイかセルヴァ滞在をを薦める。 オルティセイは交通の便がよい(アルペ・ディ・シウージ Alpe di Siusi へのゴンドラはここから架かっている等)が、夏の最盛期は大変に混み合う。また、谷が狭まっていることもあり、山の斜面にあるホテルへの行き来は(路線バス利用の場合は)ちょっと大変である。 セルヴァは、峠に近く明るく開けた所であり、ガルデーナ谷では収容力が一番ある。 最低3泊はして、ケーブルカーなどの文明の利器を利用してのんびりと山歩きをしたいものである。 ホテルは、ハーフボード(2食付き)を薦める。(この場合、最低3泊以上という条件のホテルが多い。) Booking.comなどの予約サイトで扱っているホテルは非常に少ない。したがって、観光局のサイトで調べて、直接ホテルに問い合わせするのがよい。 最盛期(7月下旬から8月中旬)でない限り、直接現地へ行ってホテルを探してもよい。(この場合、午前中の到着が望ましい。また観光局の営業時間に注意のこと。) ガルデーナ谷の観光局のホームページ http://www.valgardena.it/ このガルデーナ谷の観光局のホームページは非常に充実しており、あらゆる情報を得ることができる。ここからリクエストするとホテルのカタログを1週間程で届けてくれる。 蛇足だが、 ボルツァーノ滞在は薦めない。標高が低く、町中なので夏は暑い。また安くて良いホテルはない(と思う)。 カナツェイ Canazei は、ファッサ谷 Val di Fassa のリゾートで、すばらしい所だが、交通の便(路線バス)が悪いのと、下からの眺めがあまりよくない。 以上のような理由で、ミラノから初めてドロミテ(ドロミーティ)地区を訪問する場合は、ガルデーナ谷 Val Gardena を薦めます。
ありがとうございます みなさま、様々な情報をありがとうございます。 御礼が遅れて大変申し訳ございません。 アルプスといえば、恥ずかしながらマッターホルン(姿は思い浮かびます)、モンブラン(名前は浮かびます)、ハイジくらいしか想像できない私には、とてもありがたかったです。 ドロミテ…すばらしいところですね。 行ってみたくなりました。また、急行もとても魅力的です。アルペ・ディ・シウジのお花畑も…むむむ。 滞在期間なのですが、飛行機は含めず、一週間(7日か8日)です。たしかに一日でも長くいた方がよいようですね。自分もできるだけそうしようと思います。 アルプスへ行こうとすると、フィレンツェは、はずした方が良さそうですね。 イタリアのアルプスのよさと、スイスのアルプス…。 スイスは物価が高いとは聞いていましたが、やはりそうなのですね。 ちょっと国境を越えるのもいいかなとも一瞬思ったのですが…。 提示していただいたすてきな画像や資料を見ながら、山方面については検討していきたいと思います。 ありがとうございます。
伊側からのマッターホルン(チェルヴィーノ)も美しいです フィレンツエも悠々日帰りできますので、行きたければ行かれるといいかと。 古い街はベネチア、フィレンツエに各1日、アルプスで5、6日という風に。 ただ、日帰りは移動時間が倍になりますから、一筆書きに回ると能率的です。 ツエルマットも日帰りできるくらい近いのですが、スイスの物価高を実感する旅となります。ツエルマットへの列車代がすごく高いのです。 アオスタのイタリア側から見ると、交通費は3分の1以下で済みます。伊側からは裏マッターホルンのいわれていますが、地元の方はこちらが表だと言っています。 名前もマッターホルンなんて変な名でなくチェルヴィーノだと。 イタリアに行かれるのですから、今回はイタリア側から見るのをお勧めです。 ”マッターホルン”を見るのはスイスに行ったときでいいかと。