確かに多くの国のチャーター便はエジプトと欧州本土間の輸送でしたが アメリカ政府はデルタ航空機材を調達してますよ。確かにチャーターしたのはエジプトと近郊の欧州都市間で、その先は旅行者の自己責任ですが。 オーストラリア政府はカンタス航空をチャーターしました。カンタス航空はエジプトに定期便を飛ばしていないんです。「カイロ航空に降りたクルーはいない」とか「コストがかかりすぎ」なんて言い訳せずに、自国民を助けに燃費の悪いジャンボを飛ばしましたよ。政府がチャーターしたのはエジプトと欧州間だけで、政府としてはそこから先は自己責任でしたが、カンタスは企業判断で、エジプトからの退避者を欧州からオーストラリアまで無料で運び、危機にさらされた自国民仲間を無事に帰国させました。 カナダもエアカナダが行きました。エアカナダカンタス同様エジプトに定期便を飛ばしていないので、自社どころか契約の地上職員さえもいないんです。カナダ人は機体に描かれたエアカナダの文字とロゴを見て涙してました。「カナダ最高」と。 あと他にも、各国政府がチャーター便を調達しましたが、チャーター便のクルーはカイロ空港初めての人もいたことでしょう。 だからJALは生ぬるいとか言われるんですよね。 せめて、ローマから日本まで、エジプトからの日本人退避者を無料で運んだりしていたら、お株が上がったのに・・・おっと失礼、JALは高コスト体質が響いて会社再建中、ローマ-日本路線撤退していたんでした。どうりでコストがかかりすぎて、エジプトまで邦人保護輸送に行けないわけですね。
1人3万円ちょっとを惜しんで、評判を落とす、民主党政権らしいです(笑)。 びびクンさん、詳しい情報、ありがとうございました。 JALは、肝心な時には、逃げる会社です。 労働組合が、強すぎて、馴れ合いで仕事をしていて、 結局、会社を潰してしまいました(涙)。 民主党政権としては、 「世界中どこにいても、トラブルになった国民を政府は助ける」 という覚悟を見せたらよかったでしょう。 そうすれば、国民は、民主党政権に、信頼を持つ人もいたでしょうね。 まあ、今では手遅れだと思いますが(笑)。 一機700万円、3機で2100万円、 こんなものは、在外公館が高級ワインを飲んだり、パーティしているのをやめれば、 すぐに出る金です。 菅首相が、ダボス会議に出ただけで、何億もの金がかかったとか(涙)。 一人当たり3万円ちょっとを惜しんで、 国民の信頼を得るチャンスを捨ててしまう。 まさに、民主党政権の無能さを表しています。 国民が国家に信頼を持つこと、 「国内でも、国外でも、トラブルがあれば必ず政府が助けてくれる」 という気持ちを、少々の金を取る事で捨てる。 これでは、政治家とはいえませんね。 みどりのくつした